森の徒然草

フローリングキズ補修、建材キズ補修のリペアマスター・森の思索や雑感を日々綴った日記。

発想の転換

2014-10-28 | 日記

『目立つなら、もっと目立たせよう。』という話です。

無垢フローリングのひっかき傷。通常、水で膨らませて補修しますが、戻りきらない場合、充填・着色を行うことになります。しかし、このような材に着色することには二重の問題があるのです。
①自然の木色に人工的な色を載せる事で余計に目立つ。
②日焼けにより、補修部分の周りだけ濃く変わり、色を載せた部分が余計に目立ってくる。

そこで、「もっと目立つもので隠してしまおう」という、発想の転換をするわけです。下の写真はキズの部分に節を描いています。

勿論、正攻法ではないので、ご依頼者の承諾なしには決してやりませんが、この種の材にはかなり有効な方法です。ただ、もっと絵の才能があったらなあ、といつも思います(笑)。

 

コメント
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