「やきものが好き、浮世絵も好き」展開催中の根津美術館。
以前、燕柄のそば猪口をご紹介しましたが(コチラ)、ミュージアムショップには新しい三寸皿が入荷されていました。

そのなかから3種類をセレクトして買ってきましたのでご紹。介します(一部、一緒に行った友人が買ったものも混ざってますが)。
まず、うさぎ柄の三寸皿。

もうひとつ、うさぎが飛び跳ねているような図柄もあります。
青磁の青も涼しげで、これはかなりのおすすめ。
そば猪口をセットにもなる燕柄は、以前からありますが三寸皿は今回初の購入。そば猪口とセットで使うとしゃれています。

ちなみに、そば猪口はこんな感じです。

そして三つ目はめだか柄。

これねえ、かなりいい味を出してますでしょ。
めだかの位置がお皿によって違うのですが、わたしはこの、真ん中へんまで泳いできた感じがいいと思いました。もうちょっとふちにいるのもあります。
これ、なにか載せてしまうとただの白いお皿にしか見えないのですが、取り上げてめだかがでてきたときの「あ!」という感じがほほえましいですね。
爽やかな遊び心を感じます。
どれも、手書きなので味わいがありますし、同じ柄でも少しずつ雰囲気も違います。
お皿によって微妙に値段が違うのですが、うさぎ柄1350円、燕柄1200円、めだか柄1000円でした。三寸皿ですので、直径約9センチです。
そば猪口のときにも書きましたが、燕柄で楕円形のお皿やストラップがあったり、めだか柄でマウスパッドなんかもあったり、小皿でも燕子柄や桜皿があったりと、かなり選択肢が広いです。
企画展が「やきものが好き、浮世絵も好き」展ということで、やきもの好きが集まることを見越して新作も増やしたのかもしれません。
その「やきものが好き、浮世絵も好き」展ですが、これ、キャッチコピーじゃないんです。展覧会のタイトルなんです。かなり冒険してますね。

なかなかタイトルが決まらなくて、チラシの発注なんかもしなきゃいけなくなって、「ええいままよ、そのまんまでいっちゃえ!」という感じで決まったんでしょうか。
それはともかく本展は、山口県立萩美術館・浦上記念館の所蔵品の中から、唐三彩や古染付、高麗青磁などの東洋陶磁130点と、浮世絵(初期から黄金期まで)62点の計192点を紹介するというものです(展示がえあり)。
古染付は、つい先日、出光美術館の「古染付と祥瑞」展でおもしろい作品をたくさん見たのが記憶に新しいのですが、今回展示されている古染付もやっぱりゆるかわワールドでした。
古染付は、明時代末期の景徳鎮(けいとくちん)で作られ日本に輸出された磁器で、日本の茶人が発注したと考えてられているようです。
古染付のまとまった画像は石洞美術館HPに掲載されているので、コチラをご覧ください。
古染付が日本人向けに作られていたのだとすれば、やっぱり昔から日本人はゆるかわなものが好きだったんですね。昨今のゆるキャラブームは今にはじまったことではないことが実感できます。
今、中国の工場でゆるキャラのぬいぐるみなどのグッズを作っている中国人の方で「日本人ってこういうのが好きなのかなあ???」と頭をひねっている方も少なくないかもしれませんが、当時の景徳鎮の窯場で働いていた方々も、「日本人ってこういうのが好きなのかなあ???」と思いながらゆるい製品を作っていたのかもしれません。
古染付はほんと、ちょっと変でちょっとかわいいくて、今の日本人の感覚にもあうと思います。
そのほか、浮世絵のほうでも春信、清長、歌麿、写楽、北斎、広重と堂々のラインナップが並んでおり、オーソドックスな印象はありますが、品のよい作品(←エロ・グロ系はないです)が並んでいます。
今の季節、NEZU CAFEから見るお庭も、緑豊か。

ミートパイもおいしかった!

