短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

忘れなすみれ

2021-12-11 18:37:41 | 日記

あと少し
愛していても
いいですか
星降る夜の
忘れなすみれ

この時期に返り咲きするものを「忘れなすみれ」と呼びます。

月のない夜は弱い星の光さえもまたたいて・・・・

あと少しだけ

あなたのことを忘れないでいようと思います。

花言葉は「小さな愛」

。。。。

イサク・ルリア(16世紀のユダヤ神秘主義者)によると、この地球上での私たちの役割は、聖なる火花を起こすことだそうです。
籾殻の下に隠れた光を引き出すこと。

これを行う方法の一つは、自然界に感謝の祈りを捧げることだそうです。

お花は女性の魂が具現化したものだと思う私はお花を見つめていると

「あなたのために私がいる💖」

そんな囁きが聞こえます。(ここは妄想です・笑)

訳もなく幸せな気持ちやタイミングの良さはこの見つめた花達のお陰じゃないかと思ってしまいます。

目立たない小さな花にもスポットライトを当ててあげようとお花に恋を語らせていたのに

お花が私に光を与えてくれていたことに気づきます。

今日の夕方11日(土)、九州~関東で前澤友作さんの乗ったきぼう(ISS)を見るチャンスがあるそうです。

宇宙から見たら私達はみんな足元に咲く忘れなすみれかな。

「小さな愛」で塗り絵したような美しい星。
「きぼう」からはどう見えるのでしょう。



たまゆらの恋

2021-12-11 10:47:41 | 日記

キャンドルの
灯(あかり)の中で
揺れている
永遠の今
たまゆらの恋

思いだけ残って、永遠に実現しない恋のこと……

草柳大蔵さんが「花のある人花になる人」の中で「たまゆらの恋」をこう書かれていたのが心に残っています。

*たまゆら……(玉がゆれあって鳴る音がかすかなところから)かすかに、ほんのしばしの間の意味。「玉」は美しい石、宝石、または真珠を表します。

。。。。

クリスマスのイルミネーションが街中にあふれてとっても綺麗です✨
でも私は“点滅”する灯りより“ゆらぐ”灯りが好き。

そう

篝火(かがりび)とか漁火(いさりび)とか、ちょっと原始的なほう🔥

誰かを想ってゆらぎ
未来を想ってゆらぎ

ゆらぐ心は不安定なようで、実はゆらぐ灯りのように私を癒してくれているのかもしれないなぁって思います。

そして、その揺らぐ心があったからあなたのその素敵な言葉と出会い心を震わすことが出来たって。

形のない言葉だけど、それに支えられることってたくさんあります。

人の心に残る素敵な言葉を自然と言えるような心って何よりもラグジュアリー✨

今年もいろんな人のお陰様でここまでこれました。

感謝です。

ほんとうに一年経つのが年々早くて。
年を取った証拠でしょうか(笑)

。。。。

第32 話ゆっくり綺麗になる

はじめからの美人は、少し年齢をとると、年齢のぶんだけ確実に滅耗する。
「美しくなってゆく人」には際限がない。
年齢に応じた美しさが加えられる。
これを「如」というのです。
「生きていることそれ自体」なのです。
醜くあるまいとする思いが、日常化されることによって、その人を美しくするのです。〜花のある人花になる人〜

付箋が付いていました。
20年前30代最後、これから始まる40代50代への私のイメージが「如」だったんだなぁと。

昔読んだ本を再読することは過去の私とのそして(当時からすると)未来の私との対話のようで不思議な時間だなと思います。