垣間見えるヤマフジ
5月21日
天気予報では午後から雨、自宅の佐賀市内から、比較的近くて、お気に入りの場所がある蛤岳に登りましました。
清流、蛤水道は涼しく・・自然林の中を歩くのは、快適です。
脊振の田中から林道を走り、犬井谷の登山口より登りました。 時間が無い時はここからにしています。
車から降りたら、涼しい空気で嬉しいこと
小さな沢を3か所渡り、未舗装の林道を越えます。間違い易いところはありません。
マムシグサ:並んで清流を見ているようです。本物のマムシ君には会いませんように~
30分で山頂に近い稜線に出ることができます。ここまでは、山歩きのプロローグで、楽しみは、この先です。
シロモジ、ケクロモジ、アブラチャン、カナクギノキ??宿題で~す。~高木からの落花のようでもあり?
蛤山頂ではなく、脊振山頂へ向かう登山道へ・・小川内方面へ3度目のトライ
これまでは、先輩の後ろから付いて行くだけでしたので、空&ミーでは初めての歩きです。
途中で、ルートが不鮮明になったら、引き返そうと決めて、ワクワクしながら沢を渡りました。
ケルンや案内のテープはありませんので、残念ながら、誰にでもオススメ出来るコースではありません。
眼下の沢はしっかりと覚えていた風景です。素敵でしょう
シロモジなどの自然林、優しい緑が清々しい・・・
対岸に見覚えのある場所らしきが・・・でもどこから渡りましょう??探しております。ミーちゃん。
はい! 無事に届きました。いつもの大好きな場所です。2ヶ所ほど、どちらの方に行こうかと思った場所が
ありましたが、倒木や草で覆われていることもなく、意外とはやく下山(蛤水道まで)出来ました。
後で、解ったことですが~蛤さんとお仲間の皆様が、ルートの整備をして下さっているそうです。感謝
佐賀と福岡側の水を分けている場所です。その昔は石積みだったかは?ですが、水量が多いと溢れて、
茶色に見える水の流れは福岡側にいくのだそうです。(蛤さんより) 意外と溢れるそうです。
簡単でありながら、素晴らしい知恵ですね~ いつもながら、豊かな水の流れです。
歩きながら、咲き誇るヤマフジに「きれいね~」「う~んキレイか~」「綺麗ですね~」 と・・・
ミズキの花はもっと白くなることでしょう!!
「 あれ~何だこれは??」裏に23年5月吉日建立
コヤブデマリ
ズーム
イタドリの成長の速いこと~
ヒメウワバミソウ: 今、目立っている野草です。ジンジソウやミズヒキソウ、メタカラコウなど次に控えておりました・
ズーム
道まで下がっていた、美しいヤマフジ。藤色とは薄紫~ なるほど・・・
地面の方も見なければ・・目が忙しいのです。
水道をゆっくり歩いていると、本日最初の登山者との出会いでした。ご挨拶をして、
お話をしているうちに、植物に詳しい方とわかり、同行をお願い致しました。
はい、この方が前記の蛤さんです。同じ道も行き来して、ご案内が前後しています。
ウン十年前、若い頃から蛤へ通い、ルートを開拓、整備されたそうです。(思っていたより、お若い方でした)
知らずに、お世話になっておりました。素敵なルートを有難うございます。
勿論、帰りのコースは予定変更です。 色々教えて頂きました。 植物博士みたいな方でした。、
タカクマヒキオコシ、アケボノソウの新芽も教えて頂きました。以前から何だろう??と思っていたので、感激でした。
山中をあちこち歩きました。覚えてはおりませんが・・・
ショウジョウバカマ:種になっていました。60㎝にも伸びた茎がありましたよ~
フタリシズカちゃん:花穂が白くなるのももう直ぐでしょう
蛤さんの植物講座を聞きながら、後から着いて行く、ミー。幸運なことです。
ワサビ メタカラコウ
エイザンスミレ:花後に1枚だけ大きく伸びた葉 ミヤマウズラ
クモキリソウ: 花芽を付け始めました。
山頂のヤマボウシ:まだ若い花です
ウラジロノキ:花は見頃今年は、間に合って嬉しい 葉裏が白なのです。
ズーム
ツタウルシ:山頂付近にありますので、皆様触れないように・・・ご注意を
エゴノキ:今年も、やっと見れました。
ズーム
車道にぶら下がっていました。ノイバラの仲間では最も大きい、ヤマイバラ。
花の終わりに雄しべが雌しべにぐるぐる巻きになるのかな?不思議! 花芯もピンクに・・・
アカメガシワの向うにミズキの大木:出逢えて嬉しい光景です。
蛤さんと出逢え、アップ出来ない希少種や他にもこれから楽しみな花達に逢えました。
15時、予報通りに雨がパラパラしてきました。車に戻る寸前で良かったです。蛤さんも無事下山されたでしょうか?
気になるところではありますが、蛤岳に精通された方ですから、濡れずに下山されたことでしょう!
又の出逢いを楽しみに~蛤に来る回数が増えそうです。 有難うございました。
See you again