しょっぱなから貧乏と不幸全開だし、阿部寛
イサオがちゃぶ台をひっくり返すシーンばかりが話題として先行しているようですが、それはこの映画の面白さのほんの一部にしか過ぎません。そうそう!エンドロール後にラストシーンがありますので、最後まで席を立ってはいけませんよ~。(今回の試写会では親切に最初のアナウンスでそれを教えてくれました。)『TRICK
<!注!これ以降は少々ネタバレっぽい記述有りですのでご注意を。>
この映画はキャスティングが秀逸。お寿司をひっくり返された時の中谷美紀
キャラとして特筆すべきは何といっても「熊本さん」。ニワトリはまだしも、亀を七厘でどうすんの!?うーん、熊本さんワールドにはすっかりやられましたねぇ。「幸せになりてぇすか?」ってセリフ、サイコーです。ラスト間際の関空のシーンはかなり泣けました。
一つ文句を言うならば、イサオが幸江を更生施設に迎えに行ったあと、何故あんなパンチパーマのチンピラになったのか…の部分が全く抜け落ちているところですかね。見ている方としてはこの部分だけ消化不良な感じがしました。
自虐の詩(じぎゃくのうた)@映画生活
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