「痺れる」 沼田まほかる 光文社文庫
不思議な、「痺れる」感覚を味わえる短編集。
作者は、「猫鳴り」を読んでからちょっと気に入っている沼田まほかるさん。
最初に読んだのは「アミダサマ」で、その時は、こんなに続けてこの人の作品を読むとは思っていませんでした。
なぜかというと、ぞわぞわしたから。
でも、本読んでぞわぞわするって、気に入ったってことですよね。
さて、「痺れる」ですが、独特の世界観に、やはり引き込まれてしまいました。
殺人、殺意、死の願望に憎悪。
醜いといわれる感情の、醜さを凝縮還元する術をよく御存じだなぁ、と感じます。
聖職者(僧侶のご経験があるそうです)らしいというべきでしょうか。
今の自分を大切にしたいなぁ、と、感じられるものが好きな私は、沼田さんの作品を読むとグングン惹かれます。
「猫鳴り」も「アミダサマ」も長編なので、沼田さん初心者の方は、この短編集あたりから入るのがいいかもしれません。
短編ながら、十分沼田色が出てますから!
次に読みたいのは、傑作と噂される「ユリゴコロ」です。
読みたい本があるのは、幸せですねぇ。
不思議な、「痺れる」感覚を味わえる短編集。
作者は、「猫鳴り」を読んでからちょっと気に入っている沼田まほかるさん。
最初に読んだのは「アミダサマ」で、その時は、こんなに続けてこの人の作品を読むとは思っていませんでした。
なぜかというと、ぞわぞわしたから。
でも、本読んでぞわぞわするって、気に入ったってことですよね。
さて、「痺れる」ですが、独特の世界観に、やはり引き込まれてしまいました。
殺人、殺意、死の願望に憎悪。
醜いといわれる感情の、醜さを凝縮還元する術をよく御存じだなぁ、と感じます。
聖職者(僧侶のご経験があるそうです)らしいというべきでしょうか。
今の自分を大切にしたいなぁ、と、感じられるものが好きな私は、沼田さんの作品を読むとグングン惹かれます。
「猫鳴り」も「アミダサマ」も長編なので、沼田さん初心者の方は、この短編集あたりから入るのがいいかもしれません。
短編ながら、十分沼田色が出てますから!
次に読みたいのは、傑作と噂される「ユリゴコロ」です。
読みたい本があるのは、幸せですねぇ。
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