おそらく、それほどめちゃくちゃ混まないとは思うので(スミマセン)、肩の力を抜いて作品を見ながら、緑を楽しんでのんびり過ごすにはかっこうの展覧会だと思います。
美術にそれほど興味がなくても楽しめるので(たぶん)、休日のデートなんかにもおすすめです。
おまけ:お庭のクロマツ。よく手入れされてます。

以前、燕柄のそば猪口をご紹介しましたが(コチラ)、ミュージアムショップには新しい三寸皿が入荷されていました。

そのなかから3種類をセレクトして買ってきましたのでご紹。介します(一部、一緒に行った友人が買ったものも混ざってますが)。
まず、うさぎ柄の三寸皿。

もうひとつ、うさぎが飛び跳ねているような図柄もあります。
青磁の青も涼しげで、これはかなりのおすすめ。
そば猪口をセットにもなる燕柄は、以前からありますが三寸皿は今回初の購入。そば猪口とセットで使うとしゃれています。

ちなみに、そば猪口はこんな感じです。

そして三つ目はめだか柄。

これねえ、かなりいい味を出してますでしょ。
めだかの位置がお皿によって違うのですが、わたしはこの、真ん中へんまで泳いできた感じがいいと思いました。もうちょっとふちにいるのもあります。
これ、なにか載せてしまうとただの白いお皿にしか見えないのですが、取り上げてめだかがでてきたときの「あ!」という感じがほほえましいですね。
爽やかな遊び心を感じます。
どれも、手書きなので味わいがありますし、同じ柄でも少しずつ雰囲気も違います。
お皿によって微妙に値段が違うのですが、うさぎ柄1350円、燕柄1200円、めだか柄1000円でした。三寸皿ですので、直径約9センチです。
そば猪口のときにも書きましたが、燕柄で楕円形のお皿やストラップがあったり、めだか柄でマウスパッドなんかもあったり、小皿でも燕子柄や桜皿があったりと、かなり選択肢が広いです。
企画展が「やきものが好き、浮世絵も好き」展ということで、やきもの好きが集まることを見越して新作も増やしたのかもしれません。
その「やきものが好き、浮世絵も好き」展ですが、これ、キャッチコピーじゃないんです。展覧会のタイトルなんです。かなり冒険してますね。

なかなかタイトルが決まらなくて、チラシの発注なんかもしなきゃいけなくなって、「ええいままよ、そのまんまでいっちゃえ!」という感じで決まったんでしょうか。
それはともかく本展は、山口県立萩美術館・浦上記念館の所蔵品の中から、唐三彩や古染付、高麗青磁などの東洋陶磁130点と、浮世絵(初期から黄金期まで)62点の計192点を紹介するというものです(展示がえあり)。
古染付は、つい先日、出光美術館の「古染付と祥瑞」展でおもしろい作品をたくさん見たのが記憶に新しいのですが、今回展示されている古染付もやっぱりゆるかわワールドでした。
古染付は、明時代末期の景徳鎮(けいとくちん)で作られ日本に輸出された磁器で、日本の茶人が発注したと考えてられているようです。
古染付のまとまった画像は石洞美術館HPに掲載されているので、コチラをご覧ください。
古染付が日本人向けに作られていたのだとすれば、やっぱり昔から日本人はゆるかわなものが好きだったんですね。昨今のゆるキャラブームは今にはじまったことではないことが実感できます。
今、中国の工場でゆるキャラのぬいぐるみなどのグッズを作っている中国人の方で「日本人ってこういうのが好きなのかなあ???」と頭をひねっている方も少なくないかもしれませんが、当時の景徳鎮の窯場で働いていた方々も、「日本人ってこういうのが好きなのかなあ???」と思いながらゆるい製品を作っていたのかもしれません。
古染付はほんと、ちょっと変でちょっとかわいいくて、今の日本人の感覚にもあうと思います。
そのほか、浮世絵のほうでも春信、清長、歌麿、写楽、北斎、広重と堂々のラインナップが並んでおり、オーソドックスな印象はありますが、品のよい作品(←エロ・グロ系はないです)が並んでいます。
今の季節、NEZU CAFEから見るお庭も、緑豊か。

ミートパイもおいしかった!

おそらく、それほどめちゃくちゃ混まないとは思うので(スミマセン)、肩の力を抜いて作品を見ながら、緑を楽しんでのんびり過ごすにはかっこうの展覧会だと思います。
美術にそれほど興味がなくても楽しめるので(たぶん)、休日のデートなんかにもおすすめです。
おまけ:お庭のクロマツ。よく手入れされてます。
