飛鉄(HITETSU)

飛行機、鉄道などの撮影のあれこれを綴っています。

ゆうづる物語 その1

2016-11-29 07:00:00 | アーカイブ ゆうづる
これは1987年8月から1988年3月までのわずか8ヶ月間に 想いを入れて撮影した寝台特急ゆうづるの撮影記録である。 こういうのを衝撃が走ったという表現が正しいのだろうか。 先輩M氏のコレクションを見せて頂いた時のこと、 ED751001の重連のゆうづるの写真。それまで 赤電機などは特段深い興味もなかったので、わざわざ 撮影に行くようなこともなかった。 直流区間にいたので、基本はやはりEF58などがメインで 北の赤電機を撮影する時間と費用があればEF58撮影に 費やしていたような気がする。 M氏はHMが全国的に復活したのでED75のHM区間も 撮影しに行かれたと話されていたと記憶している。 赤い車体にオレンジのヘッドマーク同色系なので 沈んでしまいそうな気もするが、どっこい何故か この組み合わせが映える。またED75とういう D型のカマの組み合わせが何故か無性に撮影意欲を 掻き立てられた。 どこで撮影したらよいかもわからないので、まずは 真似からということで、夏休みを利用して早速現地に 赴いた。 時は東北ブルトレも末期を向かえ、ゆうづるも基本 1往復しかなく、不定期で+1往復あるだけだった。 しかも、5分差のスジという撮影効率はいいが、 まったく構図すら変えられないような設定のスジだった。 残念ながら初めての日は曇り、山合いということもあって 明るさがなくモノクロのフイルムを倍増感の800にして 挑んでいる。6X7とう大判の機材だからこそでもあった。 狙ったから否かは不明だが、初列車は重連だった。 しかも715号機。そう下り最終ゆうづるを牽引した 番号でもあり、私には始まりも終わりもこのカマとなった のは偶然の一致だった。 そしてこの日を境に、翌年3月まで東北通いが始まった。 6003レ ED75715(青)+? 1997年8月19日 小繋ー小鳥谷


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