美味!な日々

畠中恵:しゃばけ

畠中恵さんの『しゃばけ』を読みました。妖(あやし。妖怪・お化けの類のこと。)が見え、会話ができる大店の若だんな、一太郎が主人公です。

この若だんな、かなり病弱な上に、両親が過保護な為、外出もままならず、本人はそれを苦々しく思っています。店の手代として働く仁吉佐助は実は妖(あやし)なのですが、こちらも過保護に若だんなのお世話をし、若だんなをお守りし、という設定。本作では若だんながこっそり外出した際に巻き込まれた殺人事件に端を発した連続殺人事件のお話。お話がお話ですから、事件はやっぱり妖(あやし)が絡んでいます。うん、なかなか面白かったです。2作目、3作目も文庫化されているので、早速買ってきます!

ちなみに文庫の帯にはドラマ化の文字が…若だんな役はNEWS手越君だそうです。確かに病弱で世間知らずで…というキャラに合っているかも~。この本の世界がどう映像化されているのか非常に楽しみです。

しゃばけ (新潮文庫)
畠中 恵
新潮社

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しゃばけ読本
畠中 恵,柴田 ゆう,バーチャル長崎屋奉公人
新潮社

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