粗茶ですね

ゆるい日々

たまには時代物

2007-04-18 20:29:06 | インポート

あかんべえ〈上〉 あかんべえ〈上〉
価格:¥ 540(税込)
発売日:2006-12

あかんべえ〈下〉 あかんべえ〈下〉
価格:¥ 540(税込)
発売日:2006-12

江戸・深川の料理屋「ふね屋」で起きた怪異騒動。 なぜか娘のおりんにしか、亡者の姿は見えなかった。 高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、十二歳の娘おりんにとっては、亡者は身近な存在だった―――。

ちょとかわった時代物など読みたいなーなどと思いまして、で 前から気になっていた宮部みゆきさんの「あかんべえ」を読んでみました。
宮部さんの小説を読むのは初めてといってもいいのですが、いや~面白かったです。

ひたむきというか健気というか、とにかくヒロインの少女おりんが魅力たっぷりに描かれています。
「ふね屋」に出てくる亡者、お化けもなんか人間味あふれてまして、決してホラーではありません。

人情+ミステリ+ファンタジーと宮部さんの魅力満載でお薦めの一冊です。
で ふと考えたのですが、これTVドラマ化なんかしたら面白そうだな~と。
某国営放送さんなんかが、ゴールデンタイムにやってくれないかな~。

コメント
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