おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

受難節最後の日

2022-04-16 22:47:54 | 日記
 明日はイースター。復活祭。  
 古い自分が死んで、新しく生まれ変わる。と言っても、私のままなのだけど。

 色々思うところがあります。

 朝の、メインのミサは、生配信されますが、リンクがまだ出てない。Vierneのミサ曲。すごく楽しみ。

 夕方の礼拝の後、パーティーです。飲むぞ~(笑)!明日は、一日中家に帰る時間がない。朝早く出て、夕方帰って来ます。

 何着ようかなあ(笑)一応、復活祭だから、好きな服が着たい。
 大聖堂の中に、2022個の卵型のチョコレートが隠されています。子どもたちが喜んで、それを見つける。

 今日は、まだイースター休みなので、レッスンもお休み。昨日録音した曲を、YouTubeにアップしました。
 この曲は、ヨハネの福音書から来ています。
 「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる 」

 タイトルは、さんざん悩んだ挙句の末、「In the Twilight of Life - 人生の黄昏」。
 
 録音というか、編集の段階で、上手くバランスが取れなかったかも。相変わらずTascamを使ったのだけど、最初の調整が上手く行ってなかったみたい。

 ちょっと早いけど、自分に買った誕生プレゼントのバスリコーダー、音が気に入ってます。他のリコーダーよりも、音が好きで決めて買っちゃった。温かくて、素朴で、底から出てくるようなたくましい音。でもちょっと、穴が大きくて、気を付けないと隙間が開いちゃう。慣れるの時間がかかりそうです。録音の時は、サムホールをちょっとだけ、セロテープでふさいでました。これって無謀!?反則(笑)?でも、その方がきれいな音が出るから・・・

 明日は忙しいから、今日は早く寝ます。
 Happy Easter!!


 

信仰のない演奏!?

2022-04-16 13:46:29 | 日記
 私の考え方って、古いのかな?

 でも教会音楽において、一番大事なのは、信仰だと思うんだけど・・・

 いくら、音楽的に素晴らしい演奏でも、信仰がなければ、それは中身がないと思う。だから、無宗教を公言している人が、いくら受難曲の指揮をしても、それは、形だけに過ぎないんじゃない?

 お金が絡んでくると、職業として教会音楽家になる人が出てくるのは当然だし、教会音楽家は、立派な職業だから、当然普通の職業と同じように給料を支払われるべきではあるのだけど、そこに、無宗教を公言している人が入って来れば、あるいは、別の宗教の人が入って来て、その宗教の人が多数派になってしまえば、それはもうすでに、キリスト教の教会ではなくなってしまう。

 ミサ曲、受難曲、バッハのカンタータ、いくら技術的に、音楽的に素晴らしくても、信仰がないというのは、どうなのだろうか。根本的な物が抜けているんじゃないかなあ。

 あんまり敬虔じゃないクリスチャンの私でも、やっぱり、信仰が一番大事だと思うよ。

 そもそも、それ自体が、私の信仰なんだよね。