ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

音楽家が醸す Teenage Brewing(その2)

2024-02-19 11:20:18 | ビール紀行(関東)
前回の「Teenage Brewing」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

元は木工所だった建物をリノベーションした醸造所だそうです。なので何も知らないで通りかかっても、ビール造っているとは気づきません。

     

     

1階の入り口付近の窓からは醸造所の中の設備が確認できます。

     

     

     

店内の様子。外観とは違って、かなりアートな空間が広がります。しかも全てが統一されているのではなく、エリアごとに違った個性を見せています。

     

     

入口付近の窓からは醸造所の様子を見ることができます。仕込みの規模は約800Lで、発酵タンクが800L×6基、ブライトタンクが800L×2基という体制。結構、大規模です。最初から今後の展開を見据えての初期投資だそうです。

     

     

     

店内に冷蔵庫を発見。ぎっしりと缶製品が並んでいます。個性的なジャケットのデザインもこちらの特徴。約500mlのサイズもいいですね。

     

店内に入る時は気づかなかったのですが、外にも客席がありました。オープンエアのテラス席で、こちらでビールを頂くのもよさそう。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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音楽家が醸す Teenage Brewing(その1)

2024-02-17 23:02:53 | ビール紀行(関東)
今回からは埼玉県ときがわ町の「Teenage Brewing」へのビール紀行をお送りします。Teenage Brewingは2023年春に誕生したばかりの新規醸造所。音楽家の方がビール醸造を手掛けるだけあって、アーティな要素とセンスが感じられる醸造所です。誕生からまだ1年も経っていませんが、既に人気は高く、ビール好きの間では高い定評を得ています。醸造所&タップルームはJR八高線の妙覚駅から徒歩約12分の場所に位置し、緑豊かな心癒されるロケーションにあります。残念ながら八高線の本数は多くないので、今回はお隣の越生駅からバスと徒歩で醸造所に向かいました。ちなみに訪問時期は随分前で昨年の夏のことでした。

     

     

     

東武鉄道の越生線で越生駅に到着。お隣の線路がJR八高線で、本来なら八高線に乗り換えるところですが、時間が合わず、バスを利用します。

     

     

越生駅東口です。駅前のバス停から、ときがわ町路線バスに乗ります。

     

     

バスに乗車すること約8分、「鹿の下」バス停で下車します。

     

     

     

バス停からは八高線に沿って北上する道をひたすら歩いていきます。徒歩15分ほどで、ときがわ町に入りました。

     

     

     

ときがわ町に入ったら、ラストスパート。そこから数分歩くと左手にそれらしい建物が見えてきました。「BEER BREWERY」の看板発見。醸造所に到着です。

(続く)



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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目の前は海 HUMANS BEER(最終回)

2022-12-08 13:05:22 | ビール紀行(関東)
前回の「HUMANS BEER」の続きです。


最初に頂いたのは「バナンゴー ヴァイツェン」(フルーツヴァイツェン)です。

     

     

ほんのりフェノール香とかなり穏やかなマンゴーの香りが重なる。モルトの旨味は控えめで、小麦の優しい口当たり。心地よい酸味が効く。旨い。穏やかで抑えめのフェノール香が特徴の、見た目とは裏腹にあっさりヴァイツェンです。

     

     

続いては「ダンシング・ツリーズ」(ヘイジーIPA)です。注ぐと「ドロッと」した感じ。大人のミックスジュース!トロピカル系のホップの香りが広がる。ライム系の香りも。モルトの旨味はややしっかり。ホップの苦味と渋味がしっかり効いて、心地よくボディを引き締める。旨い!トロピカル系とライム系のホップの香りが絡むヘイジーIPAです。

     

     

最後は「ローリーズロリポップ」(DDHヘイジーIPA)。大量のモザイクホップを使用。ライムがかったトロピカル系のホップの香りが広がる。モルトの旨味はしっかり。ホップによる渋味はやや控えめでここ心地よく効く。旨い!ライムがかったトロピカル系のホップの香りが特徴の、バランスのとれたヘイジーIPAです。ダブルドライホッピングというほどの香りの強さではありません。

今回はこれにて終了。こちらのビール、IPAを得意としているそうで、アメリカンなホッピーなビールが特徴。しかしながら、それほどホップのキャラクターが突出しているわけではなく、程よいバランスです。目の前は海!お出かけ感に浸りながらのビールは最高です。

     

帰りに箱根ビールの足柄ヴァイツェンのお味をみるために、えれんなごっそへ。今年の足柄ヴァイツェン、例年よりもあっさりした味わいでした。



HUMANS BEER
神奈川県足柄下郡湯河原町福浦437-6

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目の前は海 HUMANS BEER(その2)

2022-12-06 20:30:50 | ビール紀行(関東)
前回の「HUMANS BEER」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

灰色の建物の1階部分が醸造所のようです。窓から設備が見えています。左手の赤い建物1階でビール直売をしています。

     

