バランスをとるって、結構難しいですよね。ゆっくりした落ち着いた曲の場合は特に。
それは速度のバランスかもしれないし、強弱のバランスかもしれないし、アーティキュレーションのバランスかもしれないし。
急ぎ過ぎると、慌ただしくて、曲の雰囲気が変わってしまう。ゆっくり弾きすぎると、どんどん重たくなっていく。そんな曲の真ん中に、静の部分と動の部分があって、そこの弾き分けも、飛び出さないようにバランスを取りながら。
音の響きの美しさを聞かせる曲は、いわゆる良い音、美しい音、透き通った音を出せるテクニックを持っていなければならない。
私はもう、関節炎などで、演奏とは遠ざかってしまっているけど、教える立場にあるから、そういう音の出し方、演奏の仕方を教えることができなければならない。どんな言葉を選ぶか、あるいは、弾いて見せるのか、どちらにしろ、生徒さんに通じなければ意味がない。生徒さんが知識としてわかったとしても、できるようにならなければいけない。
今日は、そんなことを考えさせられるレッスンでした。
試験は、最終目標ではないんです。でも、試験を受ける生徒さんには、やはりある程度のレベルに達してもらわなければいけないし。生徒さんと二人三脚です。私も本気じゃないと良い結果は出せないから。本気じゃないと、生徒さんに伝わらないしね。でもね、確かに、大事なことは、試験の結果じゃないんですよね。「あなたは、そのままでいいのよ~」って、ちゃんとわかってくれてるかなあ。テンポがどうとか、音がどうとか言っちゃうけど。
私自身が良い先生になりたいから、自分を磨くしかない。やっぱり教育は、人格から人格なんだと思う。もっと学んで行かなくちゃ。
諸事情によって、今日は早く帰って来れたので、オンラインレッスンの前に時間がある。書き途中の曲がある。書き進めれるうちに書き進めておきたい。でも、今リコーダーの練習しないと、あとで時間がないかも。いろいろ葛藤があります(笑)一日が26時間ぐらいだったらいいのに(笑)
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