立冬椿

今を生きるので精一杯な一匹狼

告白

2020-03-19 23:22:09 | 日記
毎度、サブローでございます。もう僕のこと、覚えてないかも知れませんね。
元気でしたか?僕は相変わらず、ただのビューティなイケメンでした。ひゅう。
(な~にが、ひゅう、じゃ)

さて、何十年ぶりかに人を好きになった僕でした。
ほんっとにね、こんなことあんの?って感じでして。
その辺を闊歩してるチャラいアホを見るだけで反吐がでて、
もしそのとき散弾銃を手にしていたら迷わず乱射するだろうっていう
社会不適合者が恋をするんだからこの世はもう終わってます。
さようなら皆さん。来世で会いましょう。アディオス。


2月14日。バレンタインデー。

ドキドキわくわくしながら待っていたら、

「ほらよ。」

そう言い放った意中の事務員さんからチョコをもらいました。
ちょっとくらい、ふんわりした雰囲気になるもんだと思うでしょ。
1ミリも無いの。なんなら砂煙が吹き乱れる荒野です。
これにはもう笑いが止まりませんでしたね。
あーとんでもねぇ女を好きになった、と。神を呪いました。
で、その時に覚悟を決めたサブロー。


「する気は無かったが、告白・・・すっかぁ。」




ホワイトデー前日。


ちょっとお洒落な洋菓子店にて買い出し。
こんな僕にも頭のおかしい隠れファンが多くいたみたいでして。
お返しだけで諭吉が3人は昇天する被害。出会い事故かよ。
なぁにがホワイトデーだよ。超ブラックじゃん。暗黒じゃん。
やってることカツアゲと変わらねぇよこれ。

世界のバレンタイン知ってる?身近な人へ感謝や愛情を伝える日なんだとさ。
分かります?一緒にメシ食いに行ったりするわけよ。楽しさしかないイベントなのよ。
それがどうだよ。家賃滞納の危機を迎えて憎悪と絶望しかねぇよ。




顔が隠れるくらいチョコの箱を積み上げてレジへ。

皆さん、なんだコイツ、ってな表情。
うるせぇよ。どうでもいいから鼻からチョコ食って黙ってろ陽キャどもが。
何を優雅気取ってくれてんだよ。お菓子は家に持って帰ってから食え。
スタバじゃねぇんだよ。のんびり長居するとかアホか。洋菓子店だぞここ。
オーブンで焼かれたいの?焼き菓子に転生させられたいのかお前ら。(辛辣)



そして当日。


事務員さんに、お返しを手渡す。



「えーーーー!!? なにこれ、嬉しい。」

「あーそれと、あのぉ、えー、そのー、好きです〇〇ちゃん。」

「え、え、えええええええええええ?!」

「え、じゃねぇよ。しりとり?だったら、えいえんの愛だよ。」

「サブローと私、一回り違うの知ってんの?」

「年齢で人を好きになったり嫌いになったりすんのかよ。精神年齢ゼロかそいつ。

「でも私、おばちゃんなんだけど事実。」

「おばちゃんじゃなくて〇〇ちゃんを好きになったんだけど。」

「えー・・・そんなことあるのぉ・・・とりあえず銀行いってくる。」

「とりあえずで行くなよ銀行。頭シャキっとさせてからしっかり行って来い。」



それで終わり。返事も何もない。今まで通り喋ったりはするんですけどね。
僕ら部署が違うから話をする機会がほとんどないので聞き出せないし。
それに年上じゃないですか向こう。プライド高ぇのか何なのか知らないけれど
切り出してこないんですよ。あーもう、めんどくせ~女だな、と。色々無理だー。



俺はね、つねづね思うんですよ。

人が持ってる親切、優しさ。それって量が決まってる。
一日に使える量が決まってるんです。
だから、ちゃんと人を選んで使わなくちゃいけない。


「〇〇ちゃん。俺と、LINEして。」

「え、、う、うん。いいよ。」




ある日、その全部を一瞬で使い切る羽目になったけれど、
スマホごしに色々と話すようになりまして。

でも告白の件、その話は避けているようだったので僕もそうした。
というのも、僕だってもう36だからです。いい大人、いいイケメンなんです。

ほら、好きなだけじゃダメでしょ。そうでしょ。
学生だったらそれでいいかもだけど。
気持ちだけでは乗り越えられない現実があるじゃないですか。


彼女を養えるほどの給料をもらってて、貯金も100億あるような、
経済力、安定力っていうものが今の僕にはない。ないんです。

だったらそうなれよ!とケツ蹴られそうですけど、うっせぇわバカ。
だったら100億くれよバカ。夜景が望める高層マンションくれよバカ。
(あー、あの、一応断っておきますけどそんな事は思ってないから)

畢竟、好きだと伝えられればそれで良かったんだと思うんです。
それ以上を望むのは贅沢だとすら思ってましたから。
だったら最初から好きと言わなきゃいいじゃん。まぁそうです。
でも嬉しかったんですねきっと。誰かを好きになれたことが。
どうしてもその、こっ恥ずかしい何かを無かった事にしたくなかった。



で、ほぼ毎日 LINEでトークしているわけなんですが。
うーんこれね、あのー、向いてないわ俺。


今までは、ちょっと会って、ちょっと喋る程度だった。
だから気にも留めなかった。ダメージがそこまでじゃなかった。
どういうことかと言いますと

とにかく聞き出すスタイルが崩せないんです。

僕が君に興味あるんだよ、が永遠と続く。そうだけど無理。マジ無理。
会話はキャッチボールってよく言いますけど、なんだこれ。

バッティングセンターかよ。(僕が機械役)


いやいや、分かりますよ。僕だってそこまで落ちぶれてませんよ。
上からとかじゃないですって。興味ないボールも自分から拾いますよ。

ですけど10割それはヤバいでしょ。
ストライク狙い続けるだけでも大変なのに疲労骨折までさせられちゃうの?
愛があれば耐えられる?バカヤロー!そういうのを安売りってんだよ!!
おまえ監督失格だから!明日から時給800円のコンビニでバイトしろバカ!



どんな仲でも、相手への尊敬を忘れないのが大前提じゃないですかぁ。
男と女の前に、人と人なわけですから。胡座をかくのは違うでしょ。
半月くらいその調子なんでもう疲れちゃいまして。


「サブロー、イケメンやめるってよ。」


ってな感じなんです。彼女は上機嫌で楽しそうにレスしてくるんだけど、
僕は、一本ラインを、それこそ丸太レベルの境界線を引きたいんです。

友達関係だって同じことですよ。そんなの基本中の基本じゃないですか。
胡座かいてふんぞり返るような奴はそのまま二度と足が抜けなくなって
人生の坂をどん底まで転げ落ちてドブネズミみたいに美しくなれ。


いやいや彼女は何も悪くないんですよ。相手が僕だから彼女も、ってだけで。
僕は今でも好きでいますし。ただ最低、人扱いはされたいからねこればっかりは。
休みが無い会話はマジ無理ですわ。半分とは言わないんでせめて3割は投げてきて。


というわけで今後はもう LINE はいいかなーと。
会ったときに少し話すくらいなら以前同様、なんとかなりますし。
もうなんか好きとか嫌いとかって話をぶっ超えて来たんで
「死にたい夜にかぎって」風に言うなら「引き分け」でいいか。

そんな感じです。




他方、転職については難航中で。それについても
ぼちぼち気合い入れて記事にしていきたいと思います。

意中の彼女にも「安定って大事だよ?」と言われておりまして、
不満が無いなら転職しなくても、だそうです。


んなこたぁ前前前世から分かってんDAYO!!!! 大大大前提でコメントしやがれクソが頭を使え心配とかすんじゃねぇマスクとかトイペ買い占めんじゃねぇそこに無いものは無ぇんだよ何度も何度も店員に聞くんじゃねぇ老害てめぇ棺桶にトイペ敷いてんかってくらい持ってくんじゃねぇ三途の川にトイペ流すんじゃねぇ分別ちゃんとしろカス!!!


んんっ!(咳払い)いやいや、思ってないですよ。そういうネタだからこれ。
勢いだけのネタなの。そろそろ分かって俺のこと。マジレスとか望んでないの。


はい、というわけで今回は解散。
皆さん、お元気で。ご多幸を切に祈っております。
僕はこれからも真面目に生きていきます。(どの口が)