新令和日本史編纂所

従来の俗説になじまれている向きには、このブログに書かれている様々な歴史上の記事を珍しがり、読んで驚かれるだろう。

 津軽弁と古代海人族

2019-09-17 09:52:48 | 新日本意外史 古代から現代まで

        津軽弁と古代海人族
熊をオヤジ、山者をマタギと呼ぶのは東北全体だが、船頭を弁財天とよぶのはアイヌ語でも同じ。
(宝)船に乗って日本列島へやって来た人間、つまり古代海人族が列島各地に住み着いて和人となったという意味。
宝船には、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋が乗っていて、顔からも想像できるが、中国系、インド系、アラブ系、ポリネシア系等と
長頭型や短頭型と、様々な民族が居る事が解る。
そこで日本語の原型だが、古代ヤマト言葉に相似しているのが、邪馬台国系だと謂うが、渓谷をガロとか、多大をテペイ、深山をカチカチ、猫をチャペ、蛾をバケラコと呼ぶなどは、
これは明らかに古代アラブ語その儘なのが非常に興味深い。
そして、津軽弁のイントネーションが驚くほど似ているとも言われる。
縄文時代から半島や大陸勢力に武力征服されて、弥生時代に変わった時の日本人種は、百余にも別れていたというし、あくまでも単一民族ではないと主張する
「津軽異種」説は、津軽のみである。現在は広く日本語の中にも使われている津軽弁と和語との対比によって、古来からこの日本列島にはアラブ系の人種も多く漂着し、
大陸勢力によって、北へ追い寄せられ集団で住んでいたことを解明する。
かっては、本州の北辺に「津軽王朝」として栄えていた、日本原住民の言語だが、現代用語になっているものも多くある。
以下は何千とある単語の中から、ごく一部を掲載した。
童  ワラシ(このワラシャンド、おら所のワラシ等と使う)
妻  カガ(訛ってカカアとも使われる)
夫  テデ
乞食 ホイド(物貰いだったから、ホイドのようなことはするなと使う) 
霊媒 イタコ(恐山の交霊師が有名)
独身 ヒンズリコキ(妻が居ないので淋しく自慰をすることで、センズリともいう)
大工 タクミ(匠として、職人の最高峰となっている)
女  メンタ(うるさいメンタだ等と当惑語になっている)
旅人 ドサメ(旅回りの商売人をドサマワリという)
役者 ネナシ(旅から旅で定住できぬため、根無し草と見下げた言葉)
踊子 シラビョウシ(静御前が有名だが、原住民限定職) 
馬追 マゴ(古来より牧場があった、相馬馬子唄が有名)
快楽 アジマシ(新しい家でアズマシイね、ジとシが訛って使われている)
娘  メラス(あのメラスッコ等と使う)
粗忽者 チャカシ(チャカチャカしねで、落ち着け等と使う)
弟  オンズ(お前えんとこのオンチャンと敬意を表す。オンジンともいう)
汝  ナ(ナの家は何処だ、ナは何て名だ、等と使う)
多い テペイ(あいつはテイッペイごろついていった、等と使う)
激しい スコタマ(スコタマぶん殴られた、等と使う)
恥かく ゴザラシ(山田の息子は、会社でスコタマゴザラシた、等と使う)
意地  ジョツパリ(あいつは何時もジョツパッてる)
尻  ドンズヅ(ドンズマリとかドンズの穴と使う)
寒い シバケル(今日の夜はシバレルなぁ等と使っている)
驚き ドッテン(いきなり来たのでドッテンこいた等と使う)
頑張る ケッパル(運動会などで「太郎ッ、そらケッパレケッパレ」)
早言葉 クチャベ(そんなにクッチャベれば、さっぱりわがらね)
自慰 ヒンズリ(先住民奴隷が妻帯も出来ず、淋しく自分で処理した)
酒 ミキ(御をつけておみきという)
銭 ゼンコ(ぜに、ぜんこ等とも使う)
頭を下げる コマル(こまがる、かがまるに転化している)
強情 コンボホリ(そんなに何時までもゴンボホリするでねえ)
出来ない マイネ(そんなことマイネよ)
追手 ボッテ(早く逃げねばボッタクラレルぞ)
雪解け ダンキ(今日もダンキだから春は近いぞ)
後記
 
津軽弁と越後弁は同種同族だから、似通った言葉で通じるが、九州となると古代朝鮮新羅系人間が多く住む北部と、
古代朝鮮高麗系人間が多い薩摩ではやはり身振り手振りを入れなければ会話が出来ない。
 人種が入り交じり、国境が錯綜している欧米人が会話の合間に大袈裟なジェスチャーを挟むのもやはり同じことである。




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