コンビニで買い物したことがない! って方はなかなかみえないと思いますが、皆さんはレシートを持って帰りますか?
昔は家計簿をつけるのが一般的だったので、持ち帰ってレシートを見ながら書き込んだり、人によってはレシートを家計簿に貼り付けたりしてましたよね。ところが、最近は家計簿をつけてみえる御家庭は少ないようなので、持ち帰る必要性がなくなってきています。会社の経費で落とす場合はレシートを持ち帰ったり、代わりに領収書をもらって帰りますが、今は以前のようになんでも経費で落としてくれる程、寛容ではないんじゃないでしょうかね(^-^;)
つまり、『レシートが要らない』お客さんがほとんどなんです。そこで最近では、レジ横に『レシート入れ』が置かれている店が随分増えてきました。
ところが、なんです。
大手コンビニチェーンでは、接客マニュアルで『釣り銭と一緒に必ずお客さんに手渡しする』と決められています。
しかし、お客さんはゴミになるだけなので受け取りたくない。店員は手渡ししないと店長や本部の人から叱られるので受け取らせたい。
店員はお釣りとレシートをそれぞれの手に持って、お客さんが広げた手に近づける。
お客さんはサッと釣り銭の方だけを掴む。
店員はムカッとして、レシートの上に釣り銭を重ねて渡し、強制的に両方受け取らざるをえない様に企む。
お客さんはそれを見透かして、両方が重なる寸前にレシートと釣り銭の間の、僅かな隙間に素早く手を差し込んで釣り銭だけを上手く受け取る。
そこで、お客さんの手が届かない所でもうレシートと釣り銭を重ねてしまってから手を差し出す。
お客さんも要らないゴミを押し付けられてムカッとし、ついに握らされてしまったレシートを店員に投げつける!!
こんな馬鹿馬鹿しい戦いが、何度も何度も繰り返されました。(´・ω・`)
大手二チェーンで働いて、副店長もやってた私が言うんですから本当なのです。
客商売ですから、無理矢理渡して嫌われ、他チェーンに逃げられても困る。
しかし受け取らずに帰られると、後で返品(電池のサイズが違った・不良品だった・同じ物を持ってた)に来られた時や、レジ間違いクレーム(釣り銭が足りない、余分に計算された、買ったはずの商品が入っていない)を申し出られた時に、詐欺との区別が困難になってくるんですよね。
もちろん全店、防犯カメラでレジの状況はばっちり撮っていますし、レジで打った記録はデータとして残されていますので、証明自体は出来るんです。
しかし人間、勘違いや思い込みはあるので、明らかにお客さんが勘違いされたなというケースでも、頑として譲らない方はみえます。
そこに、店員から「こうこう、こういうデータから、あなたの言い分は間違いです」と言ったらどうなるでしょう? お客さんも自分を否定されて傷つきますし、店員だって馴染みのお客さんにそんな事を言いたくありません。
そこでお客さんがレシートを持ってみえれば、クレームを言いに店へ入る前にレシートで気付かれる方もみえますし、レシートを見ながら店員の説明を受けるうちに納得されたりもするんです。
また、店員の間違いが一瞬で判るというメリットも大きいです。
本部はなんとかレシートをお客さんに受け取ってもらいたい。そこで一計を案じるわけです。
レシートに割引券や、異業種のサービス券(ガソリン割引とか)が昨今多いと思いませんか?
『お客さんがレシートを持ち帰って得をする』キャンペーンをすることで、なんとか嫌味なくレシートを持って帰ってもらおうという、苦肉の策だったりするようです。
ちなみに、もっと言ってしまいますと…………
サービス券はレジロール(レシート用紙)に印刷する
⇒費用は店舗負担(ほとんどがフランチャイズです)
もしサービス券を別で用意したら
⇒費用は本部負担(本部POPと同じですね)
本部と店舗も小さな戦争をしているようです(^-^;)
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
昔は家計簿をつけるのが一般的だったので、持ち帰ってレシートを見ながら書き込んだり、人によってはレシートを家計簿に貼り付けたりしてましたよね。ところが、最近は家計簿をつけてみえる御家庭は少ないようなので、持ち帰る必要性がなくなってきています。会社の経費で落とす場合はレシートを持ち帰ったり、代わりに領収書をもらって帰りますが、今は以前のようになんでも経費で落としてくれる程、寛容ではないんじゃないでしょうかね(^-^;)
つまり、『レシートが要らない』お客さんがほとんどなんです。そこで最近では、レジ横に『レシート入れ』が置かれている店が随分増えてきました。
ところが、なんです。
大手コンビニチェーンでは、接客マニュアルで『釣り銭と一緒に必ずお客さんに手渡しする』と決められています。
しかし、お客さんはゴミになるだけなので受け取りたくない。店員は手渡ししないと店長や本部の人から叱られるので受け取らせたい。
店員はお釣りとレシートをそれぞれの手に持って、お客さんが広げた手に近づける。
お客さんはサッと釣り銭の方だけを掴む。
店員はムカッとして、レシートの上に釣り銭を重ねて渡し、強制的に両方受け取らざるをえない様に企む。
お客さんはそれを見透かして、両方が重なる寸前にレシートと釣り銭の間の、僅かな隙間に素早く手を差し込んで釣り銭だけを上手く受け取る。
そこで、お客さんの手が届かない所でもうレシートと釣り銭を重ねてしまってから手を差し出す。
お客さんも要らないゴミを押し付けられてムカッとし、ついに握らされてしまったレシートを店員に投げつける!!
こんな馬鹿馬鹿しい戦いが、何度も何度も繰り返されました。(´・ω・`)
大手二チェーンで働いて、副店長もやってた私が言うんですから本当なのです。
客商売ですから、無理矢理渡して嫌われ、他チェーンに逃げられても困る。
しかし受け取らずに帰られると、後で返品(電池のサイズが違った・不良品だった・同じ物を持ってた)に来られた時や、レジ間違いクレーム(釣り銭が足りない、余分に計算された、買ったはずの商品が入っていない)を申し出られた時に、詐欺との区別が困難になってくるんですよね。
もちろん全店、防犯カメラでレジの状況はばっちり撮っていますし、レジで打った記録はデータとして残されていますので、証明自体は出来るんです。
しかし人間、勘違いや思い込みはあるので、明らかにお客さんが勘違いされたなというケースでも、頑として譲らない方はみえます。
そこに、店員から「こうこう、こういうデータから、あなたの言い分は間違いです」と言ったらどうなるでしょう? お客さんも自分を否定されて傷つきますし、店員だって馴染みのお客さんにそんな事を言いたくありません。
そこでお客さんがレシートを持ってみえれば、クレームを言いに店へ入る前にレシートで気付かれる方もみえますし、レシートを見ながら店員の説明を受けるうちに納得されたりもするんです。
また、店員の間違いが一瞬で判るというメリットも大きいです。
本部はなんとかレシートをお客さんに受け取ってもらいたい。そこで一計を案じるわけです。
レシートに割引券や、異業種のサービス券(ガソリン割引とか)が昨今多いと思いませんか?
『お客さんがレシートを持ち帰って得をする』キャンペーンをすることで、なんとか嫌味なくレシートを持って帰ってもらおうという、苦肉の策だったりするようです。
ちなみに、もっと言ってしまいますと…………
サービス券はレジロール(レシート用紙)に印刷する
⇒費用は店舗負担(ほとんどがフランチャイズです)
もしサービス券を別で用意したら
⇒費用は本部負担(本部POPと同じですね)
本部と店舗も小さな戦争をしているようです(^-^;)
←例のアレです!! お気が向かれましたら。