発見容易
登頂可能
説明板あり
駐車場あり
トイレあり
お勧め度:
1.基本情報
所在地
山梨県甲府市下曽根町923
現況
古墳
史跡指定
国指定史跡
史跡名:銚子塚古墳附丸山塚古墳
指定日:昭和5年2月28日
出土遺物が見られる場所
2.諸元
築造時期
5世紀初め
墳丘
形状:円墳
径:72m 高:11m
段築:2段築成
葺石:
埴輪:あり
主体部
竪穴式石室
長さ:5.55m 幅:1.05m 高さ:0.85m
出土遺物
周堀
あり
3.探訪レポート
2018年11月7日(水)甲信古代史探訪 その9
この日の探訪箇所
川柳将軍塚古墳 → 姫塚古墳 → 長野県立歴史館 → 千曲市森将軍塚古墳館 → 森将軍塚古墳 → 弘法山古墳 → 松本市立考古博物館 → 山梨県立考古博物館 → かんかん塚古墳 → さかづき塚 → 丸山塚古墳 → 甲斐銚子塚古墳 → 岩清水遺跡 → 岡銚子塚古墳 → 盃塚古墳 → 花鳥山遺跡 → 釈迦堂博物館
⇒前回の記事はこちら
かんかん塚とさかづき塚に捕まってしまいましたが、軌道修正して銚子塚古墳を目指しましょう。
おーっ、でかい墳丘が現れました。
でもこれは銚子塚古墳の後円部ではなく、銚子塚に隣接した丸山塚古墳という円墳なんですね。
5世紀初めに造られた直径が72mもある大型円墳で、円墳としては山梨県内で一番大きく、全国を見渡してもかなり大きい部類に入るのではないでしょうか。
墳丘に登ります。
墳頂、広いね。
竪穴式石室の場所が明示してあります。
石釧が出土したということですが、もしそれが遺骸の腕部分から見つかっていて、しかも説明板に書かれていないように鉄鏃も見つかっていなければ、この被葬者は女性です。
また、壁面に赤色円文が施されていたということですが、そうなると、装飾古墳の仲間になりますね。
先ほどからチラチラ見えている銚子塚古墳。
これらの古墳の北側は少しだけ土地が低くなっていますが、丘陵上の古墳というわけではないです。
周溝。
これは無残だ・・・
写真の方はなんとか見れますね。
近くには多くの遺跡があります。
先ほど博物館で見た、ホーケーシューコーバー垂涎の遺跡、上の平遺跡も写っていますね。
では続いて、銚子塚古墳へ登りますよ。
※後日註:2019年3月13日にクラツーでご案内した時は良い天気で、丸山塚古墳からはこのような眺めを楽しめました。
ついでに言うと、クラツーのこのコースはランチがとても美味しいのです。
季節のデザートがまた俊逸でヴォリュームもあります。
でも、コロナ以降はこのコースはご無沙汰しております・・・
あるお客様から「稲用先生のツアーは食事が今一だよね」と言われたことがあるのですが、決してそのようなことはございません!
しかし、いろいろな都合があって食事の予算を削るということもないわけでもなくて、えー、そのー、あのー・・・
⇒この続きはこちら
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