日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

舟塚山古墳|茨城県石岡市 ~関東・東北で2番目に大きい前方後円墳~ 【常陸古代史探訪】

2019-10-06 15:29:38 | 歴史探訪
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 府中愛宕山古墳を見学した後は、そのまま徒歩で舟塚山古墳(茨城県石岡市北根本)を目指します。

 歩いてもすぐの場所にありますよ。



 近づいてきた。



 一昨年来たときは後円部のすぐ近くまで車で行ったのですが、今日は少し迂回して前方部側から近接してみましょう。

 周溝跡も広いですねえ。



 お!

 一番好きなアングルが見れた!



 でかいですなあ。

 墳丘長186メートルもある関東・東北で2番目の大きさの前方後円墳ですよ。

 もう一度周溝の幅を確認。



 では、前方部から墳丘に取り付きますよ。



 舟塚山古墳は大雑把に言って東西の軸線です。



 北側の眺望。





 前方部から後円部を見ます。



 おや、前回来たときは気づきませんでしたが、霞ヶ浦が見えますね。



 現在は古墳から南東方向に2㎞ほど行かないと湖にたどり着きませんが、往時は古墳の乗っている丘の南側(恋瀬川)のあたりは湖(というか、香取海という太平洋の入海)だったはずなので、香取海から舟塚山古墳の巨大な横腹が望見できたはずです。

 その光景こそ、まさしく舟塚山古墳の被葬者が見てほしかったものなのです。

 後円部。



 後円部にある塚のようなものが気になります。



 墳頂。



 今度は電車が見えます。



 常磐線の高浜駅が意外と近くにありました。

 舟塚山古墳は公共交通機関でも来やすいというわけですね。

 このアングルも素敵。



 というわけで、やはりこの古墳はいいですねえ。

 墳丘を降ります。



 説明板は後円部側にありますよ。





 では、駐車場へ戻ります。

 なんか気になる分かれ道。



 馬頭観音ですね。

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*     *     *


 ついでに、2017年4月15日に探訪した時の様子も簡単にご報告します。

 駐車場に到着しました。



 舟塚山古墳が見えています。



 横着して、舟塚山古墳の近くまで雷電號で行ってみます。

 古墳の前のちょっとしたスペースに何とか駐車。



 さきほどの専用駐車場に停めて歩いてくることをお勧めします。

 墳丘へ登ります。



 歩き出して早々、雷が鳴り始めた!



 墳丘上にいたら、雷様の格好の餌食になるじゃないですか!



 私の車は雷電號ですが、雷には撃たれたくない。



 雷に撃たれたことによって身体が不自由になってもその後活躍した戦国武将がいましたね。



 私の身体はそんなに強靭ではありません。



 ある種、狂人ではありますが。



 急いで撮影して帰ろう!



 というわけで、後円部にある神社。



 いやー、墳丘の上で雷鳴を聴くのは怖いですねえ。





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1 コメント

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Unknown (りひと)
2019-10-07 17:13:00
どんぴしゃ!
雷きたんですね!愛車のお名前から絡んでくるとは思ってましたし、さっき書いたコメントでも雷で愛宕いけなかったとかあったんで妄想してましたけど笑いました。何かありますね!

でランキングのお名前場所でも甲斐も白石も雷もあったしなんか鯰の気配って思ったんですよね。
この前行ったのが山梨の等々力って所でしたけど地名からナマズっぽくって。でまた石岡って言ったら豊玉姫いますよねー!

狭穂姫命で繋がりそうに思いますよ。
崇神が飛鳥に雷さん連れてくるように言ったんだっけなあ?どうも蜂だっけなあ?奈良の針の付く場所でもなんかナマズっぽく思ったんですよね。話はぶっ飛んでいてすみません。

確信石岡と甲斐と奈良は繋がってますよ。水神さんでもあるのでそうだ石岡にお不動さんいないかな?
石岡行きたいんですよね。行った時にはこちら参考にいたしますね。
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