どうもSORAです。
今回は、南極での生活の様子を紹介します。
余談ですが…
先ほどまでタイトルの記事を延々書き続けた途中…
突然windowsくんが再起動… 何ともupdateの最中だったらしい… すべてがパー~
戦意喪失気味ですが、再度のチャレンジです。
昭和基地主要部

わかりにくいですが…
左下のシルバーの建物が管理棟。基地の中枢です。
右中央のオレンジの建物が通称:1夏(後に紹介します)
そのほか青っぽい建物は観測系の方々の観測拠点です。
※詳しい説明はいらないよねっ!
まずは… 基地主要部

ポコンとドーム状のものが確認できるのが管理棟。
基地の司令塔です。ここに全ての重要設備が集約されています。
そこに連結しているシルバーの建物が居住棟。
52次越冬隊のみなさんが生活しています。
じゃ… 53次隊はどこに…
2/1に越冬交代が行われるのですが、
簡単に言うと…
それまでの間53次隊は、52次隊の指揮下にあり、別の宿舎に収容されます。
次に紹介するのが、53次隊の棲家です。
※53次越冬隊は、2/1の越冬交代以降に管理棟に引っ越しますけどね。
まずは、第1観測隊宿舎… 通称:1夏

越冬交代までの当座の間、ここが53次隊の拠点となります。
厨房・食堂、水洗トイレ(ウォッシュレット)、共同風呂完備。
ここに居住するのは、53次隊の主要メンバー(各部門の責任者クラス)です。
53次隊の全員が、ここで食事をし、う○こをし、入浴し、ミーティングをし、ときには宴会をし…
といった感じで、53次隊の司令塔となっています。

レーク(レイク)サイドホテル
近くに雪解け水の池があって、すべての水をここで賄っています。
飲み水となる「上水」の浄水能力は1時間に7リットル。節水は必須です。
そして、我が暮らす第2観測隊宿舎 通称:2夏
1夏から200mほど離れたところにあります。

水道・常設トイレはなし。
とりあえず、眠る機能だけ備えられた何もない居住棟。
シモにかかわる有事(大きいほうのトイレ)の際は、用意されたトラックで1夏へ急行です。
※写真にはトラックは写っていませんが…

エアポートホテル
すぐ横に、我を昭和基地に降ろしてくれたAヘリポートがあるのでこの名が…
そんで、我の部屋…

広さは3畳程度。2ベッドが鎮座しています。
SORAは一人部屋、1階で寝て、2階は物置と化しています。
部屋の入口は…

何だか、我の部屋のみ、窓ガラスのカーテン。
申し訳ないけど、尺足らずの部分を陸別町旗を取り付けて、プライバシー確保です。
今日1/11からは…

しばれ研旗にリフォームしました。
トイレはどうするの?という疑問ですが…
有事の際はトラックで1夏へ。そうではない通常ベースは…
小さいほうのみ仮設が用意されています。
それがこれだ…

しょんポリ(しょんべんポリタンクの略)
ここで、とりあえずの用を足します。
ガムテープの上限が交換時。
2夏の当直さん(住人の輪番制)が1夏の汚水処理槽へ運びます。
その運搬手段…

このアルミ製リアカー 愛称:「なっちゃん」
夏宿だから、「なっちゃん」になったと思われます…
と…
あまり美しくない話で今日のところは勘弁してもらいますが…
国家事業として南極観測を始めて50年超。
ここ南極で越冬観測することが最大のミッションとなっているのですが、
住環境やらなんやら… 特に夏隊員が住む(生活する)といった部分は後回しのようです。
新たな必要施設の建設、既存重要施設のメンテナンス、観測機器の搬入・設置が優先されます。
しらせの運搬能力には限りがある一方、南極観測が多岐多様に渡っているため、
作業部隊である夏隊の処遇は、後回しになっても仕方がありません。よねっ!
まっ、難しいことはお偉いさんにお任せすることとして…

陸別町の代表として、こんな写真を撮ってみました…
間違いなく、昭和基地に来ています。
おっと、町旗が逆さまだ… そのうち撮り直して、サクッと差し替えとこ…
(1/22に完了!)
昭和基地時間 1/12 0:01 カキコ