今日の遠野は朝から小雨模様。ただいつもより気温(昼に8度くらい?)が高く、そのせいもあり午前は白く靄(もや)がかかってました。
先週の記事で、遠野から三陸のいろんな港町に行く事ができるお話しをしました。その一つに、陸前高田のルートをご紹介しました。少し前の冬の晴れ間を利用して、陸前高田方面をドライブしてきました。
既にご存知と思いますが、陸前高田は2011年の東日本大震災の時に、津波で多大な被害を受けた町の一つです。私が知っている陸前高田は、砂浜に沿って長い松林が続く素晴らしい海水浴場でした。住田町を通って国道340号線から国道45号線にぶつかると、かつては正面に松林が見えていましたが、現在は砂利採掘場のような、ちょっと違和感のある風景になってしまいました。もちろん私の記憶の中にあった、陸前高田の町並みはありません。実は震災の復興がどれくらい進んでいるのか気になって来てみましたが、まだまだ時間がかかりそうです。
その後国道45号線を少し南下し、長部を過ぎたあたりを海の方に下りてみました。そこには要谷漁港があり、ここも震災の被害が大きかったと思います。現在高台に民家があるだけで、あとは海沿いの道が一本あるだけです。ただ漁港は防波堤も新しくなり、良い釣り場になっていました。
私が訪れた時、おだやかな広田湾の海面に、朝日がキラキラと反射していました。改めて自然は素晴らしいと感じた瞬間です。
その後さらに国道45号線を南下しました。宮城県に入ると、大きな港町の気仙沼があります。私が走っている辺りは国道が山沿いの為、それ程の災害の痛手は見られませんが、港沿いは多大な被害を受けてます。
さらに国道を南下すると、南三陸町の志津川に着きました。震災時、ここ南三陸町は津波の被害もそうですが、火災が発生して被害が拡大しました。現在も工事車両が行き来し復興が急がれますが、まだまだ時間がかかるでしょう。
そして志津川から内陸を通って帰路につきました。続きは次週。
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