ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

さらにレベルアップ SUNMAI(最終回)

2019-10-23 13:10:05 | ビール紀行(台湾)
前回の「SUNMAI」の続きです。


フードをもう一品追加。

     

     

こちらはマグロのタタキのようです。何故か鰹のフリカケがかかっていて、こちらもやや甘い味付け。個性的なお味です。

     

     

最後はダークラガーで締め。程よく豊かなロースト香で雑味なし。モルトの旨味はややしっかりで柔らかい口当たり。苦味は控え目で、心地よいロースト香のフィニッシュ。激しく旨い!ロースト香が心地よい素晴らしいバランスのシュバルツです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、以前よりもさらに本格的なドイツビールに近づいた印象。かなりレベルが高く、日本で飲むこちらのビールとは全然印象が違います。特にヴァイツェンとシュバルツは特筆もの。レストランについては、もう少し料理が日本人好みだといいのですが。

     

     

せっかくなので台北駅近くのこちらのビアパブに寄ってみました。

     

店内はカフェのような落ち着いた雰囲気。カウンターにはズラリとタップが並びます。こちらでは数多くの台湾のクラフトビールが味わえます。

     

ケグ出しのビールも味わえますが、瓶ビールも頂くことができます。持ち帰りも可能。その場合は10%安くなります。日本に帰国する前の買い出しに最適なお店でした。



金色三麦 誠品信義店
台北市信義區松高路11號 誠品書店信義店B1

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さらにレベルアップ SUNMAI(その3)

2019-10-21 15:00:34 | ビール紀行(台湾)
前回の「SUNMAI」の続きです。


次に頂いたのはウィートビール。

     

     

ヴァイツェンとしては濃い色をしてます。まるでプランク。濃厚で心地よいフェノール香。モルトの旨味はしっかり濃厚。モルトに合わせる程よい酸味。フェノール香のフィニッシュ。旨い!ヴァイツェンの中でも超ドイツ的で本格的なヴァイツェンです。レベル高し!

     

     

     

     

フードのメニューの一部です。洋食系で日本のビアレストランであるようなメニューが並びます。英語の表記もあるので、大体どんなものか想像がつきます。

     

     

まず注文したのはシーザーサラダ。見た目は日本のものと変わりませんが、ソースが甘め。台湾の方は甘めの味付けが好みなのでしょう。

     

     

続いてはアンバーラガー。フレッシュなエステル香とモルトの香り。モルトの旨味はしっかり目ながら、ラガーらしく綺麗に切れる。モルトの香りのフィニッシュ。旨い!個性的なエステル香とモルトの香り・旨味が特徴のアンバーラガーです。これもいい。

(続く)



金色三麦 誠品信義店
台北市信義區松高路11號 誠品書店信義店B1

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さらにレベルアップ SUNMAI(その2)

2019-10-19 20:53:41 | ビール紀行(台湾)
前回の「SUNMAI」の続きです。


金色三麦の誠品信義店に到着。

     

以前はこの「金色三麦」がブランド名でした。現在もレストランの名称として引き続き残しているようです。

     

店内に入ると醸造設備がお出迎え。と言っても、これはフェイク。醸造所は台北郊外の新北市内にあるようです。法律により台北市内には醸造所は設立できないようで、いわゆる台北のクラフトビールの醸造所は台北郊外にあります。

     

     

店内はレンガを基調としたシックでムーディな雰囲気です。ドイツのケラーに来たような感じです。

     

ビールのメニューです。定番4種に季節限定1種というラインナップ。季節限定はパッションフルーツを使ったビールとのこと。

     

     

最初はハニーラガーから頂きます。ほんのりハチミツの甘い香りとモルトの香り。モルトの旨味はややしっかりで、爽やかに切れる。ホップの爽やかな余韻。旨い!ハチミツの香りとほんのり甘さが活かされたスッキリラガーです。けやきで飲んだのと随分印象が違い、非常に旨い!やはりビールには旅をさせずに、自分がビールのもとへ旅をしないと。

