日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

飛鳥水落遺跡・明日香村埋蔵文化財展示室|奈良県明日香村 【飛鳥の史跡探訪 ⑧】

2019-03-14 13:18:49 | 歴史探訪
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 飛鳥寺の参詣を終えたので、あとは橿原神宮前駅まで戻ります。

 路線バスもあるようですが、あまり遠くないので歩きましょうか。

 おっと、遺跡を見つけてしまった。



 飛鳥水落遺跡だ。

 ほー、ここに水時計が置かれていたんですね。



 しかし、飛鳥は日本書紀に書かれていることが数多くリアルに残っていますね。



 リアル日本書紀ワールド。



 昭和になってから観光のために人造した町とは違いますね。

 明日香村埋蔵文化財展示室。



 こういう佇まいの資料館は面白いことが多いので期待できます。

 係の人とか、誰もいらっしゃらないようです。



 レプリカですが、「猿石」があります。



 本当に飛鳥は奇妙な石造物が多いですね。



 国内を探してもこれほど独特な地域はないのではないしょうか。

 やはり蘇我氏はペルシャ人か?

 本日の探訪の関連で、小墾田宮関係。





 「小治田宮」(小墾田宮のこと)と書かれた墨書土器が残っているんですね。



 これは何でしょう。



 ひやー、これは「リアル続日本紀」だ。



 あ、この石人像は飛鳥資料館で見たことがある。



 男女が抱き合っています。
 




 さきほど見た水時計。







 こちらも本日探訪してきました。
 


 飛鳥時代の貴族の衣装ってド派手ですね。



 なんか、日本っぽくないですが、色とりどりの明るい色の服を着て仕事した方が楽しく仕事ができそうです。



 身分によって色分けしていますから、一目で自分より上位か下位か分かるわけですから、そういうのを気にする人は頑張って昇進しようと頑張るかもしれません。

 でも、この後の律令国家は家柄によって昇進できる上限がおおよそ決まっていたので(たまに例外もありますが)、飛鳥時代もそういうのはあったかもしれませんね。

 お、可愛らしいお姉さん。



 天皇陛下であられましたか!

 大変ご無礼をいたしました!

 世が世なら不敬罪で死刑になりそうですが、貴男は誰がお好みですか?

 私は・・・

 その他、キトラや高松塚などの古墳関係の展示もあって、ここはとても面白いです。

 入るときには気づきませんでした、玄関の外には礎石が並んでいます。





 さて、駅へ向かいましょう。

 ⇒この間の記事はこちら
 
 では、再び駅へ向かいますよ。

 路地を入った遠くの方に説明板のようなものが見えます。

 そう思って行ってみると自治体の掲示板だったっりすることもありますが、ここは飛鳥ですから何かしらの遺跡の説明に違いないでしょう。

 うわーっ。



 消えてる・・・



 ここには何があったのでしょうか。

 おや、こちらではイタチが出るんですね。



 朝来るときに見かけた団体さんが歩いていたのはこの池の堤でした。



 鳥さんがいます。



 こんなお祭りもあるんですね。



 ちなみに私のノートPCは2月11日に我が家に届いたので「神武號」と呼んでいます。

 ちょっと遠回りになってしまいましたが、橿原神宮駅に到着。

 電車に乗る前に撮影タイム。





 本日も東横INNの上大宮駅前店に連泊なので、近鉄に乗ってのんびりと移動です。

 上大宮駅に到着。

 結局今日も昼を食べなかった・・・

 夕飯は松屋の牛めし。



 美味い・・・

 松屋では生ビールの小ジョッキが180円ですよ。

 いやー、昨日も楽しかったですが、今日の飛鳥探訪も頭がおかしくなりそうなくらい楽しかったです。

 個人での飛鳥探訪は2度目でしたが、あと2回来れば飛鳥の遺跡はほとんどコンプリートできそうです。

 それでは、明日のお仕事も頑張ってきますよ。

 (つづく、かもしれない)



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