幸福の科学児童向け月刊誌「ヘルメスエンジェルス」№256号、「親子で学べる光のことば」
おたがいに助け合える家族になろう!
親に不満をぶつけるのはやめよう
今回は、家族やきょうだいについて話をしようと思う。
キミたちは、親に対して不満に思っていることはないかな。
親が子どものめんどうを見るときに、子ども一人ならできても、二人になったら十分にできなくなることがある。
それは、下の子に手がかかりすぎてしまうからなんだ。
子どもたちの不満を見ると、「親の態度が不公平だ。」ということがほとんどだ。
上の子も下の子も、それぞれ、「不公平だ。」という気持ちがあって、きょうだいげんかをしたり、親とけんかをしたりするようになる。
でも、親はみんな、「子どもには、できるだけ公平に接したい。」という気持ちを持っているんだ。
ただ、子どものできは同じではなくて、やはり、でこぼこがあるから、親としては、できの悪いほうに手をかけるのがふつうなんだよ。
親は、できのいい子のほうをほめてやりたいんだけれども、そうしてばかりいると、きょうだいの差が激しくなって、うまくいかないので、できのいい子のほうを、そんなにはほめられないんだ。
親としては、公平に接したいと思いながらも、そうならいのが現実だね。
家族は君のためにしかっている
さらに、子どもとしてはつらいことだけれど、知っておかねばならないことがある。
君たちは、「大人は子どもに対して公平に接するべきだ。」と思っているかもしれない。
けれども、君が大人になったとき、世の中は君に対して公平には接してくれないものなんだ。
君の性格や仕事のできによって、人からの評価もちがってくるようになる。
みんなも、親やきょうだいから、性格が悪くておこられたり、できが悪くておこられたり、性格がよくてほめられたり、できがよくてほめられたりしているよね。
社会に出てからも、子ども時代と同じようなことを経験するんだ。
性格が悪かったり、口が悪かったりすると、今度は、職場の仲間や上司からしかられるようになる。
それを「不公平だ。」と言っても、しかたのないことだね。
こういうふうに、大人になると、子どものときと同じことがまた起きてくるから、悪いところは今のうちに直しておいたほうがいいということなんだ。
家族で助け合おう
さらに、君たちに知ってほしいことは、「家庭の中と外とではちがう」ということだ。
家の中では、いろいろ不満があったり、けんかをしたりすることがあるかもしれないね。
けれども、家というのは、本当は家族を守るためにあるんだ。
だから、家庭があることは大事なことなんだよ。
家の外に出たら、家族がみんなで一つにまとまるというのは、とても大事なことだ。
お父さんに対する不満、お母さんに対する不満、きょうだいに対する不満など、いろいろあるとは思うけれども、それを外で口に出すべきではないんだね。
最後におたがいを守ってくれるのは家族しかない。
自分の家族の中から悪い人が出たとしても、家族は最後まで見捨てずに守ってくれる。
家族は、そういうありがたいものなんだ。
こういうものを「運命共同体」と言うことがある。
このことを知っておかなければいけないね。
やはり、家族はおたがいに助け合いたいものだ。
どこか悪いところはあったとしても、良いところのほうをもう少しほめたり、「こんないいことをしてくれたんだよ。」と人に話していったほうがいいんだよ。
(おわり)
「地域を愛する」
2020年エル・カンターレ祭
演題 With Savior(ウィス・セイビア 救世主と共に)
本会場 さいたまスーパーアリーナ
衛星会場 全国全世界の支部・精舎
高知県 高知県立美術館(15時開演)
開催日時 12月8日(火)19時00分~
高知県立美術館 https://moak.jp/guide/
〒781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
日曜ドラマ『極主夫道』第8話見どころ【スイーツギャング襲来!】第8話 11月29日(日)よる10時30分