男子新体操のブログ

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「終わらない3分間~男子新体操・亡き先輩に捧げる日本一~」

2008年11月04日 | 国体
「終わらない3分間~男子新体操・亡き先輩に捧げる日本一~」

http://www.rkb.ne.jp/ana_bar/profile/sakata.php?id=1618&ana_cd=17

放送:2008年05月18日制作:RKB毎日放送 ディレクター: 筒井浩

各局の放送予定 九州地区限定
RKB  11月9日(日) 24:40
MBC  11月10日(月) 25:05
RBC  11月12日(水) 25:57
RKK  11月12日(水) 26:04
NBC  11月9日(日) 24:30
OBS  11月16日(日) 25:20
MRT  11月13日(木) 10:50

一糸乱れぬ華麗な舞いと驚異の回転技を競う「男子新体操」。佐賀県立神埼清明高校 新体操部は、過去5回の全国制覇を成し遂げた名門校だ。

 そのチームを昨年、悲劇が襲った。夏のインターハイ直前に3年生の寺崎令君(17)が交通事故で亡くなった。彼の口癖は「部員みんなで高校3冠を獲ろう」だった。3冠とは選抜、インターハイ、国体。神埼清明高は昨年、そのうちの2大会を制覇。最後の国体に優勝すれば3冠だったが惜しくも2位・・・。亡き先輩との約束は果たせなかった。

 "今年こそ"勝利を誓った今春だったが、主将の田原丈嗣君(17)が腰椎を骨折、全治6ヶ月のケガを負った。主将に代わり出場したのは1年生の栗山僚君(16)。初めてのレギュラー、大会まで1ヶ月というプレッシャーを抱え全国選抜に挑んだ。栗山君はノーミスだったものの、結果は3位。「次は必ず全国制覇して先輩に伝えたい」。主将、田原君はそう語った。

 1ヶ月後、インターハイ制覇に向け練習するメンバーの中に田原君の姿があった。腰は完治していない。大会直前、痛み止めを打って臨んだ田原君。去年の優勝得点と同スコアだったものの、選抜優勝校・小林工(宮崎)に逆転負けを喫した。しかし「まだ終わってない」と田原君。2ヶ月後には高校最後の大会、国体があった。その国体から男子新体操の種目が今年でなくなる。まさに最後のチャンスとなる神埼清明高。亡き先輩への思いと勝つことへの執念。集大成となる3分間の演技に懸けるメンバーたち。果たして結果は?

 番組では、負けても負けても仲間のために挑み続ける高校生たちの姿を描く。
制作:RKB RKB毎日放送
ディレクター:筒井浩