ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

温泉の後に BEPPU BREWERY(最終回)

2025-03-13 12:43:32 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「BEPPU BREWERY」の続きです。


続いて頂いたのは「Hazy Bathsie」(DDH Hazy IPA)。

     

     

梨のようなホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味と渋味がしっかり効く。旨い!梨のような独特な厚みのあるホップの香りが豊かなヘイジーIPAです。

     

     

サラダも頂きましょう。こちらは「県産野菜とベーコンの温玉シーザーサラダ」。サラダの中でも食べ応えしっかりガツン系です。美味しい。

     

     

さらにガッツリお肉系、「大分唐揚げ」。大分らしい一品。味付け控え目、でニンニク不使用の模様。

     

     

さらにお肉系もう一品、「バッファローウィング ブルーチーズソース添え」。見た目以上に辛いですが、ソースでマイルドに。

     

     

最後は「Oni IPA」(Imperial IPA)、アルコール度数9%の危ないビール。IPAとしては控え目なホップの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ホップの苦味がかなりしっかり効く。旨い!ホップの苦味がしっかりの、ホップの香り抑え目のフルボディのインペリアルIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、スタイルは多彩ながら、どれも個性は控え目で、温泉の後に飲むことを意識した仕上がり。温泉地の地ビールは結構ありますが、ここまではっきりと表現しているのはビールは珍しいです。



BEPPU BREWERY
大分県別府市駅前町 13-8
TEL:0977-75-8957

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温泉の後に BEPPU BREWERY(その3)

2025-03-07 17:30:06 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「BEPPU BREWERY」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は9種類。スタイルも多彩です。「湯あがり」を意識したこだわりが見受けられます。これだけ多いと、どう組み立てるか悩みますね。

     

     

注文したのは「湯あがり定番3種セット」。ちょっとしたビアフライトです。「Yuagari Pils」はほんのりエステル香とホップの香り。モルトの旨味は控え目でホップの苦味が心地よく効く。ほんのりホップによる酸味。エステル香が素敵なゴクゴク飲めるピルスナーです。「Yuagari Haze」はトロピカル系のアメリカンホップの香り。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味と強めの酸味が効く。トロピカル系のホップが香る酸味しっかりのペールエールです。そして「Kabosu Saison」は確かにカボスの香り。モルトの旨味は控え目で、カボスによる酸味がしっかり効く。グレープフルーツのようなカボスの香りが特徴のセゾンです。どれもかなりライトな味わい。

     

     

     

フードのメニューです。大分らしいものがズラリと並びます。どれもビールに合いそうな料理ばかり。

     

     

     

最初に頂いたのがこちら、まずは「彩り野菜の自家製ピクルス」。カリカリの食感が良い。そして「大分ブランド鶏・冠地どり・のタタキ」、炭火の香りが漂う。半生のお肉と柚子こしょうがよく合います。

(続く)



BEPPU BREWERY
大分県別府市駅前町 13-8
TEL:0977-75-8957

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温泉の後に BEPPU BREWERY(その2)

2025-02-28 15:34:27 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「BEPPU BREWERY」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

スーパーホテルの1階部分にある醸造所兼レストランです。ホテルとは関係がないと思われます。一見すると、ここに醸造所があるようには思いません。

     

     

店内の様子。今風のコンクリ打ちっぱなしと木との組み合わせの店内です。お洒落なレストランですね。

     

     

店内奥が醸造所のスペース。お約束のガラス越にその様子が見える仕組みです。発酵タンクは500Lくらいでしょうか。

それではビールを頂きます。

(続く)



BEPPU BREWERY
大分県別府市駅前町 13-8
TEL:0977-75-8957

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温泉の後に BEPPU BREWERY(その1)

2025-02-26 10:29:13 | ビール紀行(九州・沖縄)
近年までビール醸造所の少なかった大分県ですが、醸造所の件数が増え賑やかになってきました。その中から、今回からは大分県別府市の「BEPPU BREWERY」へのビール紀行をお送りします。BEPPU BREWERYは文字通り、有数の温泉街の別府温泉にある醸造所。大分を代表する温泉街だけに、むしろこれまで醸造所が無かったのが不思議なくらいです。こちらのビールのスタイルは多様ながら、どれも温泉に入った後のビールを想定して造られているのが特徴です。醸造所には併設のレストランがあり、大分らしい食事とともにビールを楽しむことができます。特筆すべきはそのアクセスの良さ。JR別府駅からすぐのロケーションなので、近くまで来たら途中下車してビールを頂いて、また旅を再開できる、そんなことも可能です。

     

     

JR日豊本線で別府駅に到着。特急なら大分駅からもあっという間です。

     

     

     

別府駅と駅前の様子。別府温泉は市内に広がる広大な温泉地。その玄関口なので、多くの観光客で賑わっています。

     

     

     

駅から醸造所に向かいます。駅前からの道を少し歩くと、早速醸造所らしい店舗が見えてきました。到着です。

(続く)



BEPPU BREWERY
大分県別府市駅前町 13-8
TEL:0977-75-8957

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クラフトビールと焼酎の桃源郷 藤居醸造(最終回)

2025-02-06 16:09:29 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「藤居醸造」の続きです。


フードのメニューです。

     

メニューは3品しかありませんが、ここはビールの味に専念する場所なのでこれで十分です。その中でもハム・ソーセージが魅力的。

     

     

もちろん「ハム・ソーセージ盛り合せ」を注文。地元の手作りハム屋さんの無添加ハム・ソーセージです。原価率高い、贅沢な一品。塩味しっかりでビールに合います。ハーブ系のソーセージはお肉の味わいが豊か。

     

     

そして3種目「IPA」。グラッシーなホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味は後からじわじわ効く。旨い!グラッシーなホップの香りが特徴のイングリッシュIPAのようなIPAです。ホップはコロンバス、センティニアル、シムコーだそう。

今回はこれにて終了。こちらのビール、複雑ではなくシンプルでストレートな味わい。地元の方にも受け入れられる仕上がりです。特に、IPAはイングリッシュIPAのような味わいで、好みでした。こちらのタップルーム、時間があればずっとビールを飲んでいたい空間でした。たどり着くのに大変苦労しましたが、桃源郷がここにはありました。

     

     

     

タップルームの向かいに立派な売店があります。こちらは焼酎が中心のようです。こちらでも試飲ができるそうですが、バスの時間が迫ってきていたので断念。

     

また来ることを誓って。



藤居醸造
大分県豊後大野市千歳町新殿150-1
TEL:0974-37-2016

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クラフトビールと焼酎の桃源郷 藤居醸造(その3)

2025-02-02 17:21:29 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「藤居醸造」の続きです。


ビール等のドリンクメニューです。

     

     

ビールの種類は定番3種。ラガーがラインナップされているのが嬉しい。こちらは焼酎蔵なので、ビールの後に焼酎に移行することも可能。

     

     

まずはLAGERから。もちろん全てパイントでしょう。ハーブ系のホップの爽快な香りとモルトのクリスピーな香り。甘いエステル香も。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味が心地よく効く。ホップによる酸味のアクセント。旨い!ハーブ系のホップの香りが特徴のややモルティなラガーです。

     

     

続いてはPALE ALE。柑橘系のホップの豊かな香りが素晴らしい。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がボディ同様しっかり効く。旨い!柑橘系のホップの豊かな香りが特徴のボディとのバランスのとれたペールエールです。IPAと言われても通じるくらいです。

     

旨いビールを頂きながら、窓から見える芝生の緑に癒されます。

(続く)



藤居醸造
大分県豊後大野市千歳町新殿150-1
TEL:0974-37-2016

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クラフトビールと焼酎の桃源郷 藤居醸造(その2)

2025-01-30 18:06:20 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「藤居醸造」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

こちらがビールの醸造所です。ガラス越に中を見てみると、醸造設備を確認できます。仕込みの規模は500Lで、発酵タンクが500L×3基、200L×1基という体制だそう。200Lタンクはパイロット用でしょうか。

     

     

こちらがタップルームの建物。新しいことは知っていましたが、テンションが上がるくらいの素敵な建物です。苦労して歩いてきた気分が吹き飛びます。

     

     

店内に入ると、センスの良いシンプルなカウンターがお出迎え。黄金の4本のタップが並びます。注文はこちらで行います。

     

     

     

カウンターの左手は藤居醸造の麦焼酎やビールが並ぶ売店です。こちらはプチ売店で、道を挟んだお向かいに立派な売店が別途存在します。

     

     

     

タップルームの客席の様子。超オシャレな空間!テーブル席以外に外を望む座席もいい。なんと2階席も。気合の入れようが半端ないです。こんな素敵な空間でビールを頂けるとは、桃源郷ですね。

(続く)



藤居醸造
大分県豊後大野市千歳町新殿150-1
TEL:0974-37-2016

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クラフトビールと焼酎の桃源郷 藤居醸造(その1)

2025-01-26 10:59:10 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは大分県豊後大野市の「藤居醸造」へのビール紀行をお送りします。藤居醸造は昭和4年創業の麦焼酎蔵。焼酎の銘柄は泰明で、完全手造りにこだわられています。その焼酎蔵が2022年よりビール醸造を開始しました。ビールのブランド名は「IDA」で、蔵のある地域の名称「井田」からきているそうです。ビールのスタイルは伝統的なスタイルで硬派な3種類。一般的なエールだけではなく、ラガーも手掛けています。醸造所には大変素敵なタップルームを持っており、新鮮なビールとともに優雅な時間を過ごすことができます。問題は醸造所へのアクセスです。当社のインスタグラムでは、JR豊肥本線の三重町駅からバスで17分なのですが、バスの本数が少ないのと、鉄道との接続が悪く、大分市内から行って帰ってくるのは、3パターン程度しかありません。もちろん、駅からタクシーを使えば便利ですが、結構距離があるのでためらわれます。今回は行きは豊肥本線の犬飼駅から徒歩で向かいました。醸造所まで結構距離がありましたが、その先にはクラフトビールと焼酎の桃源郷が待っていました。

     

     

     

JR豊肥本線で犬飼駅に到着。大分市内からここまでのアクセスはまずまずです。犬飼駅は非電化なので架線のない小さなホームだけの駅です。

     

犬飼駅の駅前です。ここから醸造所の方面に向かうバスはありますが、接続が悪く、1時間以上ここで待たないいけません。ということで歩いて向かうことにします。

     

     

     

駅から長距離覚悟で歩いて行きます。しばらく歩くと犬飼の市街地を通ります。歩くのが面倒な方は、ここでタクシーに乗ることをオススメします。

     

     

     

GoogleMapを頼りに見知らぬ道をひたすら歩く。

     

     

     

バスが通る幹線道路を歩いて行きます。そして左に入りしばらく歩くと、ようやくそれらしい建物が見えてきました。醸造所に到着のようです。ここまで歩くこと1時間半、長かった・・・。

(続く)



藤居醸造
大分県豊後大野市千歳町新殿150-1
TEL:0974-37-2016

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大分県佐伯に新規醸造所 OrangCraftBrewery(最終回)

2025-01-23 16:23:50 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「OrangCraftBrewery」の続きです。


ビールのメニューです。

     

自家醸造ビールが4種類とゲストビールが2種類。ゲストビールに、くじゅう高原地ビールのスタウトが入っているあたりが大分らしいです。

     

     

まずは「CAN MAN ALE」(ペールエール)から頂きます。名称の「CAN MAN」は佐伯の方言で、「かんまん=かまわない」という意味だそう。ライトなホップの香りとモルトの香りのバランス。モルトの旨味はややしっかりながらもドリンカブル。ホップの苦味がしっかり目にボディを引き締める。旨い!ライトなホップの香りとモルトのクリスピーな香りが特徴のドリンカブルなペールエールです。

     

     

続いては「CAN MAN BROWN」(ブラウンエール)。やや芳醇なモルトの香り。モルトの旨味はやや控え目で、モルトの風味のフィニッシュ。旨い!軽めのモルトの豊潤な香りとライトなボディが特徴のブラウンエールです。

     

フードの種類はミニマム。スタンディングでビールに集中するなら、これで十分です。

     

     

「ウィンナー盛り合せ」を注文しましたが、在庫がないとのことでしたので、あるものを提供してもらいました。紫蘇をつかったソーセージでした。

     

     

今回の締めのビールに選んだのは「SENDO IPA」。パイントでがっつり頂きます。穏やかな柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、後からじわじわとホップの苦味が効く。旨い!まるでビターのような、旨味・苦味をじっくり楽しむIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、地元の方の好みを意識した、ライトでドリンカブルな仕上がり。その中でもIPAはイギリス系のビールを飲んでいるような味わいで、個人的に大変気に入りました。地元の方はここでサクッとビールを頂いて、飲食店で食事をされるのでしょう。大分県も南部が楽しくなってきました。

ブルワー様、訪問時はお世話になりました。地元の貴重な情報に感謝です。



OrangCraftBrewery
大分県佐伯市大手町3-5-7

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大分県佐伯に新規醸造所 OrangCraftBrewery(その2)

2025-01-20 18:49:20 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「OrangCraftBrewery」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

2階建ての建物の1階部分が醸造所兼タップルームになっています。辺りが暗い中、ここだけが灯りを放っていて、オアシスのようです。

     

     

店内に入るとビアサーバーとカウンター。テーブルは1つだけで、あとは壁沿いに簡易なテーブルがあります。椅子はなく、スタンディングスタイルですね。ガラス越しに隣の醸造所の様子がうかがえます。仕込みの規模は220Lで、発酵タンクは500L×1基、220L×3基という体制。極めて小回りが利く規模です。



サーバーのタップ数は7本。おそらく佐伯市で一番多いと思われます。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



OrangCraftBrewery
大分県佐伯市大手町3-5-7

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