島津製作所 その5
島津製作所についての話題 その5です。
今回は島津製作所の社章(マーク)についてです。島津製作所の社章は丸の中に十字という簡単なものです。そしてこれは島津家の家紋でもあります。
この島津製作所の社章は、創業当時から商標として利用されてきましたが、現在はもう少し数学的に規格が決められているようです。
(社章の画像は、「島津製作所の歩み 科学とともに100年」から引用)
丸の部分の円周の太さは外円の直径の8分の1、十字の部分の太さはその1割増しの太さだそうです。この値は人間の眼の錯覚を補正して均整が取れる値らしいのです。
(以上は、「島津製作所の歩み 科学とともに100年」の解説から)
では島津源蔵のルーツは、
島津製作所の創業者島津源蔵の祖先は、井上惣兵衛尉茂一といい、慶弔年間には播州姫路の城主黒田孝高の家臣として明石に住んでいました。時あたかも関が原の合戦(1600年)に敗れた薩摩の島津義弘は、一族を率いて海路国元に引きあげて参る途中、薩摩灘で海難に遭い、難じゅうをきわめたという。これを見た井上惣兵衛尉は、多数の船を出して、島津一族を救い、その功によって義弘から島津の性と丸に十の字(くつわ)の家紋を用いることを許されたといい伝えられています。
(以上「島津製作所の歩み 科学とともに100年」の解説から引用)
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