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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

恐るべし台湾のクラフトビール 金色三麦(その3)

2010-12-17 00:44:38 | ビール紀行(台湾)
前回の「金色三麦」の続きです。


続いて定番ビールを頂きます。

     

     

こちらはラガーです。結構濃い色をしています。酵母でかなり濁っています。ホップとやや
甘いモルトの香りに酵母のフレッシュな香りが広がります。モルティでとろっととける感じ。
最後に適度な苦味を感じます。やわらかな麦の香りと酵母の香りが嬉しいラガーです。こ
れも旨い。

     

     

     

食事のメニューです。写真が美しくどれも美味しそう。こちらも英語の表記があって助かり
ます。もちろんご飯ものもありました。

     

     

おつまみで頂いたのは「地中海風アスパラガス」です。甘いゴマのソースを付けて頂きま
す。

     

     

こちらは「ヘーフェ・ヴァイツェン」。見た目はベルジャンホワイトのような淡さです。し
っかりバナナ香。麦の旨味もしっかり。ホップの上品な香りが余韻で漂います。見た
目とは違って濃厚な旨味が特徴のヴァイツェンです。旨い。

     

     

最後はダークラガーです。シュバルツです。ロースト香の良い香りにまろやかな麦の旨味が
調和しています。最後にロースト香が漂う中、ホップの苦味が効いています。香り、旨味、苦
味が絶妙なシュバルツ。これは激旨です。素晴らしい。

こちらのビールは麦の旨味と酵母のフレッシュ感が際立っているのが特徴。どれも旨く、日
本のトップクラスのクラフトビールに比肩するレベル。恐るべし台湾のクラフトビール。台湾シ
リーズはまだ続きます。



金色三麦 台中市政店
台中市市政路20号
     
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恐るべし台湾のクラフトビール 金色三麦(その2)

2010-12-15 21:35:24 | ビール紀行(台湾)
前回の「金色三麦」の続きです。


市内の金色三麦のレストランに到着です。

     

     

店内の様子。イメージはハワイアンのようです。店員さんもそんな服を着ていました。お客
さんも結構入っています。台湾でもクラフトビールは人気のようです。

     

     

ビールのメニューです。定番3種類に季節限定1種のラインナップ。ドイツスタイルが中心
です。メニューに英語の表記があるのがありがたい。

     

     

最初の一杯目は季節限定のハニービール。ハッピーアワーなので半額です。元が150台湾
ドルですから、日本円では約450円。そしてその半額なんです。為替の関係があって、元の
価格が安い上にさらに、また安くなるとはありがたいかぎりです。ビールの方は、淡いゴール
ドで、酵母の濁りがあります。ドライフラワーのようなホップの香り。モルトとほんのり蜂蜜の甘
さを感じます。ホップの苦味はほどほど。爽やかで優しいエール。旨いですよ。

     

     

このハニービール、旨いもそのはず、インターナショナル・ビア・コンペティションで金賞
を受賞したビールとのこと。いきなり台湾クラフトビールの実力を実感しました。恐るべし。

(続く)



金色三麦 台中市政店
台中市市政路20号
               
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恐るべし台湾のクラフトビール 金色三麦(その1)

2010-12-12 10:55:16 | ビール紀行(台湾)
戦後台湾のビール長く1社独占態勢だったのですが、2002年のWTO加盟を契機にビール醸造への参入が解禁になり、数は少ないのですがクラフトビール(地ビール)メーカーが誕生しました。ジャパン・ビアフェスティバル横浜2009で神奈川県知事賞を受賞した台湾のクラフトビール「金色三麦」は記憶に新しいところです。現在15社ほどのクラフトビールが存在するようですが、日本の地ビールとは違い、醸造所併設のレストランで提供するスタイルではななく(もちろんこのスタイルもある)、自社で醸造したビールを各地の直営レストランで提供するスタイルが多いようです。なので地元でしか飲めない「地ビール」というよりも、地元以外でも提供する「クラフトビール」という表現が相応しい状況です。この度台湾の台中に行く機会がありましたので、台湾のクラフトビールを求めてビール紀行してみました。まず最初のビール紀行は先述の「金色三麦」です。こちらは醸造所は台北にあるようですが、台北以外にも各地に直営のレストランを持っており、そこで自家醸造のビールを提供しているようです。

     

     

台湾新幹線で台中に向かいます。いつもの東海道新幹線の光景と同じ。違和感が全くありま
せん。自動ドアがボタン式なのと、荷物置き場以外は、日本の車両と変わりません。海外に来
たのに、妙な安心感があります。

     

     

台中駅に到着です。車両と違い、ホームはヨーロッパの企業が施工しているので、雰囲気は
広々としていてヨーロッパ風。ちなみに運行は非常に精確でした。

     

日本で見慣れた700系をベースとした車両の顔を見送って市内に向かいます。市内へは無
料のシャトルバスが出ています。

     

     

バスに乗って約20分ほどで市内中心部に到着します。過去に首都機能がおかれたこともあ
り、バリバリの大都会。高層ビルが多く建ち並びます。

     

     

     

バスを降りた後、昔ながらの街並みをしばらく歩いて、金色三麦のレストランのある繁華街
を目指します。

     

こちらの緑で覆われたビルは大型のショッピングセンターで、こちらに金色三麦が入ってい
ます。

     

     

金色三麦の台中市政店に到着です。台中市内にはあと一店舗あるようです。

(続く)



金色三麦 台中市政店
台中市市政路20号
     
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