ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

糸島を牽引する 糸島ハローブルワリー(その1)

2024-04-25 19:18:11 | ビール紀行(九州・沖縄)
CAMOSI BREWINGに続いて、ビール紀行をお送りするのは、同じく福岡県糸島市の「糸島ハローブルワリー」。こちらは2022年に醸造を開始した新規醸造所。自然豊かな糸島にビール好きを引き込み、この地の醸造所として存在感を高めています。最近は中州に直営ビアパブも出店し、その勢いは止まりません。そんな醸造所、どうしても行ってみたくなりました。前回のCAMOSI BREWING訪問後、タクシーで糸島ハローブルワリーの醸造所に向かいました。ビールのスタイルはエールをベースとして多彩。アメリカ系もあれば欧州系もあるラインナップです。醸造所には併設のタップルームがあり、糸島の美しい緑を眺め眺めながらビールを楽しむことができます。醸造所へのアクセスですが、JR筑肥線の筑前深江駅から徒歩約30分なので、ぎりぎり徒歩でアクセスできるラインだと思います。訪問時は昨年のまだ暑い季節でした。

     

     

CAMOSI BREWINGからタクシーに乗り、糸島ハローブルワリーへ。近い場所とあって約10分程度で到着。

     

     

ワクワクするエントランスですね。アプローチに従って進んで行きます。

     

     

感じの良い和風の建物発見。こちらはタップルーム「麦房余韻」のようです。そして醸造所が現れました。到着です。

(続く)



糸島ハローブルワリー
福岡県糸島市二丈上深江89−1
TEL:092-325-1711

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今、糸島が熱い! CAMOSI BREWING(後編)

2024-04-20 12:34:10 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「CAMOSI BREWING」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

新築なのでしょうか、奇麗に仕上げられた外観です。看板が糸島らしく爽やか。

     

中に入るとカウンターがお出迎え。カウンターの奥にはビールサーバー付きの冷蔵庫があります。ここでオーダーして、サクッと頂く、そんな感じの模様。

     

左手を見ると、そこは醸造スペース。仕込みの規模は約700Lで、発酵タンクが700L×2基と1000L×1基、貯酒タンクが1000L×1基と700L×1基という体制とのこと。近年の中では大きめの規模です。こちらのブルワーさん、神奈川のバーバリックワークスで修行されたそうです。

     

     

訪問時、提供していたのは1種類のみ。満足できる出来のものがこちらのみということでした。こちらはヘイジーIPAです。超爽やかなトロピカル系とライムがかったホップの香りが素晴らしい!モルトの旨味はやや控え目で、香りと調和する。ホップによるやや強めの酸味と渋味が効く。激しく旨い!暑い季節にゴクゴク飲める爽やか系のヘイジーIPAです。

あまりに旨くて、もう一杯頂きました。ブルワー様、お心遣い、有難うございました。

今回はこれにて終了。これは再訪して、じっくり他のビールも飲んでみたいですね。

     

醸造所のお隣にあるラーメン屋でラーメンを食べて、次の醸造所に向かいます。



CAMOSI BREWING
福岡県糸島市二丈深江2545-1

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今、糸島が熱い! CAMOSI BREWING(前編)

2024-04-18 17:58:44 | ビール紀行(九州・沖縄)
全国各地にビール醸造所が誕生する中で、個人的に注目しているのが福岡県の糸島です。食の宝庫としても定評の高いこの地に、近年2つの醸造所が誕生しました。これはハシゴして訪問したい所。今回からのビール紀行はそんな糸島の醸造所を巡る旅。まずは糸島市の「CAMOSI BREWING」へのビール紀行をお送りします。事前情報としては、こちらの醸造所はアメリカ系のビールを造らていることのみで、ほぼ事前情報なしで訪問してみました。訪問時は昨年のまだ熱い時期でしたが、その時は醸造所で缶ビールの販売とタップ出しのビールが飲めるということでした。醸造所へのアクセスですが、JR筑肥線の筑前深江駅から徒歩約10分です。どんなビールが待っているでしょうか。

     

     

JR筑肥線の筑前深江駅に到着。福岡市営地下鉄から続くこの路線も、ここまで来るとかなりローカル感が強くなってきます。

     

     

筑前深江駅と駅前の様子。駅舎自体は近代的ですが、かなりローカルな駅です。駅前はのんびりとした時間が流れています。

     

     

     

駅から徒歩で醸造所に向かいます。駅からは南の方向へ。

     

     

駅から歩くこと約10分。飲食店らしき建物が見えてきました。その先に醸造所発見。到着です。

(続く)



CAMOSI BREWING
福岡県糸島市二丈深江2545-1

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(最終回)

2024-03-27 12:46:14 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ケグ出しのビールは4種類で、この他に缶・ボトルビールがある模様。かなり個性的なラインナップです。

     

     

