脳内オブリ劇場「帝都の竜の鎧」
~帝都の戦いより二週間後~
セノア
「あー、そういえばそろそろか。確かオカート議長が鎧くれるとか言ってたのよね。よし、一応鎧着て出掛けるとするか」
セノア
「すみません、ちょっと出掛けてきますね」
アメルダ
「あいよ」
フローラ
「行ってらっしゃい」
セノア
「ちょっと帝都まで行ってきますね」
タバサ
「ほいっ。・・・・・・、あっ」
セノア
「何ですか?」
タバサ
「ちょっと太った?セノア」
セノア
「(ギクッ)な、何言ってるんですか、そんなこと無いですよ。わ、私はいつでもナイスバディですよ」
タバサ
「帰ってきてからずっとゴロゴロしてばっかっだったでしょ。ダメだよそんなんじゃ」
セノア
「帝都に来るのもなんか久しぶりよね」
セノア
「これかな?勝手に持っていっちゃっていいのかな。・・・、というかヒゲはやしたおじさんでも出てきて『よくやったぞセノア。褒美にこれを与えよう』とか言われるかと思ったんだけどねぇ。ちょっと拍子抜けというか残念というか・・・」
セノア
「なんか平和になったというか静かになったわよね。ま、もとに戻っただけんなんだけどね。しかしタバサさんするどいな、確かに帝都の戦い以来、気が抜けちゃったというかなんか調子でないのよねぇ。
む~、ま、いいか。元々のんびりやるのは嫌いじゃないし、そのうちまたなんかあるでしょ。それまではゆっくりやっていくか」
(帝都の戦いの後、ゲーム時間内で二週間後にクエストジャーナルが更新されますので、ドラゴンアーマーを受け取りにいってメインクエスト終了です。ただこのオブリビオン、メインクエストが終わったからといって、エンドロールが流れてそれで終わりというわけではありません。数多くのサブクエストや、DLCでメインクエスト並みのボリュームの「ナイツ・オブ・ザ・ナイン」や「シヴァリング・アイルズ」などもありますので、プレイヤーの好きに遊んで下さいというゲームですので特に終わりというものはありません。ここらへんはさすが洋ゲー。私もとりあえずメインクエストが終わっただけという感じですので、後はまあ前のようにのんびりと。ひとまずこれで脳内劇場は終わりとなります。メインクエスト通りに進めてはきましたが、途中「そんな台詞ねーよ」とか「設定ちがくね?」ってのあったかとは思いますが、あくまでも『脳内』劇場ですのでそこらへんはご容赦を。私の妄想につきあって読んでくれた方々、ありがとうございました)
お疲れ様でした。
よ、読んでくれたって嬉しくなんかないんだからねッ。
・・・・・・・・・・、なんつって。
from せのあ
脳内オブリ劇場「龍火の灯り」
セノア
「帝都か、何事もなければいいんだけど・・・」
セノア
「考え込んでても仕方ないし行くとしますか。しかし気合いれてコレ着たのはいいけれど派手だったかしらね。ま、いいか、陛下連れて帝都だもんね」
セノア
「では参りましょう陛下」
マーティン・セプティム
「ああ、よろしく頼む」
「しかし・・・」
セノア
「何?」
マーティン・セプティム
「そういう格好も似合うじゃないかセノア」
セノア
「・・・殴りますわよ陛下#」
マーティン・セプティム
「はは、勘弁してくれ」
ボーラス
「陛下、オカート議長がお待ちです」
マーティン・セプティム
「わかった」
ボーラス
「うおっ、誰かと思ったぞセノア。いやしかしそういう格好も悪くない、馬子にも衣装とはk・・ゲフッ」
セノア
「殴るわよ?」
ボーラス
「殴ってから言うなよお前は。・・・なあ、陛下のこと頼んだぞ」
セノア
「りょーかい」
オカート
「お待ちしておりました。評議会満場一致で結論がでました。ここに新しき皇帝陛下の誕生を」
マーティン・セプティム
「ありがとう」
伝令
「議長っ、オカート議長。た、大変です」
オカート
「何事だ?」
伝令
「て、帝都中にデイドラが、ゲートも多数開いていますッ」
オカート
「なんだとッ、こんな時になんだというのだ。陛下いかがなされます?ガードをここに呼び戻しましょうか」
マーティン・セプティム
「それはまずい、ここが包囲されてしまう。そうだ最高神の神殿へ、そこでドラゴンファイアを」
ジョフリー
「陛下をお守りしろッ!」
ボーラス
「おおォォーッ」
帝都ガード
「とり急ぎ兵を集めて参りましたが宮殿は包囲されています。今から私達は貴方の指揮下に入ります。ご命令を」
マーティン・セプティム
「よしっ、神殿へと向う、ドラゴンファイアを灯すのだ。皆よろしく頼むッ」
マーティン・セプティム
「セノア、君のおかげでここまで来ることができた。あともうひと踏ん張りだ、頼むぞ」
セノア
「なによいきなり」
マーティン・セプティム
「いや、君がクヴァッチからここまでしてきてくれたことには本当に感謝している、素直な気持ちだ」
セノア
「ならいいけど」
セノア
「はぁ、しっかしホントにいっぱいいるわねぇ。よくもまあこんなにウジャウジャと」
マーティン・セプティム
「しかし君ならなんとかしてくれるだろ?頼りにしているぞ友よ」
セノア
「簡単に言ってくれるわねえ。大変なのよこれでも」
マーティン・セプティム
「はは、わかってはいる」
セノア
「どーだか。・・・皇帝に、貴方の父上に『君には不思議な運命を感じる』って言われたのよ私。それでアミュレットを渡されて、その後ジョフリーの所から貴方のもとへってね」
マーティン・セプティム
「君がセプティム家の守りだったというわけだ」
セノア
「不思議な話よねえ・・・」
「さて、気合入れなおして神殿へ参りましょうか陛下」
マーティン・セプティム
「ああ、よろしく頼む友よ」
セノア
「あ、そうだ。こういう場面でよく言う台詞があるんだけど言ってもいい?まあアイツらには意味ないと思うんだけどね」
マーティン・セプティム
「かまわん、やってくれ」
セノア
「ならお言葉に甘えて。
スゥーーー
我が名はセノアッ!
