おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

信仰のない演奏!?

2022-04-16 13:46:29 | 日記
 私の考え方って、古いのかな?

 でも教会音楽において、一番大事なのは、信仰だと思うんだけど・・・

 いくら、音楽的に素晴らしい演奏でも、信仰がなければ、それは中身がないと思う。だから、無宗教を公言している人が、いくら受難曲の指揮をしても、それは、形だけに過ぎないんじゃない?

 お金が絡んでくると、職業として教会音楽家になる人が出てくるのは当然だし、教会音楽家は、立派な職業だから、当然普通の職業と同じように給料を支払われるべきではあるのだけど、そこに、無宗教を公言している人が入って来れば、あるいは、別の宗教の人が入って来て、その宗教の人が多数派になってしまえば、それはもうすでに、キリスト教の教会ではなくなってしまう。

 ミサ曲、受難曲、バッハのカンタータ、いくら技術的に、音楽的に素晴らしくても、信仰がないというのは、どうなのだろうか。根本的な物が抜けているんじゃないかなあ。

 あんまり敬虔じゃないクリスチャンの私でも、やっぱり、信仰が一番大事だと思うよ。

 そもそも、それ自体が、私の信仰なんだよね。

洗足と晩餐

2022-04-14 21:50:37 | 日記
 洗足木曜日のミサは、リハーサルから雲行きが・・・

 第一ソプラノの二人が、言い争ってるし。一人のピッチが高いので、もう一人が、高く歌うのを止めてくれって言ってるんだけど。仕方がないので私が、「あ、ごめんね、私、低かったよね~。」って言って、その場は収めたのだけど、しばらくするとまたもめてる。結局私が、2列目に移って、丸く収めました。
 その人が、わざとピッチを高く歌っていた理由は、他の人が下がってたからなんだよね。でも、別々のピッチの人がいると、誰に合わせていいかわからなくなるから、やめて欲しかったって言うのもわかるし。
 こういう争いって、嫌なんです。

 また生配信でした。あんまり気にはならないけど、あとで見れるという利点はあるかも。

 明日は、受難の金曜日です。

 

最後の晩餐

2022-04-14 13:33:25 | 日記
 庭の桜が咲き始めた。

 職業安定所に、重たい気持ちで行って来たのだけど、意外とあっさり。短時間で帰って来ました。担当の人が休暇中でいなくて、代わりの人がよくわかってなくて、この2週間、何をしていたのかの報告だけ。ちょっと拍子抜け(笑)

 家族に話さなくちゃ。音大に行きたいって。言わなくちゃ、何も始まらないから。でも、色んなものが邪魔をして、なかなか言い出せない。ここにいても、将来が見えない。私のやりたいことができない。でも私には、自分よりも大事な物がある。子ども達が大丈夫じゃないと。音大に行くということは、私がこの家を出るということ。
 
 今夜の洗足木曜日のミサで、心の整理がつくかなあ。

 その前に、家事を終わらせておかなくちゃ。

たんぽぽに洗われる心

2022-04-13 22:03:41 | 日記
 いくら仲の良い姉妹と言っても、ドイツとスコットランドで距離があると、なかなか上手く合わないんですね。
 姉と一緒に、バッハの演奏に挑戦してるのですが、これがなかなか合わない(笑)かなり綿密に打ち合わせをしたはずなのに、私の演奏の仕方が変わったせいで、姉には通じてなかったり、姉が意としたことを、私がわかってなかったり。確かに、ズレやすい曲かもしれない。同じ場所で、一緒に演奏するのは、そんなに難しくないはず。でも、別の場所で、どの音をもうちょっと伸ばしてとか、そんなふうに打ち合わせをしながらやってるから。しかも、お互いに、ある程度のレベルで演奏したいというのがあるから、妥協しないんだよね。姉にしてみれば、私がアマチュアだから、そんなに頑張らなくても、って思うんだろうし、私にしてみれば、プロに弾いてもらってるんだから、頑張らなくちゃって思っちゃうし。

 復活祭の前に、仮撮りする予定。

 私のリコーダーのパートは、ただひたすら練習してます。楽器を交換するという案もあったのだけど、姉はしばらくリコーダーを吹いてないって言うし。結局、チェンバロのパートは、姉がオルガンで弾くことにして、私がリコーダーを吹くことに。
 どんな風に出来上がっていくのでしょうね。大変だけど、結構楽しみです(笑)

 今日は、たんぽぽが一面に咲いていて、なんだかほんわりと優しい気持ちになれました。お庭の手入れをする人は、たんぽぽを嫌うのでしょうけど。でも一面に咲いているたんぽぽは、見た人を幸せにするはず。
 揺れている心も、癒してくれるから。

 明日は、朝から職業安定所に呼ばれていて、夕方は洗足木曜日で歌います。いつもよりも早くリハーサルが始まるから、バス時間が心配。ここ2回ほど、ミサのリハーサルに遅刻しちゃってるから。まだ楽譜に目を通してなかった。洗足木曜日、受難の金曜日、そして、日曜日は復活祭。蜂蜜に頼って、喉の調整。特に、日曜日の、VierneのMesse Solennelleは、思いっきり歌いたい。大好きなミサ曲の一つ。こんな歌を歌えるなんて、本当に幸せですよ(笑)
 下のレコーディングよりも私たちの方が、テンポは速くて、もっとエネルギッシュです。

 

輪ゴムはよく飛ぶ

2022-04-13 10:03:12 | 日記
 曲のタイトルで悩むことって、あんまりないのだけど、昨日書き終わった曲は、まだ悩んでる。

 面白い質問があった。曲を書いてる時って、何を考えてるのか?

 日本にあるかどうかわからないけど、こっちの輪ゴムっていろんな色をしていて、それがボール状に形を作って売っている。

 ある作曲家が、彼が曲を書いている時は、その輪ゴムのボールのようだって。いろんな色の輪ゴムを、引っ張ってみたり、外してみたり、またつけてみたり。

 昨日、私が曲を書いていた時は、何を考えてたっけ?今日の夕食、何にしようとか、次のお洗濯は、白っぽい服とか。だから、なかなか進まなかったのかな(笑)

 曲のタイトルね・・・ 日本語でも英語でも、思いつかない。Life Circleのようなものなのだけど。聖書、ヨハネの福音書にある「一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それはひとつのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」そこから来てるのだけど、曲のタイトルにするには長すぎるし。「一粒の麦」ならそういう小説があるし。
 イースターにはふさわしい曲かなあと思って。
 

 話は変わるけど、私も受験した日本の某大学(某を付けてる意味がない)、私はドイツで勉強することを選択したから、その大学には行かなかったけど、入学式て、こんなことがあったそうです。

 こういう人、好き(笑) 私が高校生の時に、学校の2階と3階の間に、「2.5」って書いたのと同じアイディア(!?)

 この学生さん、チャンスをつかんだのね。これで、大学の先生達に、一番印象のある学生になったから。

 次は、何をやらかしてくれるのかな(笑)?どんどん飛躍して欲しい。