最初に頂いたのは「YAMAYODARE -HELLES-」。最近、クラフトビールでヘレスをよく見かけます。流行りでしょうか。クリスピーなモルトの香りとスパイシーな香り。モルトの旨味は控えめでドライ。ホップの苦味はほとんどなく、ほんのり酸味のアクセント。旨い。スパイシーな香りとライトな味わいが特徴のオリジナル解釈のヘレスです。エレガントな感じ。

     

     

食事のメニューです。ランチメニューなのでアイテム数がかなり限られています。これなら決まるのも早い。

     

     

注文したのは「梅肉プレミアムポークステーキ」。白ワインリンゴソースを選択。ワインリンゴソースはさっぱりで優しい味わい。しっかりした豚肉の美味さを受け止めます。香草がいい演出をしています。

     

     

お肉に合わせるべく次に注文したのは「YAMAYODARE -IPA-」。IPAとしては品のある柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかりながら心地よく効く。旨い!流行りのウェストコーストIPAの強い個性を上手く抑えた、ドリンカブルなIPAです。こういう解釈もありですね。

     

     

最後は「Yuzu y Te」で締め。台湾茶と柚子のピールを使用したベルジャンストロング。柚子の香りとお茶らしい香りが漂う。ベルジャン酵母によるライチと干し草のような香り。モルトの旨味はしっかり濃厚ながら、柚子や酵母による酸味が鋭く効く。旨い!柚子の香りと酸味がスタイルに上手くハマったベルジャンストロングです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、伝統的なスタイルをベースとしながら、オリジナルのアレンジが施されているのが特徴。アメリカンなスタイルのものは、ホップの香りと苦味が抑えめで、モルトに振った仕上がりです。ベルジャン系がお得意なようで、瓶内二次発酵のビールも飲んでみたいです。

次は熊本の繁華街にある直営店かな。



KUMAMOTO DINER KAEN(現在は閉店)
熊本県熊本市西区春日3-26-47 アミュプラザくまもと 7F

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その4)

2024-03-24 22:17:47 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


醸造所を後にして、熊本駅前に移動。

     

     

JR豊肥本線で熊本駅に到着。途中、バスに乗車したりと、時間がかかってしまいました。

     

     

目指すは熊本駅前の大きなビル、このAMUPLAZA内にある醸造所直営レストラン「KUMAMOTO DINER KAEN」(現在は閉店)。

     

     

エレベーターで7階に上がると、お目当てのお店に到着。総合商業施設の中にあるだけあって、明るい感じのお店です。

     

     

店内の様子。気軽に入れるカフェレストランといった感じ。高層階なので窓からの眺望も良いですね。

     

カウンターの背後にあるビールサーバー。個々にガス圧調整可能なサーバーが、只者ではない証拠です。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



KUMAMOTO DINER KAEN(現在は閉店)
熊本県熊本市西区春日3-26-47 アミュプラザくまもと 7F

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本に根付く ダイヤモンドブールイング(その3)

2024-03-20 16:29:34 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


醸造所併設レストランの店内の様子。

     

     

     

少し広めのテーブル席フロアとカウンター席。少しゆったりしていますので、タップルームというよりは食事をしっかり頂ける感じです。

     

カウンターに近い壁にはガス圧調整可能なビールサーバーが5本設置されています。

     

ビールのメニューです。メニューのは7種類ありますが、ケグに繋がっていたのは5種類。

     

     

最初に頂いたのは「BLUE」(ホワイトエール)。Bar Blueとのコラボビールとのこと。スパイシーな香りとベルジャン酵母によるエステル香。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの穏やかな苦味と爽やかな酸味が効く。旨い!スパイシーな香りと心地よい酸味が特徴のベルジャンホワイトです。

     

     

続いては「芳野エール」(ペールエール)。芳野地域のブラッドオレンジを使用。モルトのしっかり香りとブラッドオレンジも混じっているか柑橘系ホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味は陰で支える程度。旨い。

     

     

そして3種目、「GOA ウェスト・コーストIPA」。モルトの旨い香りとホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、モルトの旨さが前面に出る。ホップの苦味は意外にやや控え目。旨い。モルトの旨味と個性が際立つIPAです。

この後、熊本駅前の直営レストランに移動してビールを頂くため、こちらではこれにて終了。是非、食事とともに頂きたいビールでした。

スタッフの皆様、色々とご対応有難うございました。

(続く)



BREWERY KAEN
熊本県熊本市東区長嶺南3-1-102
TEL:096-384-0178

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その2)

2024-03-18 23:05:25 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


醸造所に到着。

     

こちらは醸造所兼レストラン「BREWERY KAEN」。いわゆるブルーパブですね。

     

お店の裏に回ると、醸造所の建物が存在します。店舗内の醸造所に加えて、醸造能力増強でこちらに拡張した模様です。今回は事前にお願いして醸造所を見せていただくことになっています。

