ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

瀬戸内の離島へ gogoshima beer farm(その1)

2024-12-31 15:24:32 | ビール紀行(中国・四国)
四国の醸造所に多いのですが、最近柑橘を上手く使ったビールが増えています。そんな醸造所の中から、愛媛県松山市の離島、興居島の醸造所「gogoshima beer farm」へのビール紀行をお送りします。gogoshima beer farmは2022年12月に誕生した醸造所。こちらのブルワーの方には以前、DD4Dで修行されていた時にお会いしていて、興居島で醸造所の開業を計画していることを知りました。素敵な瀬戸内での離島での醸造所、ずっと訪問したいと思っていましたが、ようやく実現できました。ビールのスタイルは多彩でIPAが多い傾向。そのIPAを地元の柑橘と上手く重ね合わせたビールが特徴です。醸造所には併設のタップルームがあり、古民家内でゆっくりとビールを楽しむことができます。今回の訪問時はタップルームの営業は無かったのですが、事前にお願いして醸造所でビールを頂けることになりました。醸造所へのアクセスですが、伊予鉄の高浜駅を下車し、高浜港からフェリーで13分、下船後徒歩約5分。離島ではあるものの、かなりアクセスしやすい醸造所です。

     

     

伊予鉄で高浜駅に到着。松山市内から約20分と気軽に来ることができる距離です。

     

     

     

高浜駅を降りたら目の前がフェリー乗り場です。そしてその先に見えるのが興居島。

     

     

フェリーが到着し、乗船します。目の前の興居島が迫ってきます。

     

     

     

興居島の穏やかな風景を眺めていると、もう到着。醸造所最寄りの港、由良港です。

(続く)



gogoshima beer farm
愛媛県松山市由良町803-1

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今、姫路が熱い! KOGANE(最終回)

2024-12-29 13:48:02 | ビール紀行(関西)
前回の「KOGANE」の続きです。


続いて頂いたのは「イチゴ一会」。

     

     

高砂のイチゴ農家のイチゴを使用したフルーツサワー。イチゴのアロマ。飲むと強い酸味とモルトの旨味。旨い。サワーならではの強く心地よい酸味を楽しむフルーツサワーです。

     

     

注文していた「メンチカツ」が到着。文句ないです、美味いに決まってます。

     

     

最後は「HEY! HAZY IPA #4」で締め。凝縮したライム感を感じるアメリカンホップの香りとラクトース感。モルトの旨味はしっかりで、ホップによる酸味と苦味が心地よくしっかり目に効く。旨い!アメリカンホップの凝縮した香りが特徴の、バランスのとれたヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、アメリカ系を中心に副原料も使用して多彩なビールを展開。その中でもアメリカンペールエールは秀逸!柑橘系のホップをベースとしながら、個性的な苦味とドライ感が素晴らしかったです。また多くの料理を提供するディナータイムに訪れたい醸造所です。

     

店内で瓶ビールの販売もあるので、飲めなかった種類のビールはお土産で購入するのもいいでしょう。



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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今、姫路が熱い! KOGANE(その3)

2024-12-27 13:57:47 | ビール紀行(関西)
前回の「KOGANE」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は7種類。地元の副原料を活用したビールが多いですね。

     

     

最初は「ZIT WEIZEN」(ゆずヴァイツェン)。神河町産の柚子を使用。柚子の豊かで爽やかな香り。クローヴ系の抑え目のフェノール香が柚子の香りによく合う。モルトの旨味は控え目で、柚子とヴァイツェンらしい酸味が調和して心地よく効く。旨い!柚子とヴァイツェンが掛け合わされた、香りと酸味が心地よいビールです。

     

カフェタイムのフードのメニューです。アイドルタイムなので、フードの種類は絞られていますが、オツマミとしては十分。

     

     

オツマミとして注文したのは「ペペロンチーノ風枝豆」。それほどオイリーではなく、ニンニクの香りが付いて美味しい。

     

     

続いて頂いたのは「MELLOW PALEALE」(アメリカン・ペールエール)。グレープフルーツ系のホップのうっとりする香りとモルトの軽快な香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップによる渋味としっかり苦味がボディを上手く引き締める。激しく旨い!柑橘系のホップの香りとホップによる渋味・苦味との調和が素晴らしい、ややドライなアメリカン・ペールエールです。

久しぶりの会心の一撃!

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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今、姫路が熱い! KOGANE(その2)

2024-12-19 17:19:40 | ビール紀行(関西)
前回の「KOGANE」の続きです。


醸造所に到着。

     

お洒落な店構えです。何も知らなければ、カフェレストランだと思ってしまうデザインです。

     

中に入ると存在感のある大きなカウンターがお出迎え。ビールサーバーのタップ数は10本もあります。

     

店内の様子。入口付近は主としてお一人様向けでしょうか、カジュアルなカウンターテーブル席となっています。

     

     

店内奥はテーブル席となっていて、その一番奥が醸造所という配置です。ガラス越しに「魅せる」醸造所で、その光景はビールの絶好のつまみです。

     

     

醸造設備の仕込みの規模は500Lで、発酵タンクは500L×5基という体制です。

それではビールを頂きます。

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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今、姫路が熱い! KOGANE(その1)