(続く)



金色三麦 誠品信義店
台北市信義區松高路11號 誠品書店信義店B1

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さらにレベルアップ SUNMAI(その1)

2019-10-17 18:01:16 | ビール紀行(台湾)
今回からは台湾のクラフトビールのビール紀行をお送りします。まずは「SUNMAI」、もと金色三麦です。SUNMAIは台湾を代表するクラフトビールで、おそらく最大規模の醸造所だと思います。日本にも輸入されていますし、コンテストで受賞しているので、日本でも知名度の高い醸造所です。醸造所併設の飲食施設はありませんので、台湾各都市にある直営レストランで飲むことになります。今回訪問したのは「金色三麦の誠品信義店」で、台北の都心部にあるアクセスしやすいレストランです。過去に金色三麦のレストランを訪問した時、レベルの高いドイツスタイルのビールに驚きましたが、今回はさらに洗練されていて、その実力の高さを実感しました。当たり前かもしれませんが、けやきひろばビール祭りで飲んだSUNMAIをはるかに超える旨さでした。のレストランへのアクセスですが台北MRTの市政府駅から徒歩約5分です。

     

     

台北MRTで市政府駅に到着。台北の中心部の駅のようです。

     

     

駅の改札口を出て、レストランのある誠品書店の信義店を目指します。誠品書店は書店をベースとするショッピングモールのような感じでしょうか。

     

途中で目指すレストランの看板を発見。B1にあるのですね。実はこれが分かりにくかった。

     

日本の感覚でありそうなフードコートのある階を探すも、そのレストランはなかなか見つからず。あったのは衣服のお店が並ぶフロアの一角。日本ではビアレストランがあるような場所ではなく、到着まで一苦労でした。

(続く)



金色三麦 誠品信義店
台北市信義區松高路11號 誠品書店信義店B1

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旨いぞ台湾のクラフトビール Deluxe Beer(その3)

2011-01-02 14:55:47 | ビール紀行(台湾)
前回の「Deluxe Beer」の続きです。


食事のメニューです。

     

     

全て英語表記のメニューになっています。完全に洋風というわけではなく、中華ものも多く
含まれており、なかなか美味しそうなメニューが並びます。

     

まず頂いたのは「三杯豆腐」。「豆腐の生姜とニンニク炒め」といった感じでしょうか。生
姜の香りがアクセント。

     

     

こちらはマンスリー・ビールの「Munich beer」。濃い山吹色でしっかり酵母で濁っていま
す。ヴァイツェンのような香りでかなりフルーティです。モルトの旨味はそこそこで、酸味
を感じます。ホップに苦味は後から程よく効いてきます。スタイル不明。デュンケル・ヴァ
イツェン?のような印象。旨いです。

     

次の食事が届きました。「彩椒松阪豚」です。「松阪豚の胡椒ソース炒め」のようです。松
阪牛ならぬ「松阪豚」。正体不明です。思ったよりも甘く、日本にはない味です。

     

食事をもう一品注文しました。「金沙蝦球」、「エビフライのしょっぱい玉子ソース和え」
です。こちらも日本にはない品。ただ玉子ソースがサンドイッチの中身のようなお味でなか
なか美味しい。

     

最後に頂いたのはデュンケルです。色はまあまあ濃い目。ほのかなロースト香とカラメルの
香り。モルトの旨味は中程度で、ホップの苦味はややしっかり。バランスのとれたデュンケ
ル。旨い。

こちらのビールはドイツスタイルが中心でしたが、なかなか良くできたビールばかりでした。
強烈な個性はありませんが、バランス重視のビールでしょうか。季節限定は月単位でビール
が変わっていくので、他のビールも気になるところです。

