「窓ぎわのトットちゃん」を読まれた方は、たくさんいらっしゃると思います。
遠い昔に読んだ、その頃の私は、「好奇心が旺盛な可愛い女の子」のお話だと思っていました。
まさか、好奇心旺盛で探究心のカタマリのりさが、「トットちゃんに似ている」と言われ、悩むことになるとは思っていませんでした
みなさんもご存知でしょうが、トットちゃんは、トモエ学園に入る前の小学校の先生にこんなことを言われていますね。
「授業中に机のフタを、百ペんくらい開けたり閉めたりするんです。そこで私が、『用事がないのに、開けたり閉めたりしてはいけません』と申しますと、ノー卜から、筆箱、教科書、全部を机の中にしまって、ひとつひとつ取り出すんです」
(窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)より抜粋させて頂きました)
りさにも似たようなエピソードがあります。
やかんからお茶を入れることに興味を持ったりさは、「お茶を飲まずに入れた後、捨てる」を繰り返していました。
「飲まないんだったら、入れたらダメ」と言うと、コップにほんの少しだけ入れ、飲んで、また入れるを繰り返していました。
お茶を捨ててはいないので、「しばらくすれば飽きるだろう」と思い、好きなようにさせていました。
「自分の興味を持ったコトをしたいために、それが出来る状況にする」ということがよくありました
幼稚園に入園する前の出来事です。
トットちゃんは「トモエ学園」に転校しましたが、校長先生はいつも「君は本当はいい子なんだよ」と、ありのままのトットちゃんを認めてくれました。
「りさにも、受け入れてくれる人が一人でもいてくれたら‥」
そんな思いを何度したことでしょう
「小さいときから考えていたこと」の中で、黒柳徹子さんは、ご自身がLDだと明かしています。
この著書の中で、黒柳徹子さんは次のように語っています。
「私は、『退学になった理由を、子どもらしい好奇心の旺盛な元気な子どもだったから』という率直な気持ちですべて本当のことを書いた。ところが、専門家から見れば、トットちゃんは、何もかもがLDに当てはまるということだった」と‥
(本文より抜粋させて頂きました)
戦前で「発達障がい」という言葉さえなかった時代、個性として受け入れられていたのでしょうか?
一人でも多くの方が、りさのような子どもたちを認め、受け入れてくれますように‥
愛を込めて
遠い昔に読んだ、その頃の私は、「好奇心が旺盛な可愛い女の子」のお話だと思っていました。
まさか、好奇心旺盛で探究心のカタマリのりさが、「トットちゃんに似ている」と言われ、悩むことになるとは思っていませんでした
みなさんもご存知でしょうが、トットちゃんは、トモエ学園に入る前の小学校の先生にこんなことを言われていますね。
「授業中に机のフタを、百ペんくらい開けたり閉めたりするんです。そこで私が、『用事がないのに、開けたり閉めたりしてはいけません』と申しますと、ノー卜から、筆箱、教科書、全部を机の中にしまって、ひとつひとつ取り出すんです」
(窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)より抜粋させて頂きました)
りさにも似たようなエピソードがあります。
やかんからお茶を入れることに興味を持ったりさは、「お茶を飲まずに入れた後、捨てる」を繰り返していました。
「飲まないんだったら、入れたらダメ」と言うと、コップにほんの少しだけ入れ、飲んで、また入れるを繰り返していました。
お茶を捨ててはいないので、「しばらくすれば飽きるだろう」と思い、好きなようにさせていました。
「自分の興味を持ったコトをしたいために、それが出来る状況にする」ということがよくありました
幼稚園に入園する前の出来事です。
トットちゃんは「トモエ学園」に転校しましたが、校長先生はいつも「君は本当はいい子なんだよ」と、ありのままのトットちゃんを認めてくれました。
「りさにも、受け入れてくれる人が一人でもいてくれたら‥」
そんな思いを何度したことでしょう
「小さいときから考えていたこと」の中で、黒柳徹子さんは、ご自身がLDだと明かしています。
この著書の中で、黒柳徹子さんは次のように語っています。
「私は、『退学になった理由を、子どもらしい好奇心の旺盛な元気な子どもだったから』という率直な気持ちですべて本当のことを書いた。ところが、専門家から見れば、トットちゃんは、何もかもがLDに当てはまるということだった」と‥
(本文より抜粋させて頂きました)
戦前で「発達障がい」という言葉さえなかった時代、個性として受け入れられていたのでしょうか?
一人でも多くの方が、りさのような子どもたちを認め、受け入れてくれますように‥
愛を込めて