多度津で折り返して、途中の琴平手前の田んぼで秘境号の上りを撮影している。
もう日没も近くて雨も降り出しそうな空模様だった。いまのデジカメように
ISO6400とかISOを簡単に変えて撮影できない時代だったし
高感度フィルムもなかなかいいものがなかった時代だ。
結果は証拠程度に近くなってしまった。
実はこの1ヶ月あとに50系客車を牽引したさようなら列車が運転されたが
学生の身分ゆえもう再訪できるわけもなく、私が撮影した
現役最後のDF50のカットになった。
この撮影から10日後にはすべてのDF50の運用は消滅して
四国はDE10の天下になった。
この時代はDF50以外にも多くの誘惑があり、四国という遠い距離が
そうそう通えない地であったことで、撮影日数は本当に僅かであった
ことが心残りだ。その後瀬戸大橋が開業して、四国にも電化の波が
押し寄せた。貨物列車も拠点間のコンテナ輸送になったことで
DFを追いやったDE10も数年ももたず余剰となった。
また瀬戸大橋開業後にイベント列車の撮影で四国を再訪する
機会があった。1990年ごろだっただろうか。
四国でEF65が牽引するイベント列車を見ることになる。
その撮影を最後に私は四国の地を踏むこともなくなってしまった。
DF50撮影は延べ2週間にも満たない短い時間の撮影だった。
臨9204レ 1983年8月21日 DF5065+DF501
最新の画像[もっと見る]
- 【おしらせ】飛鉄は第二章へ飛躍しております! 4週間前
- 蒼い夕暮れ 9ヶ月前
- 蒼い夕暮れ 9ヶ月前
- 終了・・・ 9ヶ月前
- どっちがいいか、、、 9ヶ月前
- どっちがいいか、、、 9ヶ月前
- まだいました 9ヶ月前
- ラスト開始 9ヶ月前
- ゴミじゃないよ 9ヶ月前
- 最後の1往復スタート 9ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます