ちょっと、体調により、連れ合いに車をだしてもらい、国宝展に行ってまいりました。
久しぶりに、仏像が見たい!という思いにて。
でも、今回は、意外にも、生まれて初めて、「土偶いいな~」と、一番 印象に残りました。
今回は、「祈り」をテーマにしており、多彩な種類の国宝を拝見したのですが、そのなかで、土偶の、とてもシンプルな祈りの形に 人の原点を感じ、また、その素朴なだけに ストレートに伝わる 万人に同じ思いの祈り。
素敵だな~と思いました。
ちなみに、写真のポストカードの単体のものは、安産を願った女性の象徴の土偶。(お尻がどっしり丸くて^^)
そのほか、「祈り」という概念のまだない、縄文時代に、両手を合わせている土偶(写真上部のハガキの一番左側)や、 縄文のビーナスなどは、すばらしいバランスの女性の造形(デザイン)をしており(写真上部のハガキの中央)、さかのぼるほどに、進化していない 簡素で劣っているもの というイメージをまったく覆されました。