ご無沙汰です。
先週末、名古屋を旅してきました・・・
私自身は特に目的もなく・・・ 妻の韓流アイドルのコンサートツアーに同行・・・
昨年の武道館に続いて2回目の同伴。やっぱり「誰だ?あのお兄ちゃんたちは・・・」といった感じ。
でも・・・
俺にも、目的がちょっぴりあった・・・
熱田神宮の参拝
そして、メインはこちら・・・
ココにある
こんなアトリウムよりも・・・
本題はこれ!
南極観測船2艘目の「ふじ」。
第7次隊から第24次隊までの18年間、苦難の後悔を遂げた強者です。
そういえば・・・
帯広在住の佐藤Iさん。
8次隊の観測船乗組員として南極に行ったとのことで、私が陸別を出発する前に貴重な財産を見せてくれたな~っ。
ということを思い出しつつ、じっくりと見学してきました!
「ふじ」の船内をちょっぴりご紹介・・・
こちらは観測隊寝室、2代目しらせ(私が乗った船)とはあまり変わりがありませんでした。
蝋人形が余りにリアルすぎで、生身?。声をかけたくなるほどでした。
現在と同様、とても過ごしやすそうです。
ちょいとショッキングだったのが、「ふじ」の乗組員の生活環境・・・
船倉の一室に三段ベッドが所狭しとギッシリ。過酷であっただろう乗組員の苦労に感謝です。
多分、士官クラス以外の方は、ココに収容されていたんだろうなーと。
狭いスペースに100以上のベッドを確認できました。
佐藤Iさんもココで生活していたんだろうな~っと思うと感慨深いものを感じました。
ベッドには、家族への想いをしたためた「落書き」が残っていました。
南極海で航行するふじの勇姿・・・
当時は「チャージング」といっていた砕氷航行の形
海水を船体に含み、前後に水を移動させて、氷を割っていたようです。
現「しらせ5003」は、艦橋の下に左右の動揺を制御するための水を蓄え、砕氷航行しているようです。
今は砕氷航行のことを「ラミング」と読んでいます。
ふじ5001&初代しらせ5002、現行しらせ5003との大きな違いは、
しらせ5003は砕氷航行時に、海水を撒きながら海氷表面の雪を溶かして、前進するところにあります。
名古屋の保存・展示場では・・・
南極観測船の歴史を一目瞭然でお勉強できるほか・・・
なんと言っても、「実物」があるので、南極観測60年の一端を垣間見ることができると思います。
お時間がありましたら、名古屋港へ行ってみてはいかがでしょうか?