![]() |
あかんべえ〈上〉 価格:¥ 540(税込) 発売日:2006-12 |
![]() |
あかんべえ〈下〉 価格:¥ 540(税込) 発売日:2006-12 |
江戸・深川の料理屋「ふね屋」で起きた怪異騒動。 なぜか娘のおりんにしか、亡者の姿は見えなかった。 高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、十二歳の娘おりんにとっては、亡者は身近な存在だった―――。
ちょとかわった時代物など読みたいなーなどと思いまして、で 前から気になっていた宮部みゆきさんの「あかんべえ」を読んでみました。
宮部さんの小説を読むのは初めてといってもいいのですが、いや~面白かったです。
ひたむきというか健気というか、とにかくヒロインの少女おりんが魅力たっぷりに描かれています。
「ふね屋」に出てくる亡者、お化けもなんか人間味あふれてまして、決してホラーではありません。
人情+ミステリ+ファンタジーと宮部さんの魅力満載でお薦めの一冊です。
で ふと考えたのですが、これTVドラマ化なんかしたら面白そうだな~と。
某国営放送さんなんかが、ゴールデンタイムにやってくれないかな~。