     

テーブルの上にサンプルが並んでいて、スタッフの方を読んでオーダーします。直売所には若干ながら椅子とテーブルがあるので、こちらで購入したビールを飲むことができます。栓抜きも完備。

     

     

     

この日販売されていたビールは4種類。それぞれ細かくストーリーが描かれています。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



HUMANS BEER
神奈川県足柄下郡湯河原町福浦437-6

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目の前は海 HUMANS BEER(その1)

2022-12-04 17:19:23 | ビール紀行(関東)
全国各地に新規醸造所が誕生する中、神奈川県の西端の湯河原町に昨年ビール醸造所が立ち上がりました。今回からは神奈川県湯河原町の「HUMANS BEER」へのビール紀行の模様をお送りします。こちらの醸造所はカナダ人の方が今流行りのホッピーなスタイルのビールを中心に醸造されていること、タップルームはなく瓶ビールの醸造所直売をされていること、くらいが事前情報で、ともかく醸造所に行ってビールを飲んでみることにしました。醸造所は湯河原町にありますが、最寄りの駅はJR東海道本線の真鶴駅。駅からも徒歩約10分と好アクセスです。真鶴の観光エリアも近いので、ビールを飲んで、新鮮なお魚を食べるといった「お出掛け」に最適です。訪問はまだ暑い季節のことでした。

     

     

JR東海道本線で真鶴駅に到着。あともう少し電車に乗れば、静岡県という神奈川県の西端です。

     

     

真鶴駅です。このエリアの観光の拠点なので、観光客が結構います。ここから醸造所へ徒歩で向かいます。

     

     

国道から外れて、海岸方面に向かって小路を下ります。

     

     

しばらく歩いてゆくと、急に目の前に海が広がります。この解放感!

     

     

海岸沿いを進んでゆくと、右手にそれらしい建物が見えてきました。醸造所に到着です。醸造所の目の前は真鶴道路の入口です。車での帰りは便利ですね。

(続く)



HUMANS BEER
神奈川県足柄下郡湯河原町福浦437-6

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またまた違うアプローチで訪問 やみぞ森林のビール(最終回)

2022-09-05 15:17:50 | ビール紀行(関東)
前回の「やみぞ森林のビール」の続きです。


次に頂いたのはシーズンビールのブラウンビール。

     

     

ベースはエールだそう。モルトの豊潤な香りと干し草っぽいホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味はボディを上手く支える程度に効く。旨い。穏やかな干し草っぽいホップの香りが特徴のブラウンエールです。

     

     

「奥久慈地鶏軍鶏手羽先の唐揚げ」です。前回初めて注文できてかなり美味しかった一品。この日もありました。しっかり目の醤油味のきいた手羽先唐揚げ。熱々で美味しい!

     

     

ヴァイツェンをお代わり。フレッシュでライトなフェノール香と心地よい酸味を噛みしめます。旨い!

     

     

シーズンビールをお代わり。モルトの豊潤な香りと干し草系のホップの余韻を味わう。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的にドイツらしいモルトの香りと旨味がしっかりな点が特徴。旨いビールに美味しい地のものを使用した料理。そして何てことない里山の落ち着く風景。ここは私にとって、ビール紀行の原風景かもしれません。この安らぎを求めて旅をする。都会のタップルームやビアホールもいいけど、こちらのように全てを忘れて旨いビールにどっぷり浸る時間が素敵なのです。

奥久慈軍鶏、是非是非、お勧めです。

     

また来ます。醸造所の皆様、送迎等お世話になり、有難うございました。



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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またまた違うアプローチで訪問 やみぞ森林のビール(その3)

2022-09-04 17:03:39 | ビール紀行(関東)
前回の「やみぞ森林のビール」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ドイツスタイルの定番3種にジーズンビール1種という、昔から全く変わらない硬派なラインナップ。ヘレスが定番にあるのは希少です。シーズンビールはブラウンビールとのこと。

     

     

最初はピルスナーを頂きました。爽やかなホップの香りとモルトの甘い香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかりボディを支える。旨い。モルトの甘い香りが特徴の、ドイツからの輸入ビールのようなピルスナーです。

     

     

次はヘレス。ピルスナーよりも甘いモルトの香りとエステル香。モルトの旨味はしっかり濃厚で、まるでボックのよう。ホップの苦味はヘレスらしく控え目。旨い。モルトの豊潤さを味わうヘレスです。

     

     

フードのメニューです。こちらもいつもと変わらぬラインナップ。ランチ需要もあるので、おなか一杯になれるメニューが多いです。

     

     

こちらに来たら必ず食べておきたいのがこちら、「奥久慈地鶏軍鶏ソテー」。香りからして美味しい。滋味豊かな軍鶏肉の味わいと程よい塩味がたまらない!皮も脂っこくなく、美味しいのです。旨いビールとこの料理、ここに来て良かったと思う瞬間で。

     

     

続いてヴァイツェンです。やや若いそうです。見た目はヘイジーIPAか、ミルクセーキのよう。フレッシュなクローヴ系のフェノール香。モルトの旨味はしっかり目ながら、ヴァイツェンらしい心地よい酸味がしっかり効く。旨い!若々しくはあるけど、あっさり目のフェノール香が心地よい、爽やかな酸味が特徴のヴァイツェンです。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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またまた違うアプローチで訪問 やみぞ森林のビール(その2)

2022-09-03 12:18:24 | ビール紀行(関東)
前回の「やみぞ森林のビール」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

この平屋のコテージ風の建物がこちらの特徴。飾らない素朴な様子がいいのです。幟がなければ、ここがビール醸造所とは分からないくらいです。

     

     

     

いつ見ても感嘆の声をあげてしまう素敵な店内は健在!店内奥の醸造設備がいい味を出しています。

     

     

こちらでの特等席はやはりこの窓際のテーブル。見えるのは田舎の素朴な風景なのですが、それが良いのです。ビールをのみながら、ぼ~っと過ごす至極の時間を味わえます。

     

     

カウンターの上にはビールサーバーが並んでいます。しかしながら、年季の入ったものですので、不具合があるのでしょうか、別のサーバーを利用されていました。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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またまた違うアプローチで訪問 やみぞ森林のビール(その1)

2022-09-02 12:59:44 | ビール紀行(関東)
茨城県大子町にある「やみぞ森林のビール」を醸造する「大子ブルワリー」はお気に入りの醸造所の一つ。あの人里離れた関東では秘境系のブルワリーレストランで無性に癒されたくなる時があります。現地で旨いビールと奥久慈軍鶏を頂いて、ほっこりしたいのですが、秘境系だけにどのようすれば効率的に行けるか悩みます。茨城県大子町の醸造所ですから、水郡線とバスを乗り継ぐのが王道なのですが、どうしても時間がかかってしまいます。そこで近年は栃木県側からのアプローチを探索中。前回は東北本線の西那須野駅からバスで向いましたが、今回は氏家駅まで行って、バスで向かうことにしました。それでも終点のバス停から醸造所まではある程度距離があるので、事前にお願いして、県境付近のバス停まで迎えに来ていただきました。ちなみに訪問は半年前の春のことでした。

     

     

JR東北本線で氏家に到着。この路線は途中までは新幹線を利用できるので、常磐線経由よりも便利なのです。

     

     

JR氏家駅です。こちらの駅前にあるバス停から馬頭車庫行のバスに乗り込みます。

     

     

バスに乗車すること約1時間。終点の馬頭車庫に到着。お客さんは自分一人だけの状況が長かったです。

     

     

醸造所の方にお迎えに来ていただいて、車で醸造所へ。いつもいつもお世話になり、有難うございます。県境を越えるとすぐ到着。氏家駅からここまで1時間半。長い・・・。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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絶品料理とともに ろまんちっく村クラフトブルワリー(最終回)

2022-08-29 10:54:58 | ビール紀行(関東)
前回の「ろまんちっく村クラフトブルワリー」の続きです。


次に頂いたビールは「IPA」です。

     

     

トロピカル系のホップの香りが炸裂!モルトの旨味はしっかり目で、こちらにしてはややライト。ホップの苦味がややしっかりと全体をまとめる。旨い!トロピカル系のホップの香りが炸裂する、IPAとしては苦味とボディ控え目なビールです。以前に頂いたこちらのIPAとは印象が随分違います。

     

     

     

メインデイッシュの「スペアリブ(単品)」が到着。スペアリブ、見た目以上にかなり分厚くて、食べ応えしっかり。何もつけなくても染み込んだソースのお味が秀逸です。肉の脂も美味しい。普通のスペアリブと違って、お肉の風味を十分に堪能する味わいです。いつもながら、付け合わせの野菜の豊富さが嬉しい。こちらに来る理由の一つが、この付け合わせの野菜なのです。酸味の効いた玉ねぎソースが付いていたけど、使いませんでした。この内容で約1400円とは、コスパ高し。

     

     

最後は「チョコレートスタウト」で締め。軽快なチョコっぽいモルトの香り。モルトの旨味はしっかりながら、しつこくありません。ホップの苦味はボディを支える程度で、上手く全体を引き締める。旨い!軽快なチョコの香りとバランスのとれたボディ、そしてホップの苦味が特徴のチョコレートスタウトです。チョコレートスタウトの中ではライトな方。

今回はこれにて終了。こちらのビール、さらに全体的に洗練された印象。地元産モルトという特色を軸に、それぞれのビールのキャラクターを形作られています。毎回来る度に工夫が感じられて、楽しみな醸造所です。しかし、料理が素敵で素晴らしい!



ろまんちっく村
栃木県宇都宮市新里町丙254
TEL:028-665-8800

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