ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(最終回)

2024-11-05 12:28:48 | ビール紀行(関東)
前回の「箱根ビール」の続きです。


続いて頂いたのは季節限定ビールのこゆるぎブラウン。

     

     

イチゴやイチジクなどの完熟したフルーツの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ホップの苦味が陰でボディを支える。旨い!完熟したフルーツのようなモルトの香りが特徴の、やや芳醇なブラウンエールです。

     

     

ピルスのお代わり。軽快ながらも、程よい旨味があるボディ感が素晴らしい!大手とは一線を画すピルスナーです。

     

     

     

オツマミを追加しました。こちらは鈴廣盛合せ。鈴廣の練り物製品の盛合せです。クオリティが高いので、これで500円は安い!わさび漬けまで付いています。美味しいのは間違いない。

     

     

最後はこゆるぎブラウンのお代わりで締め。やはりイチゴやイチジク系の完熟した果実の香りと旨味が秀逸。もうちょっと液温が上がると更に美味しくなるかも。

今回はこれにて終了。こちらのビール、定番2種と季節限定1種ですが、全く飽きません。バッチが異なるとまた違う顔を見せるのも楽しい。特に、今回はピルスが秀逸。ホップの爽やかな香りと程よいモルト感、そして心地よい苦味が続く、スルスル飲めるピルスナーでした。

合計5杯、一杯あたり300円でお得でした。



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

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オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その3)

2024-11-03 16:39:18 | ビール紀行(関東)
前回の「箱根ビール」の続きです。


ビールのメニューです。

     

定番ビール2種に季節限定1種、そしてゲストビールの長野みなみ風ビール1種という組合せ。こちらでゲストビールを提供するのは激レアです。もちろん箱根ビール60分飲み放題1500円を選択します。

     

     

最初は箱根ピルスを頂きます。ホップの超爽やかな香りとモルトのクリスピーな香り。モルトの旨味はやや控え目で、ホップのやや控え目の苦味が効く。旨い!ホップの超爽やかな香りが特徴の、程よいボディのピルスナーです。

     

こちらはオクトーバーフェスト特別フードメニュー。お魚を使用したソーセージ、名物シーセージやシーフランクがお得に楽しめます。これあっさりで美味しいのです。しかも無添加。

     

     

シーセジ(3種6本)。これで660円はお買い得です。たっぷり楽しめます。蒲鉾なのですが、ソーセージとの中間的味わい。化学調味料を使用していないのに、味わいしっかりで、プリプリで美味しい!オイリーでないので、ヘルシーです。

     

     

続いては小田原エール。ややイチゴ系のモルトの香り。以前よりもほんのりかな。穏やかなホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、後から酸味が効く。旨い。ほんのりイチゴ系のモルトが香るアンバーエールです。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

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オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その2)

2024-10-28 17:59:07 | ビール紀行(関東)
前回の「箱根ビール」の続きです。


えれんなごっそCAFE107に到着。

     

     

     

こちらはレストラン「えれんなごっそ」の姉妹店。箱根登山電車で使用されていた107号が印象的です。この電車の中もカフェの一部で、購入した商品を電車の中で頂くこともできます。

     

お店の前にはオクトーバーフェストの幟が。

     

     

     

店内の様子。こちらは外のカウンターで商品を注文・受取り、店内・外で頂くスタイル。窓にもオクトーバーフェストのPOPがたくさん。

     

     

店内では瓶ビールの販売もしています。ちなみにこの瓶製品、このお店の中で製造されています。醸造所からケグを持ってきて、ここで瓶詰めするそうです。ゲストビールとして、長野みなみ風ビールがありました。このイベント用で、通常はない趣向です。

それではビールを頂きます。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

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オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その1)

2024-10-26 21:53:14 | ビール紀行(関東)
神奈川県小田原市の「箱根ビール」は地元の蒲鉾屋の「鈴廣」が手掛けるビール。ブルワリーレストラン的な存在の「えれんなごっそ」とともに、大好きなビールで、足繫く通っています。いつもはその「えれんなごっそ」に行くのですが、併設の「CAFE107」では10月中オクトーバーフェストを開催するという情報を入手しましたので、ビール紀行してきました。このイベントでは箱根ビールが60分飲み放題で1500円と破格な値段設定でビールが楽しめます。また、フードもいつもと違うものを提供されています。「えれんなごっそCAFE107」へのアクセスですが、箱根登山電車の風祭駅から徒歩約5分です。

     

     

箱根登山電車の風祭駅に到着。小田急が乗り入れをしているので、箱根らしさは感じませんが。

     

改札を出ると、目の前が鈴廣の商業施設です。こちらを通り抜けて行きましょう。

     

途中、箱根ビールが飲めるスタンドがありますが、誘惑に負けずに、ぐっと我慢。

     

国道に出ると少し離れた所に、箱根ビールの醸造所があります。こちらには併設の飲食施設はありませんが、このエリアの鈴廣の飲食店で、箱根ビールを提供されています。ちなみに箱根ビールの仕込みの規模は3000Lと巨大。

     

     

国道を小田原方面に少し歩くと、えれんなごっそCAFE107のシンボルの箱根登山電車で使われていた車両が見えてきます。到着です。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(最終回)

2024-06-18 19:06:09 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


続いて頂いたのは「シーズンビール」。

     

     

この時はミュンヘナー・デュンケル。やや豊潤なモルトの香りとホップの香り。モルトの旨味はややしっかり目ながら、ラガーらしくキレイにきれる。モルトの香りのフィニッシュ。旨い!やや豊潤でロースト系のモルトの香りが特徴の、ややライトボディのデュンケルです。貴重です、この手のビール。

     

     

こちらに来たら注文必須の「奥久慈地鶏軍鶏ソテー」。いつもながらのしっかりした歯ごたえに滋味豊かな鶏肉の旨味。雑味が一切ないキレイな鶏の美味しさを楽しめる一品です。

     

     

続いては「ピルスナー」をお代わり、ジョッキで。フレッシュなエステル香とホップの香りが鼻に抜けて、いいね!旨い!

     

     

こちらは「厚切りベーコンとソーセージのピザ」。シンプルながら、チーズがボリューミィ。具材の量が豊富で嬉しい逸品。やはりビールに合いますねー。

     

     

最後は「シーズンビール」のミュンヘナー・デュンケルで締めます。ロースト香の利いた豊潤なモルトの香りが素敵。旨い!

今回はこれにて終了。こちらのビール、ドイツスタイルに忠実に造られ、かつ若干の独自の解釈が加わったビール。今回頂いたビールはバランスがとれていて、個性は控え目でした。中でも、醸造所で頂くピルスナーはエステル香がフレッシュで素晴らしいビールでした。この手のビールはやはり醸造所で頂くのがベストですね。

     

     

店内ではもちろん瓶ビールの販売もあります。中でもひと際目立つラベルを発見。

     

     

温泉むすめ、って言うアニメ?とのコラボのようです。店内ではたくさんのグッズが並んでました。集客力、ありそうですね。

大子ブルワリーの皆様、今回も大変お世話になり、有難うございました。



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その3)

2024-06-14 06:52:10 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

いつも変わらぬ硬派な4種類。ヘレスとピルスナーが定番であるのは、こちらくらいでしょう。

     

     

最初はピルスナーを頂きます。華のようなホップの香りとやや甘めのエステル香。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味がボディを心地よく引き締める。旨い!華のようなホップの香りとエステル香が特徴のライトなピルスナーです。

     

     

続いてはヘレス。色はピルスナーよりも濃いめ。モルトのやや甘い香り。モルトの旨味はしっかりで、まるでボックのよう。ホップの香り・苦味は控え目。旨い!モルトの香りと旨味が主役の、ボディしっかりのヘレスです。当然ながら瓶で飲むより旨い。

     

     

こちらはサービスで頂いた一皿。メニュー改訂の際に入る一品だそうで、ハライコのソーセージでした。本場のドイツソーセージで、身が引き締まって美味しい。

     

     

続いてはヴァイツェン。ヴァイツェン専用グラスでのサーブ。ややクローヴ系寄りのフェノール香。モルトの旨味はしっかり目で、ヴァイツェンとしてはやや抑え目の酸味が効く。旨い!ややクローヴ寄りのフェノール香が心地よい、酸味控え目のヴァイツェンです。

     

旨いビールにのどかな景色、最高に癒されます。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その2)

2024-06-12 07:37:52 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

私にとってはおなじみのこちらのログハウス風建物が醸造所兼レストランです。木造の平屋、素敵です。

     

     

店内の様子。いつも変わらず温かみのあるウッディな店内です。外からの陽光と相まって癒されます。

     

レストランフロアの奥に鎮座する仕込みの釜です。この奥が発酵工程などがある醸造所になっています。

     

カウンター上のビールサーバー。かつては陶器製のサーバーが並んでいたのですが、醸造開始から20年以上経過してますので、老朽化で違うサーバーに代わってきています。

     

今回はこちらの窓際席でビールを頂きます。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その1)

