


個展やります!!
miharu-chanの力をお借りしての共同個展です。
音楽もやります!!
タイトルは「事象の地平線」
あ、痴情の波平さんではなく、「事象の地平線」です。
いや微笑のほうれい線ではなく、「事象の地平線」です。
いやいや、苦情の8号線でも、痴呆の扁桃腺でもなく「事象の地平線」です。しつこいですね笑
最近グタグタとここに色々書いておりますが、つまりバンドが休止中なので暇が出来たのが原因です。
元々本を読むタイプの人間なのですが、バンドやってる間は意外とゆっくり読んでる時間がなかったんですね。
そんでバンド休止中の今、久々に目が潰れるくらい本を読んでいます。
本読んでるか、ギター弾いてるか、これ書いてるか、プリキュア観てるかのどれかです。
合間に閃いたら染めやってたりもします。
特に雪国の冬はとても厳しいですし、日光も殆どあたりませんので私のような人間はとても気が滅入るのです。
そんな時は芸術に触れるのが1番です。文章も芸術の一つです。生活以外の魂を取り戻せます。
多分ですが、冬の間、ここら辺の人は何となく皆んなギスギスしてると思います。
気が付いてないかもしれませんが、長期間寒くて暗いというのは、誰にもやはり強烈なストレスなのだと思います。
それでも生活をせざるを得ないわけですから、これはどんどん気分が落ちていく。
そういえば、昔アメリカかどっかで自然回帰が流行った時代。
彼らは一家で森にログハウスを建てて、東出君のように山に籠って自然に回帰しようとしました。
東出君はハーレムを作っただけなので問題はなかったかと思われますが、その自然回帰の彼らは違ったんです。
それは山の、自然の長い長い白い冬。
狭いログハウスに閉じ込められた夫婦達は、その強烈なストレスから少しずつ嫌い合い憎しみ合い始めて、しまいにはライフルで熊ではなく夫婦で仕留め合うという事件が後をたたなくなったといいます。
ストレスってのはそれ程重いのですね。
さすがに富山県民もライフルで撃ち合うなんてことはありませんが、とはいえ気分がそれなりに鬱々とするのは仕方ありません。
少しずつ闇に引きづられるように気分が落ちていきます。
生活を人質にとられ、どうにも動けないままズルズルと引きずり込まれてしまう。
そのブラックホールのような闇に捕まってしまえば、光も抜け出せない。
実際のブラックホールも同じらしいんですが、その引きずり込まれるギリギリの、光がなんとか抜け出せるギリギリの境界線を「事象の地平線」と言うそうです。
私はその光ってのは人によって色々とあるとは思うのですが、、、
でもなるべく、生活とは絶対無縁の、無価値で、無意味で、だからこそ金銭に縛られるギブ&テイクのゲームの窓の外にある、ただそこにあって技術を感性を膨大に詰め込んで、粗にして野であっても崇高で、圧倒的に強烈に存在感を放つ、
そんな「芸術」ってのが光だと信じています。
生活と無縁だからこそ、希望があるんじゃないかと思っています。
私や私の相棒のmiharu-chanの。
そして一緒に音楽を奏でてくれる私の尊敬する方たち。
冬を越えてこそ、生まれた作品や音楽。ブラックホールに落ちずにギリギリ抜け出した光たちの「事象の地平線」。
草木や鳥獣虫魚の話が好きな方。メンバーに出会えなかったバンドマン。雨の日の釣り師。地図の破れた旅人。来ない迎えを待ち続けた子供だった人。上手く伝えれなかった人。
全てのいつかの私たちのような人達へ。
あ、入場料は千円です笑笑
皆様来てね!!
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