心が弱いなあって。もっと強くならなくちゃ。
クリスマス・キャロルの締め切りが迫って来てます。この時期は毎年、大抵3~4曲クリスマス・キャロルを書くことになる。でも、それが誰かに実際に歌ってもらったことは一度もない(笑)
去年は精神的にすっかり弱くなっていたので、1曲しか書きませんでした。
今年は2曲。そのうち、1曲は、歌詞が指定されていて、すごく有名な詩。ロセッティの「Love Came Down at Christmas」。もうすでに、色んな人が曲を書いているから、今更って思うのだけど。私には、私にしか書けないような曲を書かなくちゃ。比較しても仕方ないから。また、誰にも歌ってもらえないかもしれないけど、書くしかないし。>あ、また涙腺が。
もう、曲なんか、書かなくていいかなとも思う。なんで音楽なんてやってるんだろうって。
ピアノを教えていれば、それでいいのかなあって。
ピアノも、私じゃなくても、他に優秀な先生がたくさんいるし。私なんかに教えられる生徒さんの方がかわいそうかも。
10年間、ピアノに触らなかった時期があった。でも、音楽に戻って来たんだよね。私の中のどこかに、ずっと音楽があって。
ロセッティの詩、大好きな詩の一つだけど、ジョン・ラターだって合唱曲を書いてるし。
あ、今、思い出した。今年の春にジョン・ラターとZoomで話す機会があった。彼が、学生時代に書いて作曲コンクールに出したクリスマスキャロル、入賞しなかったのだけど、その時の審査員がデヴィッド・ウィルコックスで、その数年後、ウィルコックスがクリスマスキャロル集を出版するのをラターが手伝っていた時に、ラターの書いたクリスマスキャロルを見て、こういう曲を入れたいから、どんどん書いてくれって。でも、この曲、あなたが入賞させなかった曲ですよって。そんな話をしてくれました。だから、今入賞しなくても、誰にも歌ってもらえなくても、書き続けるんだよって。
なんか、色んな人に、勇気付けてもらってるのに、どうして強くなれないのかな。
自信がないから?
本当は、今夜、一曲書き上げようと思っていたのだけど、全然そんな気分じゃない。
夜ブログを書くと、次の日に、恥ずかしいって思うことがあるから、書かない方が良いのだろうけど。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます