りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




国立博物館には、昔の藩邸などの遺物も残されています!

 

 見出し画像は、黒田家の江戸屋敷の鬼瓦。下は展示されていた解説文をおこしたものです。

 徳川幕府の参勤交代の制度により、江戸には諸大名の屋敷が設けられた。この鬼瓦は、筑前福岡藩主黒田家の屋敷の(環在の千代田区霞が関、外務省の地)の建物の棟飾りとして用いられたものである。鬼瓦と言っても鬼面にはなっていない。複雑な雲文の鰭までを一体に造った大振りなものとなっており、屋根を重厚にする江戸趣味をよくあらわしている。

 大きな黒門は、「旧因州池田屋敷表門」です。重要文化財だそうです。同じく解説文をおこしました。

 この門は、もと因州(現在の鳥取県の一部)池田家江戸屋敷の表門で丸の内大名小路(現丸の内3丁目)に建てられていたが、明治25年、芝高輪台町の常宮御殿の表門として移建された。のちに東宮御所として使用され、さらに高松宮家に引き継がれる。表門は昭和29年3月、さらにここに移建して修理を加えたものである。創建年代は明らかでないが、形式と手法からみて、江戸時代末期のものである。屋根は入母屋造、門の左右に向唐破風造の番所を備えており、大名屋敷表門として最も格式が高い。昭和26年9月、重要文化財に指定。

 皇室も使われたのですね。立派な門は移建したりするんですね。

 ひととおり観覧したところで、この日のもう一つの目的、動物園に向かいます。

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