ベーリック・ホールは西洋館のなかではただ一つ、広いホールを持ち、
その広い空間をどのようにアレンジするかが、
花と器とのコラボとはまた違ったおもしろみがあります。
今回は こんな大きなアーチを作っちゃったのね*
テーマは Nostalgia ~想~
このアーチは 胸の奥底にある記憶(ノスタルジー)への入り口でしょうか。
花を活ける小さな試験管様の管
これってすごい発想ですよね。
以前戴いたバラ一輪、小さな試験管がはめてあったことがあって、
家に帰って飾ってもとっても長持ちしたの。
もともと、ダニエル・オストという花の建築家と言われる
ベルギーのフラワー・アーティストの発案だったような・・。
ダイニングもこれを応用
薄いアルミ板だったかをひとつひとつ丸めて挿して。
葉っぱを一枚一枚なぞって作った花器を支える板。
丁寧な作業がいっぱい。
グレイッシュな雰囲気をめざしたというダイニングとは
うってかわり、
2階は 明るい雰囲気です。
でも、ここでも手を抜いていません。
花器の飾り
どんなに時間をこめたことか。
それに、
脳に働きかける何かがある・・・
と思っていたら、
バラの花びら、花びら
部屋に入ったとたん、甘い香りで意識に語りかけていたのね。
感心するのはまだ早かった・・。
何気なくのぞいた地下のお手洗いへの階段
トイレにも、
こちらは 可憐な花たち*
ほっとします。