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押入れのちよ (新潮文庫) 価格:¥ 580(税込) 発売日:2008-12-20 |
また最近本を読んでないな~と思いとりあえず一冊。
~失業中サラリーマンの恵太が引っ越した先は、家賃3万3千円の格安アパート。しかし一日目の夜玄関脇の押入れから「出て」きたのは、・・・・・
タイトルにひかれて読んで見ました。
これは文庫版ですがハードカバーには「今ならこの格安物件、かわいい女の子が(14歳・ただし明治生まれ)ついてきます」という帯がついてたそうです、うまいな(笑
この表題作の「押入れのちよ」は優霊物語というのだそうです、幽霊でなく優霊。
たしかに優霊物語という感じの話でしたね、こんな物件なら私も住みたいな~とか思ったくらい。
他、優霊物語とよべるものが二編と、異形や狂気、闇などの全九編からなる短編集です。
「老猫」ってのがなんか読んでて怖かったですね。
表題作の「押入れのちよ」が特によかったです、これが読めただけでもよかったかな~と。