値上げ前提を受け取られる人事をやったのは問題だが首長がこの発言はアウト。
国立大学の授業料を150万円はさすがにおかしいだろう。というかそもそも一律である事が問題であって、大学によって本来は授業料を変えられるようにするのならともかく私学の側から150万円と一方的に値上げと言ってくるのはおかしい。それが許されるのなら民間大学の授業料も同じく国が150万円にすると決めたらどうするのだろうか?慶応大学は恐らく大反対だろう。医学部は高い授業料を取らなければ破綻するだろう。そもそも国立大学は今や独立行政法人であって本来国が授業料を一律で決めているのがおかしいのだ。昔の様に完全に国の管理下では無いのだから大学が大学の置かれた状況と市場価値から勘案して授業料を自分達で決めるべきだ。少なくとも私学はそうしているのだから国立大学もそうすべきだ。その意味においては3倍の値上げを提案する慶應の学者もおかしいのだが。