クヴァッチの英雄にしてセプティム家最後の守りッ!
これより陛下を神殿にお連れする
邪魔する者は命が無いと思えッ!!
邪魔だッ!道を開けろッ!!
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(クエスト「龍火の灯り」です。目的はマーティンをオカート議長の所へ連れて行くこと、そして神殿へ。神殿へ着いた後イベントやらムービーやらあったりするのですがメインクエストの山場ですし、大きなネタバレとなってしまうので自粛させて頂きました。すみません。今までセノアはバニラ装備で通してきましたが、ま、最後だからいいやとMOD全開の装備です今回は。某有名騎士王さんの別バージョンのドレスアーマーとカリバーンを装備させてみました。後姿が綺麗なんですよこのドレスアーマー。さて、大きな戦いも終わりメインクエストもほぼ終了、次回エピローグで最後となります)
脳内オブリ劇場「楽園-2」
エルダミル
「くらえッ」
セノア
「へー、結構やるじゃない。このまま出口を目指すわよ」
セノア
「やっと洞穴を抜けれたわね」
エルダミル
「キャモランはこの先だ」
ルーマ・キャモラン
「また会うとは思わなかったわね。父がこの先で待っているわ、ついてらっしゃい」
セノア
「(ん、誰?・・・・・・・・・、あ、そうか教団の時のあの女か、娘だったのね」
マンカー・キャモラン
「ずっと待っていたぞ古き世界の勇者よ。
お前は死にゆく時代の最後の足掻き。
お前は何もわかっておらん、我らの世界を分かつ壁はじきに崩れ去る。
ぼやけた境界線は消え去り、世界とオブリビオンが一つとなる。
この世界は作り変えられる。
我が理想が現実となるのだ、弱者は世界から排除される」
マンカー・キャモラン
「長きに渡るセプティム一族との戦いも終わりを告げる。惨めなセプティム家の最後の1人の最後の守り手が私の前にいるだけだ。皇帝は死にアミュレットは我が手にある。私が支配者となるのだ」
セノア
「・・・・・、ご高説ありがたいんだけどね、貴方の理想を勝手に押し付けられても困るのよ。アミュレットは返してもらうわ」
マンカー・キャモラン
「雌雄を決するときがきたということだな」
マンカー・キャモラン
「そいつらを殺せッ」
セノア
「行くわよッ」
エルダミル
「ハアァァーッ」
セノア
「これは返してもらうわね・・・」
マーティン
「戻ったかッ」
セノア
「これは貴方のものよ」
マーティン
「これが王のアミュレット、正統なる血筋の者なら身につけられるというが私につけられるのだろうか・・・。いや、自分でも薄々と分かってはいたのだ、亡くなった皇帝は我が父、私は皇帝の血を引く者」
セノア
「それは貴方がつけるべきものよ、・・・陛下」
マーティン
「よし、帝都のオカート議長の所に向おう」
セノア
「オカート議長の所に?なぜ」
マーティン
「今更評議会やエルダーが何か言うとも思えんが報告する必要はあると思う。これから帝都へと向う」
セノア
「わかったわ、準備してくるわ」
(パラダイスその2終了です。パラダイスから帰還後、マーティンにアミュレットを渡すことになりますが、アミュレットを渡した時点で次のクエストのスタートとなりますので、色々やっておきたいことがある人は、パラダイスへ向う前のセーブデータとか残しておいたほうがいいかも。メインクエストもそろそろ大詰めです)