きょうは!

思いつくまま

「ムードインディゴ」という言葉なしで「うたかたの日々」だけで良いのでは@

2014-02-07 | その時折

 

     

 

      「ムード・インディゴ うたかたの日々」をみた。

 

       この映画を知った時、

       ずっとずっと前、

       肺に睡蓮が入って居着いてしまうという漫画をみた記憶が

       くっきり浮かんできて。

       その時の漫画の雰囲気がすごく心に残っていた。

                            (今調べたら、岡崎京子のだった!)

 

 

      

 

 

        で、

        主演がロマン・デュリス、オドレイ・トトゥだったのにも惹かれた。

 

     

 

      

 

 

        ポエティックで

 

 

 

      

 

 

         シュールで

 

 

       

 

 

       サルトルとその信望者、

       労働と格差、

       宗教の傲慢さ、

       といった クリティックも良しとしよう。

 

 

 

       

 

 

       でもね、

       初めの幸せな日々が

 

 

      

 

 

 

       これでもか、というほどに

       すべて破滅していく。

 

       原作者の ボリス・ヴィアン(Bolis Vian)は、

       フランス語の先生によると、

       とても particulier(独特、とでもいうかなあ)な作家なんだそうである。 

 

       おばさん、この年齢では太刀打ちできません。

       若いころであったなら、ひょっとして 「かっこいい!」とか言ったかもしれないけど・・。

 

       現実でたくさんの悲惨さを目にし耳にしていると、

       映画にはもっと別のものを求めたくなるわけですよ。                    

       

       でもふだん、楽な映画を選んでみているので、

       たまにこういうのみると、

       「がんばったね」と自分に言ってあげたくなるわ@

        

       それにしても、 映画の原題は 

       「L'Écume des jours (直訳すると「日々の泡」)」

       「ムードインディゴ」って 何かをイメージさせているのかなあ。

       なくてもよいような・・。