以上で台湾のクラフトビールへのビール紀行は終了です。レベルの高さにびっくりのビール
紀行になりました。ドイツ以外のスタイルもすぐに出てくることと思います。今後の成長が楽
しみです。



Deluxe Brew House 台中店
台中市東興路三段2號
     
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旨いぞ台湾のクラフトビール Deluxe Beer(その2)

2010-12-30 23:58:49 | ビール紀行(台湾)
前回の「Deluxe Beer」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

定番ビールが3種類に季節限定ビールが1種類です。どれもドイツスタイル。改めて考えて
みると、台湾のクラフトビールはドイツスタイルばかりで、イギリスやアメリカのエールはあり
ませんでした。

     

     

最初の一杯はゴールド・ピルスです。やや濃いゴールド。ホップの良い香り。ややモルティ
でホップの苦味が程よく効いています。モルトの旨味も楽しめるしっかりラガー。旨いです。

     

     

次はヴァイスビアです。酵母による濁りが美しい。ホップの香りにヴァイツェンらしいバナ
ナ香。モルトの旨味は中程度で、強い酸味が特徴です。酸味が印象的なヴァイツェンです。

     

こちらは別に掲載されていたビールのメニューなのですが、その中に面白いものを発見。
「黒麦汁」と訳せばいいのでしょうか。おそらくデュンケル用と思われる麦汁を飲むことが
できます。こちらも醸造所直営ならではと言えるでしょう。

(続く)



Deluxe Brew House 台中店
台中市東興路三段2號
     
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旨いぞ台湾のクラフトビール Deluxe Beer(その1)

2010-12-28 00:45:10 | ビール紀行(台湾)
台湾のクラフトービールの第3弾。今回からは「Deluxe Beer」へのビール紀行です。こちらのクラフトビールも醸造所は台北にあるようで、今回訪問したのはその直営レストランの台中店で、市内中心部にあるのでアクセスは良好です。醸造するビールはドイツスタイルが中心となっています。気になるのは先日まで見れたホームページが閲覧できなくなったこと。醸造を休止していなければいいのですが。

     

     

Deluxe Beerに向かう途中のとある公園でちょっとしたお祭りが行われていました。その公
園でみかけたのがこれから向かうDeluxe Beerの屋台でした。日本のビアフェスでも見かけ
る光景です。もちろんこちらのビールを販売していましたが、お楽しみはこの後ということで、
ここで頂くのは我慢して、レストランに向かいます。

     

     

     

市内中心部をぶらり歩いてDeluxe Beerの直営レストランに到着です。車道は交通量が多
く、後ろに下がってお店の全景を撮ることはできませんでしたが、雰囲気の良い外観です。

     

     

店内の様子です。やや締まった感じの広い店内。サッカーの試合を放映するのでしょうか。
大きなスクリーンが店内奥にあります。

     

     

店内のカウンターとビアサーバーです。日本ではあまりみかけない形のサーバーです。カウ
ンターの奥には醸造設備がディスプレイ(展示用で使用してない)されています。

(続く)



Deluxe Brew House 台中店
台中市東興路三段2號
     
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台湾のクラフトビール Gordon Biersch(その3)

2010-12-26 14:30:43 | ビール紀行(台湾)
前回の「Gordon Biersch」の続きです。


食事のメニューの一部です。

     

英語のメニューを見せてもらいました。メニューの中身は完全な欧米風。英語のメニューを
こうやって眺めていると、台湾にいることを忘れるくらいです。今回、こちらでは食事は注文
しませんでした。

     

     

次はメルツェンを頂きました。やや淡いアンバー。ホップの香りと甘いモルトの香り。モル
トのしっかりした旨味にホップの心地よい苦味が調和します。モルトの旨味が強すぎない
ところが良いです。旨い。

     

場所を外の席に変えてヘーフェ・ヴァイツェンを頂きます。濃い山吹色。こちらはヘーフェ
ということでしっかり濁っています。しっかりバナナ香。モルトの旨味もしっかり。爽やかな
酸味。しっかり旨いヴァイツェンです。旨い。

