生きてる作曲家の曲を演奏するって、結構難しいけど、更に、その作曲家に頼まれた録音だから、その作曲家が聴くことが前提だから、もっと難しい。緊張するし・・・作曲家が思ってるのと、全然違うイメージで演奏してる場合だってあるし。
3パート、全部一気に録音終了。勢いでやっちゃったのだけど、編集しながら思った。ピッチが・・・・ 縦の線は、編集でごまかせるけど、ピッチがずれてると、直せない。
どうしようかな・・・・撮り直しかなあ。でも撮り直しても、また出て来そう。
この作曲家って、一体どんな演奏を求めているのだろう。曲の背景の話を、聞いてもいないのに熱心にしてくれたということは、それがよほど大事なことだからなんだと思う。一応、その思いを酌んで、ドラマチックに演奏してみたんだけど・・・なんか、一人でオペラやってるみたいに(笑) それはそれで楽しかったから良いのだけどね。作曲家に、「こんな曲じゃないです。」って言われたら、どうしましょうね。
一応、オーディオの編集は終わったから、あとは画像。どうしようかなあ。
演奏すると、精神的にもどんよりとしてしまう曲です。重たく吹きすぎたかも・・・・ でも重たい話だし。次は、明るい曲が吹きたい(笑)
でも、この曲を吹かせてもらったおかげで、勉強になったこともたくさんあるから。作曲家に頼まれなかったら、演奏することもなかったと思う。
受難節だから、こういう曲を演奏することになったのかな?
でもこの日曜日は、エルサレム入城の日。ちょっと明るく行けるかな。去年録音したギボンズのHosanna to the Son of Davidがある。今の私なら、もっとこうするのに~っていう所がたくさんある。それだけ、上達したってことだよね(笑)音楽的に、成長してます。今は、楽しいことにフォーカスしたい。