短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

遠花火

2020-08-23 12:11:35 | 日記
遠花火
現(うつつ)を夢と
みるような
色保(いろも)ちかねて
が落ちてく


あなたへの想いは花火より悲しい・・・・

今が落ちてくのってなんて早いんでしょう!

~窓をあけて雨を見ていると、なんにも要らないから、こうして穏やかな気持ちでいたいと思う~

29歳で亡くなった八木重吉の詩です。

窓を開けて花火を見ていると・・・・

こんな気持ちを味わうのは、静かに遠花火。