     

     

最後は季節限定ビールの「ケルシュ」です。色は淡く白いゴールド。美しい色です。シトラ
スのような爽やかなホップの香り。モルトの旨味とホップの苦味は控え目です。ホップの香
りが爽やかなエールです。旨い。日本のケルシュとは全く違う味。そしてドイツのオリジナ
ルとも全く違う解釈のケルシュです。ベルジャン・ホワイトのよう。

     

多くの種類を頂きました。台湾のクラフトビールのレベルの高さを再認識した夜でした。

     

こんな「通い瓶」(通いペットボトル?)のように、持ち帰りにも対応しているようです。



Gordon Biersch 台中店
台中市大墩路533號1樓
     
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台湾のクラフトビール Gordon Biersch(その2)

2010-12-23 18:27:09 | ビール紀行(台湾)
前回の「Gordon Biersch」の続きです。


台中市内のGordon Bierschのブルワリーレストランに到着。

     

     

店内の様子。カウンター部分は吹き抜けとなっており、広く開放感があります。2階席もあ
るのでかなりキャパがあると思われます。

     

ビールのメニューです。英語のメニューを見せてもらいました。ドイツスタイルを中心に6
種類ありました。サンプラーもあるので、気軽にテイスティングできます。

     

     

最初の一杯は、ゴールデン・エキスポートです。淡い色で酵母でうっすら濁っています。ホ
ップとモルトの軽い爽やかな香り。程よいモルトの旨味。ホップの苦味は後から心地よく効
いてきます。麦の旨味が心地よいクリスピーなラガー。旨いです。金色三麦とはキャラクタ
ーが正反対です。

     

     

次に頂いたのはシュバルツ。やや淡い黒です。ほんのり漂うロースト香にモルトの旨味は中
やや控え目。ホップの苦味もやや控え目です。ロースト香がほんのり香る、ややドライなシュ
バルツです。

     

     

こちらはチェコピルスナー。ドイツスタイルに混じって硬派な一品。芳醇なモルトの香りと
ホップの香りが広がります。苦味はやや控え目です。モルトの旨味以上にモルトの香り
が際立つラガーです。

Gordon Bierschのビール個性はそんなに強くありませんが、バランスが非常に良いのが印象
的です。そういう意味では金色三麦と対照的な感じがします。

(続く)



Gordon Biersch 台中店
台中市大墩路533號1樓
     
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台湾のクラフトビール Gordon Biersch(その1)

2010-12-20 22:50:15 | ビール紀行(台湾)
「金色三麦」に引き続き、台湾のクラフトビールのビール紀行として、今回からは「Gordon Biersch]
をお送りします。Gordon Bierschはアメリカでは有名なクラフトビールの草分け的存在。アメリカで有名なクラフトビールが台湾に進出し、今では3店舗の直営レストランを構えるようになりました。ビールのスタイルはドイツのラガースタイルが中心。金色三麦が酵母たっぷりで麦の旨味が特徴なのに対して、Gordon Bierschはビールは酵母による濁りはなく、味も繊細な感じです。前回と同じ台中市内にある直営レストランに向かいます。

     

     

金色三麦と同様、台中市内を移動し、Gordon Bierschの直営レストランを目指します。金色
三麦のレストランから歩くこと約20分、見たことのあるマークの建物が見えてきました。

     

そうこれは日本でも一時期進出していたカルフールです。中国語だと「家楽福」なんですね。
分かるような気がします。

     

そしてこのカルフールの1階にお目当てのGordon Bierschの台中店が入っています。

     

     

アメリカから店舗ごと持ってきたような佇まい。店舗内には醸造設備らしきものは見当たら
なかったので、おそらく台北市内にある醸造所からビールは直送しているものと思われます。

(続く)



Gordon Biersch 台中店
台中市大墩路533號1樓
     
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