幸福の科学月刊誌ヘルメスエンジェルス 304号 大川隆法総裁先生「親子で学べる光のことば」より
どんな理由があっても「いじめ」はダメ
学校では「善悪」が分からなくなっている
いま学校では、いじめがとてもはやっていて、いじめられて自殺する子どももいる。
これは本当に大変な問題だ。
子どもたちは一種の犯罪者のような心理になっていて、現実にいじめを行っていても、それを調べられると「いじめていない。」と言い張ったりする。
集団でいじめを行ったときには、みんなで口裏を合わせて「やっていない。」と言ったりする。
これは大変な世界だ。「ある種の地獄界が学校に現れている」と言ってもいいだろう。
これは、私が日ごろ教えている天使の世界とは、まったく正反対の世界だ。
天使の世界は、愛の心を中心にしている。
愛とは、人に優しくし、人につくし、弱い者を助けることだ。
また、苦しんでいる者をなぐさめ、なやんでいる者を導いてあげることだ。
私の教えと正反対のことが、今、学校で行われている。
本当に悲しむべきことだと思う。
善と悪が、はっきりとわからなくなっているのだろう。
「何が善で、何が悪か」ということは、仏様、神様の世界を知らなければ分からないことだ。
そういった宗教の考え方が学校教育から遠ざけられてきたために、子どもたちは、「何が正しくて、何がまちがっているか」ということが分からなくなっているんだ。
さらには学校の先生たちも、善悪も分からなくなってきていると言っていいだろう。
天使の世界を目指そう
しかし、仏様、神様といわれる方は、キミたちに「人に優しくしなさい。人を愛しなさい。正しく生きなさい。」と教えている。
一時期は、悪の力が強くて、悪に抵抗しても勝つことができないように見えるときもあるだろう。
ただ、キミたちは正しく生きなさい。
真理を守り、仏の教えを守って、正直に、正しく精進し続けなさい。
キミたちが目指す世界は、天使の世界だ。
しいたげられている者、いじめられている者、弱い者をなぐさめ助けることこそ天使の仕事だ。
まちがっても、自分がいじめられないために、いじめをする者たちに加わって弱い子をいじめたりしてはいけない。
「いじめはまちがっている」と言葉に出して言うことも大事
弱い者いじめをすることや、仲間外れをつくることに知力を使っている人をうらやましがってはいけないね。
彼らに対しては「あなたはまちがっている」という気持ちを強く持ち、ときには、それを言葉に出して言わなければならない。
また、キミたちだけでは力が足りないときには、親や先生にもそういういじめの事実をきちんと伝えて、「いじめをやめるべきだ。」ということを言わなければいけないね。
天使の仲間になれるように生きよう!
「いじめは悪なんだ」ということを強く思っていなければ、いじめそのものをなくすことはできないんだ。
私はくり返しキミたちに言っておきたい。
どんな理由をつけても、やはりいじめは悪であり、してはいけないことなんだ。
いじめは人間として最低の行いだ。
正しい生き方をした人は天使の世界へとのぼっていき、悪い生き方をした人は悪魔の世界へと落ちていく。
天使の世界は、光かがやき、明るく幸福な優しい人々で満ちた世界だよ。
キミたちは、そういう人たちの仲間になるように生きよう。
(おわり)
1956年7月7日に、大川隆法総裁がすべての人を幸福に導く使命を持って生誕されたことに感謝と祝福を捧げます。今年も、全世界で御法話拝聴会や感謝式典が開催されます。ぜひ、ご参加ください。
【講演会】大川隆法御生誕祭講演会「エローヒムの本心」(7/11総本山・正心館)のご案内
7月11日(日)、総本山・正心館にて大川隆法総裁の御生誕祭講演会を開催することが決定しました。
本講演は、全世界の精舎・支部・拠点・衛星布教所に衛星中継されます。
中継会場への参加をご希望の方は、事前に参加希望の各中継会場へお問い合わせください。
開催概要
〈演題〉 「エローヒムの本心」(英題: “Now, here, Elohim is thinking about.” )
(※タイトルは変更になることもございます)
〈日時〉 2021年7月11日(日) 13:00(予定)
〈本会場〉総本山・正心館
※本会場は完全予約制となっています。
〈中継会場〉全世界の幸福の科学の支部・精舎・拠点・衛星布教所
※ 衛星中継会場での参加をご希望の方は、事前に参加希望の各中継会場へお問い合わせください。
大川隆法総裁 サンパウロ講演会 『愛と天使の働き』より