2024-12-17 17:22:20 | ビール紀行(関西)
兵庫県姫路市は今ビール醸造所が増殖している街。少し前までは全く醸造所が無かったのですが、今や市内には4カ所も操業し、クラフトビールの街になっています。そんな姫路の醸造所から、「KOGANE」へのビール紀行の模様をお送りします。KOGANEは2023年10月に誕生した新規醸造所。姫路駅から姫路城に真っすぐ延びる大手前通り沿いにあり、姫路城にほど近い醸造所です。ビールのスタイルはアメリカ系を中心としながら多様で、地元の食材を使用したビールが大半を占めます。醸造所には併設レストランがあり、お昼から通し営業なので、あまり訪問時間を気にせずビールを楽しむことができます。醸造所のアクセスですが、姫路駅から徒歩約8分です。訪問したのは随分前で9月のことでした。

     

     

山陽電車で姫路駅に到着。阪神電鉄と直通運転しているので、大阪からも一本で来ることができます。時間を節約したい人にはJRを推奨。

     

山陽電車の姫路駅です。百貨店と一体になった昔ながらの駅ビルです。

     

     

     

駅前から大手前通りをひたすら姫路城方面へ歩いて行きます。しばらくすると左手にある店舗の幟に「TAKEOUT BEER」の文字を発見。醸造所に到着のようです。

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(最終回)

2024-12-10 17:11:33 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


続いて頂いたのは「DDH IPA」。

     

     

厚みのあるアメリカ系ホップ香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップの苦味もそうだけど、酸味がしっかり効く。旨い。厚みのある柑橘系ホップの香りが豊かで、ホップによる酸味がしっかりのIPAです。

     

     

最後は「極みの黒」で締め。黒にんにくを使用したスタウト。スコーチに近いロースト香。少しにんにくらしい香りが被る。モルトの旨味はやや豊かで、にんにくらしい辛味とホップの苦味が重なる。旨い!ロースト香が豊かなスタウトに、にんにくのスパイシーさが加わった個性的なビールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、アメリカ系ホップを使用し、独自のアレンジで味わいを表現されているのが特徴。特に、ホワイトエールはホップを上手く駆使しながら、ベルジャンホワイトのようなスパイシーさを表現している爽やかなビールでした。

     

この後、新潟経由で関東に戻りましたが、新潟駅のエチゴビール公認パブで、念願のバーレーワインを頂きました。市場では見かけない激レアビールです。



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その3)

2024-12-07 17:18:00 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


こちらでは瓶ではなく缶製品を販売されています。

     

予定では缶製品を購入して試飲することになっていたのですが、ケグをタップにつないで下さるということで、ケグ出しで頂くことに。

     

この日のビールのメニューです。個性的なラインナップ。

     

     

最初に頂いたのは「YOKOTE HOPS ホワイトエール」。横手産のホップを使用。爽やかなアメリカ系ホップとスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味も控え目。旨い!爽やかなアメリカ系ホップが特徴のスパイシーなベルジャン・ホワイトです。

     

     

続いては、「ブリュットIPA」。こちらも横手産ホップ使用。青りんごのようなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、ホップによる渋味・酸味がしっかり効く。旨い。青りんごのようなホップの香りが特徴のドリカブルなIPAです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その2)

2024-12-05 16:43:04 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

1階部分に銭湯の名残りがありますね。男湯と女湯の2つの入口があります。1階部分はあえてそのままにしているようです。

     

     

女湯の入口から中に入ります。中に入ると試飲スペースとなっています。予約制の醸造所見学やイベントの際はこちらでビールを飲むことができます。奥の浴室部分が醸造所になっています。

     

     

     

醸造所内の様子。所狭しと醸造設備が並びます。元浴室なので、水回りは完璧だと思います。仕込みの規模は300Lで、発酵タンクが300L×4基と600L×2基という体制。バブルバッチはIPAやヘイジーIPAのような人気液種に使用するそうです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その1)

2024-12-03 21:27:29 | ビール紀行(東北)
今回からは秋田県秋田市の「HOPDOG BREWING」へのビール紀行の模様をお送りします。HOPDOG BREWINGは2023年に醸造所開始した新規醸造所。とは言え、ブルワー兼オーナーの方は長きに渡って「あくらビール」で醸造を担当されていた超ベテランの方です。古巣を離れ、同じ秋田市内で独立されました。ビールの味もさることながら、こちらの特徴は旧銭湯を活用し、醸造所として生まれ変わらせたこと。全面的なリノベーションではなく、その面影を色濃く残されています。ビールのスタイルは多彩で、横手産ホップを使用したビールに、秋田のリンゴを使用したハードサイダーも造られています。併設のビアパブはありませんが、月に1度、ブルワリー開放デーを設けていて、醸造所で飲むことができます。今回は事前にお願いして、醸造所見学&有料試飲をさせていただきました。醸造所へのアクセスですが、JR秋田駅から徒歩約20分です。

     

     

秋田新幹線で秋田駅に到着。久しぶりの秋田訪問なので、楽しみです。

     

JR秋田駅です。昔と比べて随分様変わりし、立派な駅ビルになりました。

     

     

     

Google Mapを頼りに、醸造所方面に歩いて行きます。途中、BREWCCOLYのTAPROOMの前を通過。醸造所併設ではなく、少し離れた場所にあるのですね。

     

     

     

さらに歩いて行きます。地図的に醸造所の近くまで来ると、銭湯「星の湯」の看板が現れました。醸造所に到着のようです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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