     

醸造所内の様子。こちらは新規に設置した発酵タンク。500L×4基という体制。この後見ますが、仕込みの規模が250Lなので、ダブルバッチで対応する形になります。

     

こちらは既存の醸造所内にある仕込みの設備で、先述のように250L、ミニマムクラスですね。

     

     

こちらはブルワリーレストランからガラス越しに見えるようになっている既存の発酵タンクです。仕込みの規模に合わせて、250L×3基という体制です。多品種展開しやすい醸造体制ですね。

それではこちらのブルワリーレストランでビールを頂きましょう。

(続く)



BREWERY KAEN
熊本県熊本市東区長嶺南3-1-102
TEL:096-384-0178

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その1)

2024-03-16 12:20:21 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは熊本県熊本市の「ダイヤモンドブルーイング」へのビール紀行の模様をお送りします。熊本市内のビール醸造所といえば、長年、熊本クラフトビールのみだったのですが、2018年にダイヤモンドブルーイングが醸造を開始し、熊本に根付く醸造所として成長を続けています。ちなみに滋賀県近江八幡市に「ダイヤモンドブルワリー」がありますが、「ダイヤモンドブルーイング」とは別資本の醸造所です。ビールのスタイルはエールを中心に多彩。副原料を使用したビールやベルジャン酵母を使用したビールが得意なようです。ダイヤモンドブルーイングの飲食施設は、熊本市郊外にある醸造所兼レストラン「BREWERY KAEN」と熊本市中心部にある「WORLD BEER TERMINAL KAEN」で、こちらで種類豊富なビールと料理を楽しむことができます。実は今回のビール紀行は昨年夏のもの。その当時は熊本駅前に直営の「KUMAMOTO DINER KAEN」も営業されていました。現在は閉店になっているようですが、醸造所とともにこの熊本駅前のお店を訪問しました。

     

     

ソラシドエアーで熊本空港へ。着陸時に阿蘇山の眺望が楽しめるのがいいですね。

     

     

熊本空港からは空港リムジンバスで熊本市内へ移動します。

     

バスに乗車すること約20分。熊本市中心部ではなく、郊外にある「益城インター口」バス停で下車します。ここから徒歩で醸造所に向かう予定でしたが、気温が高すぎて断念。タクシーを拾います。

     

あっという間に醸造所に到着です。

(続く)



BREWERY KAEN
熊本県熊本市東区長嶺南3-1-102
TEL:096-384-0178

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(最終回)

2023-12-30 16:52:50 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ウォルフブロイ」の続きです。


続いて頂いたのはヘーフェ・ヴァイツェン。

     

     

クローヴ系の穏やかなフェノール香。モルトの旨味はヴァイツェンとしては控え目で、こちらもヴァイツェンとしては控え目な酸味が漂う。旨い。フェノール香と酸味が全体的に控え目なヴァイツェンです。

     

     

おつまみもいくつか販売されています。こちらは「スモークドハム」。スモークはほんのりで、塩味の効いたビールに合う味わいで美味しい。

     

     

最後はヴァイツェン・ボックで締め。焙煎モルトの甘い香りと厚みのあるフェノール香。モルトの旨味はしっかり重厚。ヴァイツェンらしい酸味がしっかり効く。旨い。焙煎モルトの甘い香りとしっかりフェノール香が特徴のヴァイツェン・ボックです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ドイツ人仕込みとあって本格的な現地のマイクロブルワリーの味わい。特にピルスナーはドイツのケラービアを彷彿とさせる、うなるレベルの味わいでした。

こちらは地元の人に人気があるようで、開店と同時に満席という状況。しっかりとしたレストランスペースがあると、食事と一緒にゆっくりビールを楽しめるので、いいかもしれません。

     

醸造所を後にして頂いたのは、お約束の沖縄そば。お出汁が絶品でした。
   


ウォルフブロイ
沖縄県那覇市首里池端町34
TEL:098-975-5669

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(その3)

2023-12-28 16:52:35 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ウォルフブロイ」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は6種類。うち伝統的なドイツスタイルが5種類です。近年、ここまでドイツスタイルが揃うブルワリーは少ないと思います。

     

     

最初はもちろんピルスナーから。甘くうっとりするくらいのエステル香とホップの香り。モルトの旨味はしっかりでフルボディ。ホップの苦味が心地よく効く。激しく旨い!甘く豊かなエステル香が特徴のフルボディのピルスナーです。ドイツで飲んだケラービアそのまんま。

     

     

続いてはアルト。カラメルモルトとエステル香が素晴らしい!モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がボディを支える。激しく旨い!素晴らしいカラメルモルトの香りとエステル香が融合した、本場さながらのアルトです。

     

軽いおつまみに、ミックスナッツを頂きました。

(続く)
     


ウォルフブロイ
沖縄県那覇市首里池端町34
TEL:098-975-5669

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする