美味!な日々

憑いてる?(映画/ネット試写会:ボディ・ジャック)

ネット試写会で映画『ボディ・ジャック』を観ました。題名の意味が最初全くわからなかったのですが、主人公のセリフで判明。つまり、「侍の幽霊に身体を乗っ取られる」ということらしいです。乗っ取られる方も乗っ取る方も何やら問題を抱えていて…というストーリーで、キャスト的には地味ですが、結構いいお話でした。(原作が宗教関係の出版社から出ているというのだけが気になりますがね。。。信者?)

主人公はいまや「元男闘呼組」というより「子沢山」で有名な高橋和也が演じ、その妻を星ようこ(いつの間に星遥子から改名?)が、乗っ取る幽霊は「あ、まだ俳優業頑張ってたんだ~」の柴田光太郎が演じています。

~以下ちょっとネタバレ含みます。~

学生運動の元闘士(乗っ取られる方)と幕末の志士(乗っ取る方)って確かに通じるものがあるかも。色々共通点が多くて似てますよね。目の付け所がいいな~。巧いな~。

志士の切腹そのもののシーンがやけに長かったのが謎でしたが、志士の正体を知る上で重要な鍵だということが後で判明し、意味あるシーンだったのねと一応納得。武市半平太岡田以蔵…前に観た舞台『IZO』を思い出しました。

ストーカーのクダリは演じている役者さんには悪いけど、全然いらなかったな~。あと回想シーンとはいえ、星ようこのセーラー服姿はちとキツイです(^^;。

私も欲が無いわけではないので、キツネかヘビが憑いているのかもとか考えると…フツーに恐いです、はい。

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