おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

寒い

2021-10-15 15:41:20 | 日記
 今朝、霜が降りて、今日は寒いです。暖房入れてます。

 ウォーキング→ランに行って来ました。ちょっと寒かったけど、だんだんランニングの量が増えていきます。でも、古いケガの場所が少し違和感があったので、そこでストップしました。あとはウォーキング。
 途中、バス停を通り起して、思い出したのだけど、そのバス停は、昔、老夫婦がいつもバスを待っていたバス停。娘が幼稚園の頃の話。私は、娘を幼稚園へ連れて行った後、ランニングをしていたから、毎朝同じ時間帯にそこを走っていた。すると、いつもそこでバスを待っている老夫婦と会って、挨拶を交わしていた。ある日、突然その老夫婦がいなくて、どうしたのかと思ったら、次の日、「バスが早く来てね。」。だから、会えなかったのです。しばらく、そんな感じで毎朝挨拶をして通り過ぎていたバス停。今度は、1週間ぐらい、その老夫婦に会わなかったので、本当にどうしたのか心配でした。そしたら、おばあさんが一人で立っていて。おじいさんが突然亡くなったって。おじいさんと毎日、バスに乗ってカフェに行くのが楽しみだったみたい。もう、一人では行かないから、でも、私の笑顔が見たくてそこに立っていてくれたみたいです。すごく嬉しかった。あの頃は、元気で、いつも笑顔で走っていた。マラソン写真とかも、いつも笑ってる。走ることが自分の一部だったから、走らなくなってからは、自分の一部が欠けているようで。完全じゃなくて。あれから、おばあさん、時々バス停に来てくれた。おばあさんがくれる笑顔も、いつも素敵だった。でも、娘が小学校へ上がると、私のランニングの時間も変わって、おばあさんとはすっかり疎遠になってしまった。どうしてるのかな。

 急に思い出したけど、ランニングを通して、色んな人との触れ合いがあったっけ。
 大会に出ても、記録が伸びるのではなくて、どんどん遅くなってきていた。そんなことも、止めちゃった原因だったのかな。でも、記録がどうのとかよりも、ランニングをしていた方が、ずっと良いことがたくさんある。よく一緒に走っていた仲間とか、みんなどうしちゃったのかな。ここから7キロぐらいの所に住んでいる、ひ孫のいるおばあちゃんランナーとか。あのおばあちゃんと一緒に手を繋いで完走した女性の10キロの大会は、今はもう、なくなっている。グラスゴーの女性ランナーの数が減ったそうだ。だから、女性の10キロの大会は、運営できなくなってしまったらしい。私がグラスゴーに来て、一番最初に走った大会だったのに。

 色んなことが変わっていく。私だけ取り残されたみたいな気分になることがある。みんな次に進んでいるのに。

 とりあえず、頑張らなくちゃ。これまで何度か、ランニングに戻ろうをしたけど、成功しなかったから、今度こそは。毎回、このラン→ウォークの段階で挫折する。今、一番辛い所だけど、ここを何とか乗り切ったら、きっと走って行ける。そんな気がする。

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