大川隆法 「心の指針」 より
『人生は一冊の問題集』
「人生は一冊の問題集である。」とは、まさしく至言だ。
人生修行の歳月を重ねるほどに、その意味を重く感じる。
すべては、自分自身が心にまいた種と、その育て方に原因がある。
また、自分自身と他者とのかかわり方、自分と自分を取りまく世界との関係を、どう考え、どう行動していくかにある。
自分の努力で、自分の人生の問題集が解ける、という考え方が、縁起の理法を信ずる立場だ。
何を善と見、何を悪と見るか。
どのような行為を、仏意にかなっていると考え、
どのような行為を、悪魔の所行だと思うか。
あなたは日々、選択と決断を迫られている。
その答えの集積が、あなたの人生の総決算である。
あなたは来世の採点結果を、運命ではなく、
自分の努力点であると、静かに受け入れる心境を持たねばならない。
『許し合うことを学ぼう』
人を憎むことは簡単だ。
しかし、人を許すことは難しい。
人間は、自分の不幸を自分のせいにしたくはない。
傷ついた心を、自分自身の愚かさに帰するのは苦しい。
必ず、誰かのせいにしたい。
会社のせいや、国のせいや、時代のせいにしたがるものだ。
たしかに、他の人も、あなた同様、愚かな人々かもしれない。
受け入れることができない悪人もいよう。
性格の合わない人もいるだろう。
私自身も、無神論者や唯物論者の群れの中で、
ささやかな闘いに、傷ついたり、苦しんだりもする。
ただ、私は、自分の愛の量の少なさに苦しむ。
自分の不寛容を恥じる。
自分の智慧の足りなさに涙する。
衆生病むがゆえに我病む、とうう気持ちを持っている。
すべての人は、死の下に平等だ。
最後の日のことを思って、許し合うことを学ぼう。
大川隆法総裁 ご法話抜粋 ―「この世でもあの世でも幸福な道」
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