2024-06-10 18:08:35 | ビール紀行(関東)
今回からは茨城県大子町の「大子ブルワリー」へのビール紀行をお送りします。こちらは私のビール紀行の原点でもあり、敬愛する醸造所の一つ。何度も訪問していますが、無性に訪問したくなる瞬間があり、つい旅に出てしまいます。こちらの特徴は硬派なドイツスタイルのビールと秘境系ロケーション。閑静な森が広がる田舎の風景を眺めながらのビールは癒されます。フードも忘れてはいけません。大子町特産の奥久慈軍鶏も大きな魅力です。醸造所兼レストランへのアクセスですが、JR水郡線の常陸大子駅からバスで約15分。バスの本数が少ないので、鉄道との組み合わせを入念に検討しなければなりません。そんなアクセス環境に有力な交通手段が加わりました。大子町が支援する大子AIタクシーです。事前予約制のディマンド型ですが、配車時間は希望を聞いてくれますので、鉄道と合わせやすくなっています。今回はこの大子AIダクシーを利用して、醸造所に向かいます。ちなみに訪問時は随分前で昨年末のことでした。

     

     

JR水郡線で常陸大子駅に到着。水戸からはるばるですね。関東の端っこで、福島県はすぐそこです。

     

     

常陸大子駅と駅前の様子。数年前に駅舎は風情あるシックな色の建物にリニューアルされました。駅前のロータリーから各方面もバスが発着しています。今回はこちらに大子AIタクシーの配車をお願いしています。

     

     

     

タクシーに乗車すること約10分。降車をお願いしていた「志那志口」バス停で降ります。運賃300円、激安!

     

     

バス停からは国道に出て、少し歩くと、大子ブルワリーに到着です。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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音楽家が醸す Teenage Brewing(最終回)

2024-02-26 18:50:23 | ビール紀行(関東)
前回の「Teenage Brewing」の続きです。


次に頂いたのは「The Seed (Ume)」(梅クロモジゴーゼ)。

     

     

越生の梅の香りと塩気が絶妙にマッチ!あとからクロモジの香り。心地よい強めの酸味が効く。激しく旨い!梅の香りと塩気・酸味が調和する、これこそゴーゼという感じのビールです。塩気がこれほど出ているゴーゼも珍しい。クロモジの香りと後を引く酸味が良い!

     

フードのメニューです。食事の種類はミニマムですが、ご飯ものもあるので、しっかり食べたい人も大丈夫。

     

     

頂いたのは、やはりビールのお供の定番のソーセージ。「こぶたのしっぽさんのソーセージ盛り」です。地元のソーセージ屋さんのようです。お肉の旨味と程よい塩味の素晴らしいバランスのソーセージ。特に、クミンシードの入ったチーズ入りのソーセージが香り豊かで美味しい!

     

     

最後は「Space Echo」(TIPA)で締め。見た目はミックスジュース。シトラス寄りのトロピカルなホップの豊かな香り。モルトの旨味はやや豊かでジューシー。ホップによる酸味と苦味が心地よく効く。シトラス系がメインのアメリカンホップが炸裂する、クリーンなイメージのインペリアルIPA。激しく旨い!ドリンカブルなので、危ないビールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ほとんどがIPAで意欲的。IPAも似たり寄ったりではなく、多様性が楽しめます。その中で頂いたゴーゼが秀逸。しっかりと塩気を出せたのは越生の梅との相性だと思います。

こちらの醸造所は、今後ますます頭角を現していくことでしょう。



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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音楽家が醸す Teenage Brewing(その3)

2024-02-22 16:14:23 | ビール紀行(関東)
前回の「Teenage Brewing」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

店内に大きく掲示されていますが、手元のメニューの方が説明があって、見やすいです。ビールの種類は10種類。うち2種は他の醸造所とのコラボビールです。これだけ多いと組立に悩みますね。

     

     

最初に頂いたのは「Teenage」(DDH IPA)。オレンジ、マンゴー系のトロピカルなホップが炸裂!モルトの旨味はしっかりジューシー。ホップの苦味と渋味がしっかりボディを引き締める。旨い!オレンジやマンゴー系のホップの香りが広がる、ジューシーなダブルIPAです。アルコール感を感じさせない、ヤバいビールですね。

     

     

続いては「Earworm」(DDH West Coast IPA)です。膨らみのあるモルトの甘い香りとハーブのようなホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップのしっかりした苦味が響く。旨い。モルトの豊かな香りが特徴の、典型的なIPAらしい苦味が効くビールです。

(続く)



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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