おはようございます!
リングビーの三喜工業です。
今朝も川崎はいい天気。先一週間はこんな天気が続くようです。
9月いっぱいは30度を超える日があるとか…。
そろそろ秋の気配を感じたいところです。
さて、昨日の記事で横浜市と川崎市の児童数の状況について書きました。
8月25日の記事⇒
児童数が減少で小規模校が増加/横浜市
昨日は文部科学省からこんな発表がありました。
2010年8月25日 asahi.comより抜粋
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『小中学校の教員2万人増計画 35人学級実現へ 文科省』
公立小中学校でよりきめ細かな指導をするとして、文部科学省は24日、
教員を来年度から8年かけて約2万人純増させ、1学級の上限人数を
現行の40人から小1と小2で30人、小3~中3で35人に引き下げる
新しい「教職員定数改善計画」をまとめた。
学級の上限人数の引き下げは、45人から現行の40人に引き下げた
1980年度以来約30年ぶり。
~中略~
今回の計画は、2011年度からの6年間で小1~中3の学級の上限人数を
35人に引き下げる
▽小学1、2年生については、学校に適応するうえで特に重要な時期と
位置づけ、計画の最後の17~18年度で上限人数をさらに30人まで
引き下げる――というもの。国の追加負担額は約400億円になる。
文科省は、少人数学級の推進を求める声が強まって財源を確保できた場合、
さらに数万人規模で定数を増やしたいとしている。
~略~
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小中学校ではいじめ、不登校、小1プロブレムや学級崩壊などいろいろな
問題があって、きめ細かい指導というのは急務だと思います。
心配なのは、よく言われる教員の質ともう1点、学校のキャパシティの
問題です。
川崎市では、児童数が増加傾向にあり教室が不足しており、学校によっては
音楽室や図工室がない学校もあります。
それでも教室が足りないので、校庭の一角に教室を増築したりしています。
1学級の上限人数が引き下げられると、学級数が増え教室不足はさらに深刻に
なる可能性があります。
そうなると、児童数に対して校庭が極端に狭いという学校も出てくるかも
しれません。
リングビーの授業で小学校にお伺いすると、休み時間に外に出て遊ぶ子が
少なくなっているというお話も耳にします。
きめ細かな指導に対する施策と同時に、子どもたちが広い校庭で遊べるよう、
小学校の新設など、教室不足の解決にも力を注いでほしいです。
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