「SFまで10万光年以上」 水玉螢之丞
SFマガジンにて2003~2014年に書き続けられたコミックエッセイ。
さらに他紙での連載、文庫カバーイラストなど、SFに関する著者の(ほぼ)全仕事。
水玉さんがSFマガジン上で連載をされていたエッセイ+他誌での連載などをまとめた一冊です。
この本には姉妹版ともよべる、1993~2002年までの連載をまとめた「SFまで10000光年」という本もあるのですが、カラーページや他誌での連載もまとめてあるということで私はこちらを購入。
正直いって私はそれほどSFに詳しいわけではないので、読んでいてよくわからないところもあるのですが、水玉さんの文章は読んでいて楽しいのでそれでも楽しめました。
私でも知っているSF関係が題材になっていると「おっ」とちょっと嬉しくなったりしますし。
まあSFだけでなく、ゲームや水玉さんがファンの阪神タイガースの話の時もありますが。
ひじょーに読み応えのある一冊ですので、寝る前などにチマチマと読み進めてます。
一つだけ残念なことは、この本文字がちっさいのですごく読むのが疲れるという。
せめて雑誌サイズだったら読みやすかったのに。
以前ちらっと書いたかも知れませんが、亡くなった事を知ってショックだったというイラスト&コラムニストが水玉螢之丞さんです。
水玉さんの書くかわいいイラストや手書きの文字(水玉フォントの場合もあります)が好きだったんですよ。
この本を読んで久しぶりに水玉さんのイラストや文章を読んで、ああ、やっぱりいいなあとしみじみ。